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東日本大震災救援ボランティア報告

東日本大震災 連合兵庫ボランティア活動報告 

 東日本大震災救援活動に参加している連合兵庫ボランティアからの活動報告です。困難な条件下  での活動で、定期的な報告は望めませんが、受信の都度このページに追加していきます。

2011/07/30(土) 福島県いわきBC運営スタッフ報告 

<いわきBC報告・第8日目・森脇久夫 発>
20110730hakentaizenin0001.jpg  本日をもって終了となるいわきベースキャンプの朝を迎えました。連合派遣隊のメンバーは、いつもより少し早めに朝食をとって、最後の帰り支度です。そして迎えのバスに荷物を詰め込み、最後のミーティングを行いました。電機連合福島地協・真弓議長より感謝のご挨拶をいただき、午前7時半過ぎ、全員元気に帰路につきました。
 
事務局は、まだ少し残っていた資材の配送準備など片付けを行ったあと、自分たちの荷物もまとめて、ベースキャンプを後にしました。
 
初めてのベースキャンプ運営、またボランティアセンター資材係と、慣れないことばかりで、頑張ろうと気合一杯の派 20110730moriwakihoka0002.jpg 遣隊のみなさんの期待には応えきれなかったかもしれませんが、ともかく全員が無事に任務を終え、帰っていただけたことにほっとしています。
 
まだまだこの先大変長い時間がかかると思いますが、いわき、福島、そして東日本大震災で被害を受けられたみなさんが、笑顔を取り戻され、復興を果たされることをお祈りするとともに、参加者みなさんのご協力、連合福島、連合福島いわき地区連合会のみなさん、そしてエコホテルいわき湯本のスタッフのみなさん、すべての関係者のみなさんに感謝して、報告を終えます。
 
「かんばっぺ!  いわき」

※ 写真は、
(上)連合ボランティアに派遣されたみなさん
(下)運営スタッフと電機連合福島地協・真弓議長
    (左から、連合大阪・香川さん、連合本部・松田さん、真弓議長、森脇)

2011/07/29(金) 福島県いわきBC運営スタッフ報告 

<いわきBC報告・第7日目・森脇久夫 発>
P7291266-1-kowaguti.jpg   最終日も残念ながら雨模様となりました。明日早朝に派遣隊のメンバーは帰路につくため、若干作業時間を短くしての活動です。
  雨が続いているためか、今日のボランティア参加者はいつもより少ない10組程度となり、資材係としては、各作業グループの出発を見送った後は時間の余裕があります。そういったこともあって、途中で追加資材の搬送を機会に、資材班担当の3人も作業に加わって、連合派遣隊28人全員での活動としました。四倉地区での溝からの泥上げ・土のう袋詰め、そして搬出と、天候の悪い中、みなさん精一杯頑張ってくださいました。
  白いクリーンスーツを着て蒸し暑い作業となったこともあって、予定を少し早めた昼過ぎに16次派遣隊のすべての作業を終えました。その後、ボラ P7291274-1-aimi.jpg ンティアセンターに戻ると、いわき市での活動が今回で終了となることもあって、いわき市社会福祉協議会の強口(こわぐち)常務理事(左上写真)からお礼のご挨拶を受け、またちょうどいわきに入られた連合本部・逢見副事務局長(右下写真)からもご挨拶をいただく場が急遽設けられました。
  
ベースキャンプに戻って、入浴や帰路に就くための荷物のまとめなどを済ませた後、夕食も兼ねての解団式を行いました。その中では、ボランティア活動に参加しての感想、また参加者間の交流など、みなさんそれぞれ感じたことを発表し、思い出に残る交流になったと思います。

2011/07/28(木) 福島県いわきBC運営スタッフ報告 

 

 <いわきBC報告・第6日目・森脇久夫 発>
P7281245-1-hisanohama.jpg  本日も朝は雨の天候でした。
 
前日、作業が無かったこともあって、雨天待機も覚悟しながら何とかやりたいという思いで、資材を受け取ってボランティアセンターを出発していきました。そして全ての隊が出発し終えた頃に雨は上がり、作業ができる状況になりました。
   連合派遣隊は、いわき市の北部海岸線近くの、久之浜地区と四倉地区の2ヶ所に入りました。久之浜地区で作業に当たった個人宅は、20メートル P7281249-1-yotukura.jpg ほどの高台にありますが海岸沿いのために津波の直撃で大破し、そのゴミ出し作業です。そのお宅より下の方にあった小さな集落は津波で壊滅状況、小川にかかる橋も跡形もなく流されている状況でした。また四倉地区は教会の家財などの分別・搬出作業で、大量のごみが出ていました。
   資材係は、ボランティア隊が出発し、天候が回復した後、資材の入っている段ボールが雨で濡れ、箱が使えなくなっていたので、再度テント内の整理作業となりました。作業隊が戻ってくるまでに整理 P7281239-1.jpg ができたものの、資材返却を受けるときには、また雨模様となり、貸出用具の水洗いなどが大変でした。
   また、作業初日にひまわりを植えたプランターに各班がメッセージを書き、ボランティアセンターがある会館前に置き、またお世話になったエコホテルにも持ち帰りました。
   本日も、全員元気で作業を終えています。そして明日、残り1日となった作業にあたります。

 

 

2011/07/27(水) 福島県いわきBC運営スタッフ報告

<いわきBC報告・第5日目・森脇久夫 発>
  朝、資材係がベースキャンプを出発する頃から少し雨が降り始めました。そしてボランティアセンターに着いて資材係のテントを張る時には、本格的な雨になってしまいました。作業隊もボランティアセンターに到着して待機していましたが、結局8時半のスタッフミーティングで、本日の活動中止が決定されました。そのため、全員ベースキャンプに戻り、班長会議で派遣隊のみなさんは、一日自由行動を確認しました。前日が非常に厳しい作業でしたので、身体を休めるいい機会だと思います。
  一方事務局は、今週末でいわきベースキャンプが閉鎖となるため、撤収の準備です。残り2日間で使用するもの、別のベースキャンプに送る資材、また連合本部に送り返すものなどに仕分け、梱包作業と発送を行いました。特に、中国から支援としていただいた700mlボトル24本入りの箱はかなり重く、これを80箱もトラックへ積み込む作業はたいへんな重労働でした。
  
その後は、洗濯するなど、事務局も休憩を取りリフレッシュすることができました。明日の天気も気になりますが、残り2日間がんばります。

 

2011/07/26(火) 福島県いわきBC運営スタッフ報告

<いわきBC報告・第4日目・森脇久夫 発>
P7261224-1.jpg   ボランティア活動2日目も、朝から真夏の太陽の下での活動となりました。
連合派遣隊のみなさんは、1グループで四倉(よつくら)地区に入り、水路の泥上げ作業に取り組みました。主には、1.5メートル以上の深さの水路に入り、底に溜まった泥を横の道路に引き上げ、土のう袋に詰める作業です。作業中だけでなく、休憩の際も日陰の少ないところだったため、大変厳しい環境下での作業でしたが、水分補給も含め休憩を取り、体調管理に配慮して作業を進めました。かなりの範囲にわたっていましたが、みんなが協力して行い、地元の要望に応えて作業を完了しています。
  
一方、資材班は、前日同様ボランティアグループへの作業用資材の貸出です。加えて、連合派遣隊作業グループに資材の追加配達や、資材テントの整理作業を行いました。一旦持ち出したゴミ袋や土のう袋など、使い残しで戻ってきた資材のまとめ直し、また貸し出した長靴などの汚れを落として並べ直し、テントの中をきれいにしました。この日の各ボランティア隊の作業は、汚れの多い泥上げ等が多かったようで、最後に戻ってきたスコップなどの水洗いを行い、片づけて終了しています。道具にこびりついた泥などを洗い流すだけでしたが、100本超のスコップの清掃も、結構な重労働でした。
  
資材テントもきれいになり、またがんばります。
 

2011/07/25(月) 福島県いわきBC運営スタッフ報告 

 

<いわきBC報告・第3日目・森脇久夫 発>
 いよいよボランティア活動開始となりました。連合派遣隊のみなさん5班28人は、私たち事務局3名と一緒に資材班を担当してくださる3名、実際の作業隊2グループ25名に分かれての行動になり P7261222-1.jpg ました。作業隊の2グループは、津波の被害を受けた街の電気屋さんと水産会社のゴミ出しや搬出、またガレキ除去・土砂の袋詰めなど、炎天下での厳しい作業となりました。
 
また、資材係は、ボランティアへのスコップやほうきなど作業で使用する資材の貸出・返却確認にあたります。25日は20数グループ約170名ものボランティアで、土日に比べると少なくはなりましたが、一斉に出ていくため、指示資料にある項目を大声で読み上げながら、6人が協力して準備し、手渡していきました。
 
ボランティアが出て行ったあとの資材係にはボランティアが戻ってくるまで時間の余裕があります。そのあいまを利用して、連合隊に物資補給に出向いたり、また前週の派遣隊から引き継いだひまわりのプランターへの植え替えなど、手分けして作業を進めました。そして午後3時過ぎからは作業を終えて戻ってきたボランティアから資材返却を受け、清掃・片付けで、1日を終えました。
 
