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連合兵庫ユニオン第4回労使安全衛生研修会
死亡災害の撲滅を目指して!!
連合兵庫ユニオン第4回労使安全衛生研修会を開催
◆連合兵庫ユニオンが、10月5日(土)に各地協ユニオン担当者とその加盟組合代表者・会社側代表者ら29名をあつめ、加古川プラザホテル会議室で「連合兵庫ユニオン第4回労使安全衛生研修会」を開催しました。
◆まず最初に主催者を代表して松島:ユニオン委員長(日工労組)があいさつにたちました。
松島:ユニオン委員長
◆今週はちょうど全国労働衛生週間となっています。今年のスローガンは「健康管理 進める 広げる 職場から」ということで、近年過重労働による健康障害やメンタル不調などを訴える健康問題が課題となっています。職場でのケアというものが非常に大切と感じていますので、労使で取組みを充実させていただきたいと思います。 ◆一方、労働災害ですが厚生労働省のまとめでは、昨年度の労働災害による死傷者数は11万強、前年に比べ2%程度増加したと報告されています。平成22年度から3年連続で増えているようです。 ◆労災は、様々な要因の中で発生するものですので、労使によるリスクアセスメントを含めた取り組みを充実させていくことが非常に大切だと思います。そういうことを申し上げておきながら、本日は加古川の川下:労働基準監督署署長がお見えですが、当社は今加古川労基署の方に非常にお手間を取らせている状況にあります。と言いますのも、もう新聞などで報道されていますのでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この7月に当社で死亡災害という重篤災害を発生させてしまいました。ですからこの研修会でも毎回、安全には労使で十分な取り組みで、未然防止に努めましょうというようなご挨拶をさせていただいておりましたが、このようなことになってしまい痛恨の極みです。 ◆建設業・製造業は元より、最近は商業や運輸、サービス業などを含む第3次産業の労災も増えてきているようですので、再度、健康面、安全面における労使での取り組み強化をお願いいたします。 |
◆つづいて「兵庫県下における労働災害状況と取り組み」ということで、加古川労働基準監督署の川下:署長より、労働災害状況にかかわるグラフや表をメインにご講演がなされました。
講演『労働安全衛生活動のすすめ方』
講師 西野 方庸氏(連合大阪労働安全衛生センター) ・英国の死亡災害統計 ・労働安全衛生法関連法規(労働安全衛生に関わる法令) ・労働災害とは・労 働者とは ・誰に義務を課しているのか(事業者の責務・措置等) ・労働安全衛生管理体制(衛生委員会の役割) ・リスクアセスメント |