連合派遣隊のみなさんは、作業を終えたグループからベースキャンプに戻り、午後6時から班長会議で活動内容の報告・確認等を行って一日の活動を終えました。

 

2011/07/24(日) 福島県いわきBC運営スタッフ報告

<いわきBC報告・第2日目・森脇久夫 発>
 2日目のいわき市は、昨日の曇り・小雨模様から夏本番の天気に変わり、蒸し暑い一日でした。
 午前8時にベースキャンプを出て、ボランティアセンターで資材係のお手伝いをしました。連合派遣隊は月曜日から金曜日が活動日のため、土日は地元の連合地協のメンバーが担当してくださっています。日曜日を利用してボランティア参加される方が多くあり、作業道具を貸し出す資材係は、目がまわるような忙しさでした。その後、前日行けなかった海岸線南部を車で回ってベースキャンプに戻り P7241210-1.jpg 、第16陣派遣隊の到着を待ちました。
 
午後2時45分頃、28人の派遣隊を乗せたバスが東京から到着し、派遣隊の「受け入れ式」を行いました。その中では、電機連合福島地協・渡辺事務局長のご挨拶、また連合福島いわき地区連合会・大越事務局長よりいわき市の被災状況等のご説明をいただいた後、活動の概要やベースキャンプでの注意事項などを説明しました。さらに、班長会議で各班で決めていただく事項の連絡等を行った後、班長さんたちには、ボランティアセンターまで行っていただき、明日以降の行動のスタートとなる場所を確認いただきました。

震災から4ヶ月以上経過していて、ボランティアに対するニーズも変わってきており、明日以降の行動では、マッチングを取るのもぎりぎりになることが想定されます。そのため、運営スタッフもその場その場での対応を求められそうで、できるだけ参加者のみなさんにご迷惑をかけないように頑張りたいと思います。

※写真は、受け入れ式でご挨拶いただく電機連合福島地協・渡辺事務局長



2011/07/23(土) 福島県いわきBC運営スタッフ報告  

<いわきBC報告・第1日目・森脇久夫 発>
 ボランティア派遣隊は、24日に現地入りですが、前の班との引き継ぎがあり、23日いわき市に入りました。今回の主な任務は、ボランティアセンターでの資材係と、ベースキャンプの運営担当です。
 単独赴任なので飛行機で直接福島入りしましたが、福島空港からいわき行きのバスの乗客は、私一人。出発を待つ間に運転手さんからお聞きした話では、やはり放射能の影響がどうなるか、兼業農家をなさっているようで、特に秋に収穫するお米が大丈夫か不安とのことでした。
 ベースキャンプに着いて、前任の方から、日曜 P7231188.JPG 日の派遣隊の受け入れ、月曜日から金曜日までの資材係の仕事とボランティア隊への対応、また最終日の送り出しと、一連の流れをお聞きし、確認を行いました。
 その後、ボランティアセンターの様子を見たり、ボランティア隊が作業するいわき市の海岸線北部を車で回りました。車での移動が基本となるため、道路を覚えておかないと、急な対応の際に時間がかかってしまいます。
 初めての運営スタッフということで緊張もありますし、またボランティアセンターの資材係は、連合ボランティア隊だけでなく一般のボランティアの方への資材貸出、返却確認の作業のため、月曜日からは忙しくなりそうです。 
 
24日電機連合から派遣されてくるボランティア隊の到着までは、ボランティアセンターで資材係の作業確認や、作業予定地の確認などの準備を行う予定です。

  ※ 添付の写真は、四倉漁港付近の津波被害を受けた民家の現在の様子です。

 

2011/07/23(土) 岩手県住田町BC派遣チーム  

<森本秀雄:連合兵庫発>
  第15陣7月23日土曜日、夜中0時10分、岩手県陸前高田市を中心としたボランティアも無事終わり、今は車中で東京駅に戻っております。
  今回の参加者は20歳代1名、30歳代2名、40歳代2名、50歳代1名と様々でしたが、一つの目的に向けて、全員が心を一つに出来たことは、これからの労働運動、労働組合を担う重要なことだと、再認識し、長年労働運動に携わってきた小生も新鮮な気持ちになり、これからの励みになりました。まだまだ被災地は厳しい状況が続くと思われますが、今後も連合に加盟する労働組合、組合員それぞれの立場で出来る限りの支援と協力をお願いします。最後に住田BCでお世話いただいたスタッフの皆さん、参加者全員、お疲れ様でした。感謝いたします。復旧・復興に向けて共に頑張りましょう!  「継続は力なり」


 2011/07/22(金) 岩手県住田町BC派遣チーム

<井上昭彦:連合兵庫西播地域協議会 発> 
201107220716000.jpg  ボランティア活動5日目、最終日です。私達の活動も最後ですが、住田ベースキャンプも最後となり、朝から布団の片付けなど引っ越しの準備をしました。今後連合のベースキャンプは場所を移し、陸前高田に特化した支援活動をしていきます。
 本日も晴天ながら気温は24度程度で作業しやすい天候です。この5日間、初日を除けば台風の影響もありましたが、懸念していた熱中症対策も不要の日々でした。
 さて、本日の活動は広田地区の海岸で瓦礫撤去と清掃活動です。もともとはきれいな海岸だったと思われますが、津波でコンクリートブロックは破壊され、瓦礫やゴミが散乱している状況です。全員で手分けをして作業し、海岸に流れ着いた大きな流木も7人がかりで撤去し、たいぶ片付けることができました。虫刺されなどありましたが大きなケガも無く無事全作業を終える事が出来ました。
 また、毎日作業指示と道具を借りる陸前高田ボランティアセンターには夏休みになったからか、若い方もたくさん来ており、ボランティアの輪が広がっていることがうかがえました。 
 今回、私たち連合兵庫のメンバー6名は他のグループとともに全 201107221055000.jpg 18名で陸前高田で5日間活動してきました。数日前に初めて出会ったメンバーですが、全員が目的を一つにして個々人の経験と特技を生かし、チームワークよく活動できたと思います。短期間で本当にわずかですが、復興のお手伝いができたのではと思います。しかしながら、陸前高田の被害は甚大で、復旧・復興にはまだまだ相当長い時間がかかると思います。改めて、今回の東日本大  震災に対し、ひとりひとりが自分にできる支援を続けていく事が大切と思いまし  201107221337001.jpg た。
 また、今回の震災で被災された連合役員の方もお話しされていましたが、このボランティアの経験を個人だけのものとせず地協や単組など機会があるごとに伝えていきたいと思います。そのことが支援をつなぎ、更にその輪を広げてていく事になると思います。
 今回のボランティアは私自身も本当に貴重な経験をさせていただきました。お世話になりました住田ベースキャンプの皆さん、全てのスタッフの皆さんありがとうございました。今晩のバスで東京に戻ります。

2011/07/21(木) 岩手県住田町BC派遣チーム   

<連合東播地協:吉本  裕希(三菱重工労組) 発>
7月21日(木)/天候:晴れ
P2011_0721_095525.JPG   今日は最初に連合兵庫のメンバー紹介から始めたいと思います。
  まずは、自己紹介ということで、連合兵庫隊最年少22歳の吉本で P2011_0721_132409.JPG す。三菱重工労組高製支部の青年団(MYM)でリーダーしています。みんなからよく気分屋と言われます(笑)。
  三村さんは鳶職とかの現場監督かというぐらい作業服が似合う方ですが実は繊維関係の会社に勤められています。このボランティアでは虫にモテモテです(笑)。
2011072113240001.jpg   小森さんは人当たりが良く、気さくな方ですごい頑張り屋さんです。  
  井上さんは大金持ち?!  かと思うくらい鞄から 2011072113260000.jpg 色んな便利グッズが出てきます。メンバー全員ホンマに助かってます。
  杉浦さんはバリバリのスポーツマンで被災地に来ても、トライアスロンに向けて毎日走っています。口が閉まっていることが無いくらいしゃべりまくっていて、「ボロ勝ち」の産み  の親です。
  そして、我らが班長、森 2011072113250000.jpg 本さんは四人の孫がいる52歳のおじいちゃんです。体がえらい中メンバー  に負けないぐらい頑張ってます。以上、連合兵庫  あらため「チームボロ勝ち」の紹介を終わります。
  今日の作業ですが午前は、一昨日に続き竹やぶのガレキ処理をしました。竹を切り進むにつれて、津波の影響により高所にガレキがあったり、車がいたる所に転がっていたり、蜂の巣が竹やぶにあったりと、危険な箇所が出てきたため残念ですがここで作業終了となりました。しかし、最初に比べれば一目瞭然で片付いたと分かり、達成感がありました。  
   午後からは、初日床下の泥出しを行った佐藤さん宅の水道管を通すための溝堀りを行いました。全 2011072114040000.jpg 水道の方を中心に一丸となって取り組み、無事作業完了しました。 P2011_0721_144707.JPG
  明日はボランティア最終日です。作業内容は秘密みたいですが、第15陣として有終の美を飾れるよう頑張っぺ。んだ!

P.S
  作業後に高田松原にある七万本のうち一本だけ残った「希望の一本松」を見に行きました。


2011/07/20(水) 岩手県住田町BC派遣チーム 

<連合北播地協:三村  敏(UIZ播労連) 発>
20日(水) / 天候:くもり
110720_0941~01.jpg   本日の作業は、昨夕に陸前高田ボランティアセンターでの作業が台風の影響により中止の判断をされたため、住田BCもう一つの拠点である「大船渡」でのボランティア活動をしました。作業内容は、「仮設住宅の清掃」です。
  大船渡ボランティアセンター近くにある雇用促進住宅(1 110720_1001~01.jpg 階は浸水したそうです)が仮設住宅になる予定で、そのための清掃とガスコンロ設置をしました。
  一部入居者の方がいらっしゃいますが、当初は取り壊しの計画をされていたためか、空いている部屋は汚れや傷みが目立ちました。
  18人は各棟2班に分かれ、4~5人単位で、各部屋のキッチン・風呂場・畳・フローリングの水洗い、掃き掃除、拭き掃除を担当を決め行いました。
  汚れの激しい部屋、断水の部屋…など、手こずる場面もあり、限られた時間で出来るか不安もありましたが、チームワークの良さと作業の要領を掴んだことで、徐々に手際よく綺麗に仕上げることができ(アッ!結果はボロ勝ちでした!!…これ、第15陣の身内ネタです…(汗))、次のボランティアの方々にも気持ち良く引き継げたのでは…と思います。
  ところで、住田B  Cは、私たち第15陣で最後になるそうです。
  これまでの派遣者の方々に敬意を表し、新たな 110720_1402~01.jpg BC派遣者へもこの精神を引き継げるよう、あと2日間の活動に魂を込めて頑張りたいと思います。
  ちなみに、昨日の作業終盤に、何者か(ハチ?アブ?…ブヨウ??)に腕を刺され、念のため病院に行くこととなりました。チームの皆さんにご迷惑、ご心配をお掛けし、申し訳ございませんでした。スタッフ、メンバー皆さんの温かい気配りと対応に、感謝の念に絶えませんでした。ありがとうございました。
(…しかし、それにしてもヤツは、一体何者だったのか.....。) 

110720_1507~01.jpg 110720_1531~01.jpg
  (7月20日現在の大船渡の町の様子。左は、廃墟のようになったメインストリート。右は、大きな船が住宅街の真ん中にまで流されてきていました)


 2011/07/19(火) 岩手県住田町BC派遣チーム 

<丹波地域協議会:小森真一 発>
110719_1245~01.jpg   朝食後、昨日と同じ現場へ。
  まず、昨日、近くで警視庁により遺体で発見された方の  冥福を祈り全員で合掌。被災し 110719_1930~01.jpg た車の中を見ているだけに、その瞬間の恐怖や悔しさが思い浮かび、心が痛くなる瞬間だった。当たり前だと考えていた「生きる」ということについて、色々と考えさせられた。
  昨日に引き続き、竹藪での作業開始。チェーンソー1台と鋸5本を主として、ひたすら作業を展開する。湿度の高い竹藪での作業により、顔から足元まで汗だくになるが、連合兵庫6名を含め「チーム陸高」18名はひたすら見えないゴールを信じて作業に打ち込む。
  この「チーム陸高」は抜群のチームワーク。作業中は声を掛け合い安全確保。休憩中は単組産別を越え笑いが絶えない。その成果か、器材の少ない人海戦術にも関わらず、大方竹藪が伐採された。「つながろう」の意味を肌で感じた現地2日目の作業 2011071912010000.jpg だった。

  夜は大船渡で被災されたヨシノさんに震災当日や今日までのお話をしていただいた。生々しい話に目頭が熱くなったり、胸が苦しくなったりした。「この被災地に来られて体験されたこと、見た光景をいつまでも語り継いでいただきたい」というメッセージを胸に刻んでいきたいと思う。

(写真、左は作業現場。右上は語り部のヨシノさん。右下はボランティアの昼食)

2011/07/18(月) 岩手県住田町BC派遣チーム 

<杉浦光生:連合兵庫淡路地域協議会 発> 
2011071909550000.jpg   朝6時30分起床。規則正しい1日のスタートです。住田BCでは、大船渡と陸前高田に別れての救援活動になりました。われわれ連合兵庫チームは陸前高田へ。出発前から、日陰は一切ないので、熱中症に気をつけてと耳が痛いほど注意されました。
  現場へ行くと、街は壊滅状態でした。テレビで見て、ある程度は想像して 2011071910000000.jpg いたものの、やはり、言葉を失いました。午前中は老夫婦宅の居室の瓦礫と泥出し作業、午後からは、竹やぶに流れ込んだ瓦礫と竹やぶの刈り込み作業が中心でした。広大な敷地に呆然としましたが、皆さんで力を合わせて随分片付きました。明日も竹やぶでの刈り込み作業が続きそうです!  我々の作業のすぐそばで、警視庁チームが行方不明者の捜索をしています。こちらへ来ると、震災から本当に4ヶ月経ったのかと疑問に思ってしまいます!  それほど、復興は進んでいないのです!1週間という短い時間ですが、我々連合兵庫チームも精一杯、救援活動をして参ります。(【写真】  昨日、遺体が発見された場所での作業で、竹やぶの伐採です。全員で合掌しました。)

2011/07/17(日) 岩手県住田町BC派遣チーム  2011071906510000.jpg

<森本秀雄:連合兵庫発>
  第15陣7月17日(日)午前10時、連合本部での結団式が終わり、岩手 2011071906390000.jpg に向けて出発です。ボランティア参加各自は「がんばるぞ」との意気込みで、まわりの熱気ムードに小生(森本)も気合いが入っております。が・・・前回ボランティアで岩手に参加した小生としては、これからの9時間のバス移動に若干の不安<腰が痛くて>を感じております。

2011071906460001.jpg   第15陣7月17日(日)午後8時30分、車が一部渋滞で、住田BCへの到着が遅くなり、着後すぐさま施設の説明を受け、夕食タイム、そして明日からの活動の説明と班  編成。今回も瓦礫の撤去と泥出しがメインで 2011071819140000.jpg す。車中では、前回は<宮古インターから見た風景>は、一部遠くの山々で残雪がありましたが、さすがに今回は夏場の山模様で暑いの一言であります。今回は連合兵庫から小生を含めて6名参加していますが、小生が年長でありますので、足を引っ張らないよう明日に備えて、少し早く床につきます。

【写真】  朝のランニングは杉浦、モーニング場所は朝のコーヒー、体育館が宿、食事は前回よりいい感じ。

  第15陣派遣者名

         森  本  秀  雄 : 連合兵庫(連合兵庫現地責任者兼務)

         杉  浦  光  生 : 連合兵庫淡路地域協議会

         小  森  真  一: 連合兵庫丹波地域協議会

         三  村      敏 : 連合兵庫北播地域協議会 

         吉  本  裕  希 : 連合兵庫東播地域協議会

         井  上  昭  彦 : 連合兵庫西播地域協議会 
 

 

2011/07/08(金) 岩手県住田町BC派遣チーム 

20110708113106.jpg   ボランティア活動最終日。この5日間、陸前高田の同じ場所での作業となり、初日に比べると少しずつではありますが綺麗になりました(喜)。
  本日は、震災前は川が流れていたであろう窪みに溜まっているガレキ等を運ぶ作業でした。17人が列になり、リレー方式で準々にガレキを渡していき、集積場でまとめていきました。大きいもので、2メートルはある木や、船を漕ぐオールなどもでてきました。
  作業終了後、跡形もなくなってしまった自宅前で、この陸前高田を含め震災でお亡くなりになられた方々へ全員で黙祷をささげました。
20110708141029.jpg   5日間という短い期間ではありましたが、メンバー17人が全員笑顔で任務を終えることができ、それに加えてボランティアの大切さも再確認できたように思います。
  これからBCに戻り、食事を済ませた後、20時50分にバスで東京に戻ります。
  第14陣以降で、住田BCに来られる予定の方、ほんとうに設備もしっかりしていますし、困ったことがあればスタッフの方々が親身になって対応してくれます。
  それでは、これで第13陣のボランティア活動報告を終了します!ありがとうございました。(小澤)

2011/07/07(木) 岩手県住田町BC派遣チーム 

20110707113008.jpg  ボランティア活動4日目。 初日の雨以降は、暑い日がつづいています。作業もなれてくるにつれて、休憩をとることを忘れてしまったり、注意を怠ったりしてしまいます。周囲の気配り、安全対策に十分注意して作業に取り組んでまいります。
  この4日間、兵庫メンバーと一緒に作業をしてきまして、だいぶ皆さんの個性も分かってきましたので、遅くなりましたが、メンバー紹介がわりにご報告させていただきます(笑)。
  まず、松山さん(北阪神)はマイペースタイプです。どんな時も焦らず、休憩もほどよいタイミングでとられ、作業も手際よくやっていただいています。
  つぎに、谷畑さん(明石)はパワフルタイプです。体格も大きく、溝にはまっていた推定50キロはあろう岩を軽く持ち上げるほどの力持ちです。
  つづいて、岩永さん(尼崎)はスポーツマンタイプです。神戸マラソン出 20110707113032.jpg 場も決まり、日々はもちろんのことBC内でもプロテインを飲み、筋トレをかかさず行っている体育会系な方です。
  最後に、采女さん(西阪神)はコツコツタイプです。一つの作業を丁寧に行い、隅々まで綺麗にしていただける方です。ちなみに私(小澤)とは同年代で、心の支えとなっていただいています。
  本日の作業も無事に終了し、BCに戻る途中ですが、先ほどから雨が降ってきています。明日の天候が気になります。ラスト1日、がんばります!!

2011/07/06(水) 岩手県住田町BC派遣チーム 

20110706133926.jpg   ボランティア活動3日目。 天気は快晴。太陽からの灼熱を浴びながら、本日も昨日までに続き陸前高田での作業になりました。おもに、溝の泥出しがメインでしたが、真っ黒な水分を含んだ泥ですので、チームメンバーみなさんの作業着はドロドロで、帰りのバスの中は砂まみれになっていました(汗)。 運転手さんスイマセン! 20110706184544.jpg
  兵庫チーム含め、すべての参加者は今日も無事にBCに帰着しました。

  住田BCでの1日スケジュールを簡単に説明します。
  朝は6時30分に起床です。体育館のカーテンがいっせいに開きます(眩)。
  早起きな方は、5時くらいに起き出して散歩されたり運動されているみたいです。
  その後、各自出発の準備をしながら、7時20分に全員で朝食を食べます。食事は7時10分ごろに業者の方が持ってきてくれます。それを班ごとに当番制で用意します。
  朝食後、8時20分にバスに乗車し、ボランティアセンターまで移動。陸前高田班は約25分かかります。
  そこで当日の作業の受付や必要器材を借りて、現地まで再度移動します。器材を積むためと、現地でのガレキ移動のために軽トラックを1台借ります。現場まではだいたい20分くらいです。
  現場で作業を終えるのが14時半~15時で、そこからボランティアセンターに戻り、終了報告と器材を返 20110706184638.jpg 却します。
  つぎに、お風呂に入ります。道中  約45分走り、「五葉温泉」へむかい、1日の汗を流しますが、大船渡班とだいたい同じ時刻に到着しますので、浴場は大渋滞でバタバタです。 約1時間の入浴後、BCまで帰ります。帰着後、スタッフ会議を行い、19時に夕食。その後は自由時間で、22時30分就寝となっています。
  明日からも引き続き、ご安全に!!


2011/07/05(火) 岩手県住田町BC派遣チーム 

20110705134500.jpg  ボランティア活動2日目。 本日も朝6時半起床。朝晩は涼しく、体育館での生活も思っていたより過ごしやすいです!
 昨日と同じく、陸前高田の米倉地区に入り、ガレキ撤去作業にとりかかりました。太陽が照りつける中、休憩をとりつつ午前作業終了。昼休憩時に、メンバー数名で海岸まで歩きました。そこには赤色の旗が所々に立てられており、後刻ボランティアセンターで訊いてみると、旗のある場所はご遺体が見つかったところと説明を受けました。震災・津波の恐ろしさを感じ、自分たちのできることをやろうということで午後からも気をひきしめ作業を行いました。

  少し話は変わりますが、こんな写真をアップしてみました。 20110704181730.jpg

  この折り鶴は、兵庫チームの岩永さんがこの住田BCまでカバンに入れて持ってきていただいたものです!

  震災が起きてから、家族で何かできないかと話し合いになり、千羽鶴を目標に家族4人でコツコツと折り続けたそうです。必ず自分の手で届けるという熱い想いで今回のボランティアに参加されたとのことです。

  往路の新幹線でも折り続けたのですが、850羽しか折れなかったと嘆いていました。私は、カンパや物資も大事なことだと思います・・・しかし人の気持ちが一番安らぐものは、ひとの気持ちがこもった物や言葉なんじゃないかなと思います。この何気ない行動に、勇気と力をもらいましたので、この場で報告させていただきました。

  なお、全体ミーティング時にも小野寺副事務局長(連合岩手)より感謝のお言葉もいただき、さらにはBC玄関を入ったところに飾っていただくことになりました(嬉)。


2011/07/04(月) 岩手県住田町BC派遣チーム 

  ボランティア活動1日目。 あいにくの小雨が降る中、8時20分、陸前高田チーム17名は元気にバスに乗り込みボランティアセンターへむけ出発!  田園風景が広がる道中 20110704103139.jpg を20分ほどいくと、仮設された陸前高田ボランティアセンターに到着。スタッフの方から、本日の仕事内容の確認や、注意事項等の説明を受けました。
  軽トラックを1台借りることになり、運転する者は免許登録が必要ということで、私(小澤)も念のために登録しておきました。
  さて、本日の作業は重機が入れないところのガレキ等を一カ所に集める作業に決まりました。岩手の中でも被災状況がひどく、ほとんど建物がなく、辺り一面がガレキの山となっていました。 震災から約4ヶ月が経過する中で、大型の重機が連日復旧作業を行っていることは見ているだけでよく分かりますが、これから先この街が元通りになり、住人皆様の笑顔が見られるにはまだまだ時間がかかるだろうと 20110704120108.jpg 実感しました。
  作業開始から、雨がパラパラと降り、中断することはありませんでしたが、足元も悪いためみんなで注意しながらテキパキとこなしていきました。昼からは天気も良くなってきましたが、気温も上昇し、初日にもかかわらずかなり体力を消耗してしまいました(汗)
  兵庫チームもできるだけまとまって作業を行い、30分動いて休憩といった感じで、無事に1日目作業終了!

2011/07/03(日) 岩手県住田町BC派遣チーム 

<7月3日:第2信>
20110703193433.jpg   前回第3陣で福島に行ったときと同じ道を北上していきましたが、道の凸凹は前回よりだいぶ復旧されており、順調に岩手県へ突入!夕刻5時、東亜のお風呂場に到着。東亜BCチームと住田BCチームが一気に風呂場にはいったものですから、洗い場は渋滞の列ができ、バタバタっと洗い、BCへ向け再出発!
  7時30分、連合岩手や連合青森・東京の方々たちの出迎えもある中、無事に到着。行く前に、地図では見ていましたが、ほんっとうに真っ暗の山の中で、まわりには何もなく、野生の動物がたくさんいるような自然に満ち溢れているところです(輝)。
  小学校が廃校になり、校舎を公民館として建て直し、体育館はそのまま残してあるようです。
新BCとは聞いていましたが、これまでも教職員の方々が何度もボランティアの関係で使用しており、公民館内にはたくさんの激励のメッセージなどが壁一面に張られており、入室早々すごく癒やされました(喜)。
  早速夕ご飯を総勢70名で食べ、その後に連合岩手の小野寺副事務局長より館内の説明・明日からの活動内容等の話がされました。 20110703194039.jpg
  全体を5班にわけて、1~4班は大船渡市へ、5班は陸前高田市へボランティアにむかいます。ちなみに私たち兵庫チームは5班です(汗)。陸前高田はこれまで連合ボランティアが入っていないところで、連合岩手の方々もまだ把握しきれていないようです。壊滅地域ですので、ガレキ等の撤去作業になる可能性が高いというような説明でした。そういったことで、明日からは5班17名(明日は連合岩手の方も同行)でマイクロバスに乗り、陸前高田地域のボランティアセンターへむかい、依頼された場所で活動する予定です!

<7月3日:第1信>
20110703100941.jpg   午前9時、連合兵庫チーム5名は定刻どおり本部で集合。
  初めて顔を合わす方もおられますので、まとまって座り雑談を交えながら自己紹介を行いました!
  結束力も深まったところで、連合本部からの説明を聞きました。
  今回の岩手派遣数は、約170名で、私たちが行く「住田BC」は名簿では67名が寝泊まりすることになっています。地方連合によっては独自で来るところがあったり、途中から参加するところもあるようです。 20110704081820.jpg
  詳しい内容は、到着後のミーティング時で説明されるとのことですので、ひとまずバスでゆっくりさせていただきます。ちなみに移動時間は約9時間で、BCに着く前にお風  呂屋さんに寄るみたいです(喜)
  そういったことで、明日からの行程は未定ですが、まずは兵庫5人が1つになって、現地の復興にむけて精一杯がんばってきます!!
しかし天気があんまりよくないなー(汗)。

    第13陣派遣者名

          小  澤  雄  司 : 連合兵庫(連合兵庫現地責任者兼務)

          谷  畑      誠 : 連合兵庫明石地域協議会

          松  山      誠 : 連合兵庫北阪神地域協議会

          岩  永  和  彦 : 連合兵庫尼崎地域協議会 

          采  女  勝  彦 : 連合兵庫西阪神地域協議会

 
2011/05/26(木) 福 島県会津BC派遣 チーム

2011052513240000.jpg   最終日午後は、ハウス解体作業後に、全員でかなり  重量のあるハウス乾燥

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機を移動させるため、みんなで知恵を出し合い、力合わせ  をして、佐藤さん希望の場所までの移動を無事完了しました(写真左)。
  全作業を終えた最後には、相馬班リーダーの発声で、「これからも復興に向けガンバロー」を佐藤ご夫妻と一緒にコールしました(写真右上)。そして、佐藤ご夫妻から感謝の言葉を頂き、その後は、写真を撮ったり、連合ボランティア隊の帽子をプレゼントしたりして最後の別れを惜しんでいました。写真右中は、ご夫妻と相馬班リーダーの高知・間嶋さん、兵庫の3人です。
  相馬班は、全日程が佐藤さん宅のイチゴ農園となりました。当初は、どこから手をつけたらいいのか分からないほどのひどい状態でした。実はお父さんも茫然自失のように、あまり元気がなかったのですが、私たちの日々の作業によってイチゴ農園再生への希望の灯りが見えてきたのか、お父さんは日増しに、重機を使っての仕事ぶりが変化するなど、元気になられていったように思います。
  夜の解団式には、連合福島の事務局長がお見えになり、自らの昔の被災経験を交えながら、お礼の挨拶がありました。また、三日目に運転手を務めてくれた神姫の三人に、 2011052519240000.jpg 全員から感謝の温かい拍手が送られる計らいもありました。引き続きの夕食慰労会では、この間の活動を振り返ったりしながら、テーブルを相互に行き交い、それぞれの労をねぎらい合いました。

  今は東京へ向けたバスの中です。多くのメンバーは疲れて寝ているようです。ハードな九日間でしたが、共に汗を流し、寝食を共にしてつちかった仲間との絆!大切にしたいものです。
  以上、第7陣の最終報告とします。ご支援有難うございました。
 

2011/05/25(水) 福 島県会津BC派遣 チーム 2011052511080000.jpg

<5月25日・第2報>
2011052508100000.jpg   最終日の午前中の作業が終了しました。移動の車中ではみんなグッタリ(写真左上)でしたが、ハウス解体作業では、体重の軽い神姫の杉原君と京都の佐藤君が、安全確認を行いながらの高所 2011052512200000.jpg 作業にあたってくれました。
  昼食休憩時、裏山を越えて海辺へ足をのばしてみると、相当内陸まで漁船が打ち上げられていました(写真左下)。午後はラストスパートをかけ作業を完結したいと思います。帰路は昨日同様、海岸線を通って帰ります。今夜は、解団式、夕食慰労会が催されます。みんなで労をねぎらい合いたいと思います。本日の報告は以上とし、最終報告は明日早朝に会津BCを離れた後の車中から
送ります。   

 <5月25日・第1報>

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  いよいよ最終日 2011052413440001.jpg となりました。今朝は5時半頃の大きな揺れで目が覚めました。浜通りのいわき市で震度5弱、会津BCで震度3の地震だったようです。
  昨日も送りましたが写真左上が作業前、左下が作業後、そして写真右上が神姫バ スの皆さん(左から杉原君・飯塚君・正木君)です。3人は、仕事はもちろん頑張ってくれていますが、アフターでも兵庫お笑いトリオとして人気を集めています。 
  昨日は作業終了後の帰路、海岸線
  2011052414440000.jpg   2011052414430000.jpg
の道を通ってもらいました。車内から津波被害の生々しい惨状を目の当たりにし、一同は驚きと共に衝撃を受けました。その時の写真が右下の2枚です。  
  最終日の相馬班は、初日同様に近畿フルメンバー(17人)と四国3人で、佐藤さん宅イチゴハウスの仕上げ作業にあたります。疲れもピークですが、安全に心がけ頑張ってきます。
 

2011/05/24(火) 福 島県会津BC派遣 チーム

2011052412090000.jpg   今日の相馬班は、関東6人、新潟3 image1531.jpg 人、中国3人、九州3人、兵庫6人の総勢21人で、引き続き、佐藤さん宅のイチゴハウスでの作業です。写真左が今日の作業現場です。
  同じ写真ばかりになるので、今回は4班(兵庫6人)の班長(辻)の仕事ぶりをお送りします。「班長は撮ってばかりで写っていないから・・」と言って、優しい神姫の杉原君が撮ってくれたものです。青ジャンパーが班長です。
 

2011/05/23(月) 福 島県会津BC派遣 チーム

<5月23日:第3報>
  2011052313220000.jpg 飯塚君と正木君の報告を送ります。
 「私たちは炊き出しのため、本体と離れ避難所に行きました。福島県林業研究センターの20人、農業研究センターの50人の避難されている皆さんを担当しました。まず、NPO法人ハートネットふくしまの事務所に行き、昼食メインの牛丼の調理を整え、担当する避難所へ移動しました。正午には昼食が始められるように、現地で味噌汁ともろキュウを作りました。時間前になると一人   二人と手伝いに来て頂き、正午には全員が食堂に集まり、私たちも一緒に昼食をとりました。(久し 2011052314420000.jpg ぶりに温かい食事ができた)(90歳のおじいさんがめずらしく全部食べたよ。有難うね)など感謝の言葉をかけてもらいました。まだ、避難所 2011052315300000.jpg ではおにぎり一つのところもあると聞きました。がれき撤去作業も大事ですが、避難されている方の生活に直接関わる炊き出しは、より大事であり、ボランティア等の支援が長く継続されることが大切であると実感しました。」
  以上です。若い皆さんは、着実に素晴らしい経験を重ねてくれていると思います。あと二日間となりました。今日明日は再び相馬班としての作業となります。結構疲れてはきましたが、元気に頑張り抜きたいと思います。 

2011052311110000.jpg <5月23日:第2報>
  今、郡山班は昼食休憩です。
  少し時間があったので避難所ビックパレットに行ってきました。原発に近い富岡町と川内村の全住民が避難されており、役場はもとより自衛隊(入浴サービス)そして警察も常駐しています。
  子供たちにとの思いで飴やお菓子を少々、そして神姫の皆さんが用意してくれていたサッカーボールを差し入れてきました。ビックパレット横の空き地に 2011052311120000.jpg は仮設住宅の工事が急ピッチで進んでいます。避難所からの転居も徐々に進んでいるようで、最近に千名を切ったと聞きました。ここでの活動は、避難所での食事で一日一品はスープ等温かいメニューを提供しようと活動されています。午前中の報告は以上にし、避難所に行ってくれています神姫の飯塚君・正木君の活動は夕方に報告します。 

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<5月23日:第1報> 
 五日目の活動スタートです。 今日は郡山市での炊き出しボランティアで、野菜切り作業、食材搬送、避難所の炊き出し手伝い等の作業となります。
  本日の郡山班は、大阪5人、四国3人と兵庫の6人の総勢14人で担当します。郡山周辺の5箇所の避難所に各1人がNPO職員とペアで出向き、昼食の炊き出し・配膳などを行い、残りのメンバーは、ビッグパレット福島という拠点で野菜切り作業や食材搬送を行います。これまでに担当したメンバーによれば、立ちっぱなしの作業で腰が固まってしまうということですが、昨日は雨天等によりしっかり休養できましたので、今日も一日頑張ってきます。

  写真右上は朝のミーティング風景で、作業説明を受けました。写真右中は作業風景で、避難所ごとに玉ねぎ、ニンジン、キャベツを手分けして切っていきます。写真右下は福島最大の避難所ビッグパレットです。今も約1000名の方が厳しい環境で生活されています。担当されているNPO法人ハートネットふくしまはビッグパレット横にあるイスズ自動車販売の跡地の洗車場跡を利用して作業されています。
 

2011/05/21(土) 福島県会津BC派遣チーム 

<5月21日:第2報> 

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   佐藤さん宅イチゴハウスでの作業も三日目となり、継続組15人と、新規15人の総勢30人の人海戦術でほぼめどをつけることとなりました。
  写真左上は作業前、写真左下は作業後です。人間の力ってすごい!  一人では弱い存在でも、連帯・結束すれば強い力を 出せる。まさに労組の原点を感じずにはおれない一日でした。
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   朝報告したように、人員増強に伴い急遽、  運転手をお願いした神姫バス労組の皆さんも、安全運転に徹して無事に任務を果たしてくれました。頼もしい若者たちです。写真右上は、作  業終了後に佐藤さんご夫婦と兵庫のメンバー、右下は全員の記念撮影です。
  撮影のあとは佐藤さんご夫婦から感謝の言葉があり、メンバーそれぞれからは励ましの声がかけられていました。その時ご夫婦の目には光るものが・・・。
  22日は日曜日でボランティアセンターやNPO団体等の事情から会津BCは作業休日となりました。ちょうど中日で休息を取れることになり喜んでいます。宿舎のマイクロバスで、近場の観光スポットを回ってきます。では。

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<5月21日:第1報>>
   三日目となりました。まず昨日午後の作業模様の写真です。最もひどい状態のハウス片付け作業に着手しました。写真左上は岸田さん、
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左下は正木さん、右上は杉原さん(後ろ姿)と正木さんの片付け作業です。とてつもなく膨大な量の津波ゴミです。
  さて、三日目の作業ですが、イチゴハウスの 片付け作業です。佐藤さん宅のイチゴハウス片付け作業の状況にかんがみ、20人から30人に配置人員が増員されました。そのため、マイクロバス2台で相馬に移動することとなり、1台の運転手を神姫バス労組の皆さんに担ってもらうことになりました。今は飯塚君がハンドルを握ってくれています(写真右下)。現地作業は軽くして安全運転に徹してもらいます。今、福島市内を走行中です。それでは、今日も頑張ってきます。

2011/05/20(金) 福島県会津BC派遣チーム  2011052011000000.jpg

2011052010360000.jpg   二日目の作業開始です。多少足腰が痛い状況ですが、皆さん元  気に作業にあたっています。左の写真は泥撤去に励む松村さん、右上の写真は最もひどい被害のハウスでの作業開始模様、右下の写真はメンバーが綱引きと名付けた作業で、ある程度の泥を撤去し 2011052011280001.jpg たあと  、うねの底に敷かれている厚手のシートを大勢で引っ張るのです。ひとうね全て取り外せたときは、何とも言えない達成感や爽快感に包まれます。初日の午後に最もひどい被害のハウスの作業に入ると言ってましたが、そう簡単には作業は進捗しません。今日中に全て完了するのも難しいでしょう。みんなでやりきってしまいたいなと言ってます。  
 

2011/05/19(木) 福島県会津BC派遣チーム  

<5月19日:第3報> 2011051913130000.jpg
  初日の作業無事終了しました。午後は1時間30分、休憩なしの作業となり、かなりきつかったです。明日も同じ佐藤さん宅で残りの作業にあたることになります。まだみんな元気です。相馬班20名の絆は今日の汗と帰着後の交流で相当深まりました。明日も頑張ります!
  追加報告ですが、会津BC第7陣の連合本部責任者は森原女史です。連合兵庫政策フォーラムの関係者はご記憶にあると思いますが、2年前の但馬での連合兵庫・地域協議会合同政策研究集会で「地方分権」をテーマに講師を務めていただい方です。連合兵庫のメンバーは、その時の感謝の気持ちを込めて丁重に接しています。 

<5月19日:第2報> 
2011051910370000.jpg   昼食休憩中に報告書いてます。午前中の作業模様の写真を添付します。イチゴハウス内に津波で押し寄せたゴミや泥を撤去しながら、うねに敷かれていたビニールシートなどを再利用のため取り外していく作業です。
  家主の佐藤さんご夫婦から聞いたのですが、海水のしみこんだイチゴ畑は再生には数年かかる  そうです。しかし、負けてはおれないと言う気概を元気で明るいご夫婦から感じとることができました。 2011051907010000.jpg
  午後からは、こちらのお宅で最もひどい被害を受けたハウスの片付け作業となります。気温も上がってきました。初日なのであまり無理をせず、昼からも頑張ります。

<5月19日:第1報> 
  いよいよ初日スタートです。一路相馬に向け全員元気に出発しました。頑張ってきます。

2011/05/18(水) 福島県会津BC派遣チーム 

<5月18日:第2報>
  第7陣会津BC一行は4時過ぎに無事到着し、連合福島の影山会長から感謝の言葉を頂くとともに被災現地の状況説明を受けました(写真)。
  その 2011051816070000.jpg 後、班長会議を経て、兵庫6名で打ち合わせ。明日からのスケジュール確認、留意事項など意思統一しました。明日の作業は、近畿ブロック17名、四国ブロック3名の20名で、相馬市のイチゴハウスにおいて泥やゴミを撤去する内容となります。朝7時出発で相馬まで約2時間半の移動となります。夕食後は、入浴、明日に備えた準備を整え、早めに床につきました。兵庫6名の顔合わせ、心合わせはできました。明日からは力合わせして、年相応無理せずに、安全第一で頑張りたいと思います。 

<5月18日:第1報>
2011051811050000.jpg   連合救援ボランティア第7陣として連合兵庫から参加の6名はオリエンテーション、出発式を終え、元気に福島会津BCに向け出発しました。4時半頃には現地着予定です。会津BCは各地方連合会から総勢44名が参加。明日以降、相馬市、郡山市などで被災家屋の片付けやガレキ撤去、側溝の泥撤去、避難所の支援などのボランティア活動に従事します。神姫バス労組の飯塚君は自宅から長靴履きで参加という入れ込みようです。明日から頑張っていきます。

 第7陣派遣者名

          辻       芳  治 : 連合兵庫(連合兵庫現地責任者兼務)

          松  村  英  洋 : 連合兵庫神戸地域協議会

          岸  田  信  一 : 連合兵庫姫路地域協議会 2011051810440000.jpg

          飯  塚  朝  雄 : 連合兵庫(私鉄総連 神姫バス労組) 

          正  木  淳之介 : 連合兵庫(私鉄総連 神姫バス労組)

          杉  原  崇  史 : 連合兵庫(私鉄総連 神姫バス労組) 


2011/05/01(日) 福島県いわきBC(2)派遣チーム

最終日の作業も無事終了しました。今日の作業は、小名浜地域の個人宅民家の崩壊した壁の片付け及び撤去作業でした。参加者の意気込みも有り、非常に早い作業の段取り等で作業が終了しました。災害支援の最終日に感じる事は、被災された方々や地域の復旧・復興のためには、ボランティアの活動も大切ですが、がれきがかなり 201104291224000.jpg 町中に見受けられ、重機の投入を行い、がれき撤去をする必要性を強く感じています。7日間の支援活動でしたが、参加者全員が地元の方々に励まされた事も有りました。最後になりますが、参加頂いた皆さん、本当にありがとうございまた。連合兵庫から参加頂いた、深山さん、運転業務を含めご苦労様でした。網島さん、ご苦労様でした。参加頂いた皆さん、お疲れ様でした。何とか無事に兵庫に戻る事が出来そうです。ありがとうございました。神戸地協の松井でした。
 

2011/04/30(土) 福島県いわきBC(2)派遣チーム

201104301046000.jpg   作業6日目となりました。今日の作業は、小名浜のいわき・ら・ら・みゅうという土産物屋さんで鮮魚や各種土産物を販売しているショッピングセンターの清掃です。ここも津波の被害を受けて、壊滅状態です。作業内容的には、前橋市役所から市議会議長をはじめ、約250人が同じ地域で清掃を行いました。ただ、魚貝の関係のため、臭気がかなりキツイ状況でした。とはいえ参加者全員作業に慣れて来ており、頼もしい限りです。明日は最終日となりますが、安全第一で最後まで頑張って行こうと意識が高まっています。連合兵庫の3人も全員元気で頑張っています。
 

2011/04/29(金) 福島県いわきBC(2)派遣チーム

  5日目の作業は久之浜地区の溝の土砂の清掃 201104291224001.jpg です。作業範囲が非常に広く大変な作業となりました。ただ、地元の方々も多数参加頂いての作業となりました。また、昼食の時には地元のご婦人方が、カレーライスの炊き出しをして下さいました。被災者であるのに、この対応です。ただただ感謝…感謝…の涙ものの昼食となりました。午後からも同様の作業でしたが、非常に気持ちの良い作業でした。残すところ、後2日となりました。全員で気を引き締めて頑張ります。

2011/04/28(木) 福島県いわきBC(2)派遣チーム

<第2信> 
  午後の作業も午前中の作業同様で無事終了しました。個人宅の家財道具の運び出しや津波に浸かった中でも使用できる物は水洗いし、乾燥させました。作業終了し、帰る間際に家の方々が、感謝の言葉で見送って下さいました。参加者は肉体的には非常に疲れてると思いますが、これらの言葉を受けるとまた明日も頑張ろうと思ってしまいますね。
  
 参加者の日頃の行いが良いためか、作業終了しベースキャンプに帰る途中で雷雨です。嬉しい限りです。

 <第1信>
20110428001.jpg   昨夜からかなり強い雨が降っていましたが、ベースキャンプを出発してから徐々に天気が回復し、素晴らしい晴れ間が広がっています。今日の作業は、四倉海岸のすぐ近くの個人宅ですが、デイケアサービスの建物周りの溝の土砂とがれき撤去、及び同じ個人宅内の土砂及び家財道具の運び出しや水洗い作業です。津波の被害で相当なダメージです。海岸も海水浴場で広範囲な砂浜が広がっていたらしいのですが、地盤沈下の影響で砂浜部分が3/1しか残っていないとの事です。今日で支援作業も折り返しとなりますが、残された日程も頑張ります。
 

2011/04/27(水) 福島県いわきBC(2)派遣チーム

<第2信> 201104261039000.jpg
  3日目の作業が終了しベースキャンプに戻って来ました。
 午後の作業も午前中の作業と同じでした。午後から風が非常に強くメガネとマスクが無いと作業が出来ない状況でした。汗まみれ、泥まみれの1日でした。作業終了後、被災者の会社社長さんからねぎらいの言葉と手を合わせてお礼を言われて、これからも我々の出来る事は、協力していかなければと感じた1日でした。また明日も頑張ります。
   

<第1信>
  今日の作業場所は昨日の場所とほぼ同じ所です。作業内容は、津波で被災された肥料工場のがれき及び土砂の撤去です。昨日同様にスコップでの作業に参加者も少々疲れてが出て来ているような感じがしています。兵庫の3人も普段使わない筋肉を使っているから、少々筋肉痛で腰も疲れてる様子ですが頑張っています。特に深山さんは、頑張っています。車4台に分乗し、移動するのですが、ドライバーもこなしてくれています。今日の午後からも安全第一で頑張ります。

2011/04/26( 201104261046001111.jpg 火) 福島県いわきBC(2)派遣チーム  

2日目の作業は小名浜の北側に位置する永崎という町での作業で  す。内容は写真でも少し見ることが出来ると思いますが、津波で壊滅状態になっている住宅地で何とか残っている家の前の溝の土砂を掃除し、土嚢袋に詰めて整理作業です。溝の幅が狭い割りに底が深く作業は非常に過酷です。周りを見渡すと潰れた家屋ばかりですが阪神淡路大震災の時と比べるとかなり異なった風景です。やはり津波の影響だと思います。我々のすぐ横で消防隊や自衛隊の方々も作業されており、皆さんの方からご苦労様ですとの声をかけてもらってます。午後からも連合兵庫3人はもちろん、参加者全員頑張ります。
 

2011/04/25(月) 福島県いわきBC(2)派遣チーム  

20110425001.jpg   今、支援作業初日の昼休みに、この報告を書いています。
  作業は四倉港側の道路脇の土砂の撤去で土嚢に入れて積み重ねる内容です。2日前の雨で水分が多く含まれており、かなり重く重労働です。連合兵庫の3人は元気で作業に励んでます。写真は四倉港の漁港の河岸ですが壊滅状況です。今後も出来るだけ報告するように努力します。
  午後の作業開始15分位で突然の雷雨。作業中断していましたが、雷雨が止まず作業中止
となりました。待機状態です。作業初日でもあり、あまり飛ばさないように皆で話し合っています。
 

2011/04/24(日) 福島県いわきBC(2)派遣チーム  

  連合兵庫第4次救援ボランティアチームは、4月24日(日)朝、連合本部で他組織からの派遣ボランティアたちと合流。チャーターバスで福島県いわき市のベースキャンプに向かいました。
  いわき市に到着後、ただちに現地ボランティアセンターと具体的な作業内容等について打ち合わせをおこない、翌日からの行動に備えました。

     第4次派遣者名

          松  井  信五郎 : 連合兵庫神戸地域協議会(連合兵庫現地責任者兼務)

          網  島  雅  彦 : 連合兵庫姫路地域協議会

          深  山  幸  夫 : 全自交
 

2011/04/24(日) 福島県いわきBC派遣チーム  

<9:45受信> 
  おはようございます。昨日は雨天中止のため、作業は中止。被災状況を広く見て回ったり、部屋でゆっくりしたりして過ごしました。夜は、地方連合会メンバー19名、連合福島2名、本部2名で慰労会を行いました。短い期間ではありましたが、みんなが一つになり、福島の復興の手助けに協力できたことを、これからの運動にも繋げていければと思います。
  今日は、朝6時に起床し、7時にベースキャンプを出発。さきほど9時30分に東京駅に到着!
  これにて連合兵庫第3次派遣チームの活動報告を終了します。ありがとうございました。


2011/04/23(土) 福島県いわきBC派遣チーム

  本日、雨天のため作業休止。

2011/04/22(金) 福島県いわきBC派遣チーム

<第2信 20:24受信>
  昼からも、私がショベルを担当し、置塩さんに土嚢袋でガレキをうけていただきました。 なんとか時間内に予定箇所をすべて綺麗に掃除することができました(嬉)。 
  さきほど、兵庫4名で食事をしているときに、電話が鳴りました!「明日の作業、雨の確率が高いため、中止です」とのことでした。最終日が中止というのも、なにか心残りがありますが、雨だと危険度も増しますし、仕方がないことですね。
  今日は、みんな腰にきてますので、早く寝ることにします。
 

<第1信 12:47受信>
  朝から少し雨が降っていましたが、ベースキャンプを出発するころにはあがり、今日も作業をできることになりました。
 
現場は昨日と同じ四倉地区で、兵 20110422105651.jpg 庫・大阪チームは溝にたまった土砂をあげていく作業になりました。泥水がかなり多く、作業着も長靴もドロドロ! 溝蓋もあちらこちらに津波で飛ばされているので、それを運び、はめていくのが結構腰にきます。JR連合の大西さんの馬力にはみんな惚れ惚れしています(驚)。
  全壊状態の住居の前で休憩しているとき、ふと家の床に目をやると、泥に汚れた床板の上にパスポートや年金手帳が散乱していました。昼からも同じ作業がつづきます。
 

 2011/04/21(木) 福島県いわきBC派遣チーム

<第2信 20:50受信>
  今日の作業も無事に終了!
  今回は「いわきベースキャンプ」についてご説明させていただきます CAXL7XNF.jpg
「エコホテルいわき湯本」は、JRいわき駅から車で5分のところにあり、駅周辺は温泉宿が立ち並び、普段は観光客でにぎわうところです。現在は、震災のためほとんどの店は閉まっています。 ホテル周辺には、徒歩2分でコンビニがあり、徒歩5分でスーパーマーケット、100均、薬局があります。
  食事は、朝ご飯はホテルで食べます。夕食のようなボリュームで、少し朝からキツいかなと思います(汗) 。昼は、お弁当が手渡されます。 中身は、おにぎり2個と少しおかずがついている感じで、たくさん食べる人には物足りないかなという感じです。夜は、外食になります。車で20分から30分も走れば、レストランや回転寿司、お好み焼き屋などがあります。
  お風呂は、部屋にはユニットバス、ホテルの中浴場(洗い場6つ)がありますが、つねに人がたくさんいるのでバタバタ慌ただしいですよ! 部屋は10畳の和室で、5人部屋です。  そのほか、ホテルの宿泊者には、復興支援のため他府県から来ている方や、被災者の方々もおられます。電気、ガス、水道も大丈夫です。洗濯機1台、冷蔵庫1台、レンジも別部屋に完備されています。 すでに本部ニュース等で詳細がでているかもしれませんが、念のため報告しておきます。
  また明日も同作業がつづきます。
 

<第1信 12:44受信>
  昨夜は余震が頻繁におき、何回も目が覚めて、少し寝不足です(焦)。 
 
作業5日目。本日の動きは、いわきチーム19名のうち、2名はボランティアセンターの受付手伝い。残り17名は、昨日同様に車3台にわかれ、連合福島の浅川さんの先導で現地にむかいました。昨日まで 20110421094140.jpg と場所が変わり、いわき市四倉(よつくら)地区のガレキ撤去を行っています。被害状況はかなりひどく、倒壊した家屋や車がひっくりかえっている箇所が多くみられます。ほとんどの家には住人がおらず、避難している状況です。
  雨がつづいていたので、ガレキや砂が倍くらいの重さになっており、かなりの重労働になってます。こまめに休息をとりつつ、午前中の作業は終了。
  昼休憩中、小林さんと海岸べりを歩きました。少し気分転換になりました。
  午後作業がはじまります。

 2011/04/20(水) 福島県いわきBC派遣チーム

CAM2PNJA.jpg <第2信 18:12受信>
  昼からも、パラパラ雨が降ったりやんだりで、悪天候の中、引き続き作業が行われました。途中、ハイツの前でガレキ撤去を行っていると、若い男性の方が降りてこられて「綺麗にしていただいてありがとうございます」とお茶を1ケース持ってきてくださいました。みんな重労働で疲れがでてきている最中でしたが、地域の方 CAKV1V52.jpg に感謝されていることを改めて感じ、終了時刻まで気をひきしめ頑張りました。帰りの運転中に、兵庫県警察のパトカーとすれ違いました。普段であれば、パトカーを見るとドキッとするんですが、今日はなぜかホッとしました(笑)
 
これまで兵庫4名で写真を撮ることがなかったので、今日は1枚のせておきます。

20110420092412.jpg <第1信 12:24受信>
  いわきベースに移転後、ボランティア活動がスタートしました。朝9時半にボランティアセンターに集合。大型バスの後方に3台連ねて作業現場まで移動しました。昨日は異例の雪が降ったことから、今日も厳しい寒さが続いています。一昨日の道路ガレキ撤去を、今日も引き続き行っておりますが、先ほどからパラパラ降ってきています。夕方までもってくれればいいのですが・・・。
 

 2011/04/19(火) 福島県会津BC派遣チーム

<第2信 20:15受信>
  地方連合派遣メンバー19名、雪・雨・暴風の中、無事に第2のベースキャンプ「エコホテルいわき湯本」に到着。連合本部の倉永さんより、明日からのスケジュールやホテルでの諸注意等の説明をうけました。特に変わったのが、車3台が貸し出され、3チームに別れて移動するとのことです。兵庫4名と大阪3名の計7名で、これから最終日まで車で移動することになります。車はエスティマ(7人乗り)で、運転は私(小澤)が担当することになりました(汗) 安全運転につとめます!
  20110419iwakitikyou.jpg 明日のスケジュールは、「ぼなり」からバスでくる陣営と、9時半にボランティアセンターで待ち合わせをし、受付後にそのバスの後ろを車3台で追いかけ現地までいきます。仕事内容は、昨日同様に道路のガレキ撤去です。
   全体会議終了後、道の下見ということで、19名が3台に乗り込み、ボランティアセンターまで向かいました。初めて走る道ですし、ところどころ凸凹になっているということで、緊張しっぱなしで運転しました。その後、車で一分ほど走らせ、いわき地域協議会にお邪魔させていただきました。写真はその時のものです。
  明日からは、これまで以上に気合いをいれて頑張ります!
 

<第1信 08:28受信>
  今日は雨ということで、いわきチームは待機ということですが、雨どころか"雪"が降っています
(驚)。
 兵庫であれば桜も散りかけている季節なのに・・・ 会津はとにかく寒いところですネ。
  次の新しいベースキャンプへ13時にバスで出発します。それまではしばし休息です。
 

2011/04/18(月) 福島県会津BC派遣チーム

<第2信 20:35受信>
20110418142514.jpg   昼からも同じ作業がつづきました。いわきの海岸から30メートルくらいの住宅前でのガレキ回収があり、少しの時間待ちを利用し、実際に津波の起きた海岸べりを歩いてみました。本来であると綺麗なビーチなんであろうところが、ガレキやゴミが散乱しており、一番驚いたのが、テトラポットが単体で無惨に飛ばされていました。津波の破壊力に声もでませんでした。
  一キロの掃除も無事に完了し、集会所にあつまり、地域の代表の方に感謝のお言葉をいただきました。そのお言葉の中に「ボランティアの方たちに来ていただいたことは、一生、忘れません!」  自分の家や村全体が被災し、大変な状況の中、このようなお言葉をいた 20110418152423.jpg だけたことは、参加者一同ボランティアに来て良かったと感じさせられたこと思います。
  ぼなり帰着は18時。帰着後に行われる班長会議で、明日からベースキャンプが変わると告げられました。場所はいわき市内です。詳しい内容は、今後の連合本部のニュースにでると思います。 私たちは、ボランティアですから、指示があればどこでも行きます。
  ただ、明日は雨が降るので作業ができないため、いわきチームは待機。兵庫含め地方連合会の20名は、昼から新しいベースキャンプへ移動する予定です。

<第1信 12:53受信>
  ボランティア活動二日目。昨日と同じ作業と聞いていたのですが、現地に着いたら辺りには田んぼが見当たらず・・・?
  よくよく説明を聞くと、今日の作業は住宅地の道路脇に放置されている砂・ガレキの撤去をお願い 20110418105828.jpg したいとのことです。
  約一キロある直線道路に班ごとに散らばり、現地の方がトラック5台をつかい、集めたガレキ等を積み込み、運搬するといった流れです。先ほど午前中に、兵庫チームが作業を行っていた自宅前に、住人が帰宅してきました。そのときに立ち話で10分くらい話ましたが、津波の恐怖が身にしみて感じ、防災対策をしっかり考えていかなくてはと思いました。では、午後の作業がはじまります。

 

2011/04/17(日) 福島県会津BC派遣チーム

<20:07受信>
  ボランティア活動一日目。朝6時に起床し、兵庫4名そろって朝ご飯。7時半にぼなり出発。気温3~5°の中、マイクロバスに乗り込み約2時間半かけて「いわきボランティアセンター」に到着し、作業 20110417132309.jpg 道具を借りて、現地まで移動しました。本日の作業は、津波で被害をうけた田んぼのゴミ拾いを午前中、昼からはガレキ等の撤去です。
  午前中に私ごとですがトラブル発生!
  田んぼがところどころ、まだ海水につかっており、そこに浮かんであった空き缶を拾いあげよーと足を踏み入れたとたん、ズボッと長靴まるまる飲み込まれ、両足膝くらいまで浸かってしまいました(汗) 昼ご飯を食べ終え、無理は承知で、連合福島のいわき地域協議会議長(情報労連)の方に、「どこかに靴下売ってるお店はないですか?」と尋ねると「お店まで車で連れてったげよ」と、まるで神様のようなお言葉をいただきました(喜)
  車中で、震災が起きてからのいわきの状況等を 20110417151759.jpg 聞いたり、私からは阪神淡路大震災の体験話をしたり、短い時間でしたが貴重な情報交換ができました。さて、足元も復活し昼作業がスタート。班ごとに散らばり、海から流れついた流木、ゴミ、家庭用品等の撤去作業です。驚いたのが魚、洗濯機、貝殻もありました。初日なんで、ペースあげずに休憩もとりつつ、着々とゴミ山ができました。兵庫チームの中でも、地元現役で畑作業を行っている小林さんの道具さばきは素晴らしいものでした。
  1日目の作業終了は15時半。明日も同じ作業のようです。 靴下予備持っていきます!

2011/04/16(土) 福島県会津BC派遣チーム 

<04/16 第2信 19:30受信>
  予定より早く17時に「沼尻勤労者保養センターぼなり」に連合兵庫4名を含む参加者全員無事に到着。車中、福島県に入るなり高速道路は凸凹で行き交う車は自衛隊車が大半であり、震災の被害が相当のものであったのだろうと感じさせられました。
  ぼなり近隣は山に囲まれているということもあり、気温は5°くらいで、まだ雪も残っていま 20110416160252.jpg す。
  到着後、「迎え入れ式」が行なわれました。連合福島の影山会長から激励のご挨拶をうけ、これからの主な活動を連合本部の杉山さんから説明を受けました。会津ベースキャンプには地方連合会・産別から66名あつまり、16グループにわけて、会津派遣5グループ、いわき派遣11グループにわかれて作業を行っていきます。迎え入れ式最後には、各参加者から多くの質問があげられました。明日からの作業についての質問がほとんどでしたが、なにぶん状況は日々変わっていっているので、当日になってみないとわからないといった返答もあり、致し方ないのかなと思いました。  兵庫4名は第12班に編入され、部屋も4人部屋で8帖のスペースで寝泊まりしていきます。 今日は夕食が18時15分からで、その後は22時30分の就寝まではお風呂にはいったりテレビをみたりといった感じです。 明日から兵庫4名、安全を大前提に、被災地の1日でも早い復興のためがんばります!

<04/16 第1信 12:13受信>
20110416115103.jpg (余震のため出発が遅れる) 
  打ち合わせ中にも余震があり、スタートから参加者一同不安をかかえつつ、只今(12:13)よりバスにて出発。予震により、高速道路が不通になっているところもあるとの情報がありました。バスは3台に分かれて乗車。詳しい詳細(班編成、宿泊先等)はまたのちほど送信します。
  寒がりな私(小澤)にしたら、今日の晴天はかなりテンションが上がります。ちなみに今は半袖です。

     連合兵庫 福島県会津BC派遣チーム

          小  澤  雄  司 : 連合兵庫 (連合兵庫現地責任者兼務)

          小  林  芳  晴 : 連合兵庫但馬地域協議会

          置  塩  和  也 : JR連合兵庫県協議会

          大  西  明  吉 : JR連合兵庫県協議会 
 

2011/04/15(金) 岩手県宮古市派遣チーム 

 今日一日となりました。みんな、心配したよりも元気で任務を遂行することができました。最後に事故が起こらないよう、気を引き締めて頑張ります。

2011041418550000.jpg 2011041508120000.jpg

 昨日の夕食です

最終日となり帰り支度をしています 


2011/04/14(木) 岩手県宮古市派遣チーム 

  今日はこちらのベースキャンプでの、ボランティアの食事をご紹介します。朝食=弁当・昼食=オムスビ・夕食=弁当、です。朝・昼・夕食のパターンはだいたい同じですが、おかずは少しずつ変わります。不満を口にする人はなく、みんなおいしいと言って平らげています。食事に関しては、極端な偏食の人でない限り、1クールならまあまあ大丈夫だと思います。

2011041407280000.jpg 2011041313070000.jpg

↑  本日の朝食です 

 ↑  昨日の昼食です


2011/04/13(水) 岩手県宮古市派遣チーム 

  今日の午前中は、スナック・バーの泥出し。固 2011041310380000.jpg まりかけて粘りと重さを増した泥を一生懸命掘り起こし、店の外へ運び出していると、泥の中から未開栓のウィスキー瓶が出てきました。店主に報告すると、「お礼といってはなんですが・・・」と差し出されましたが、宿舎は禁酒禁煙だし、ボランティアしてお礼をもらうのも気が引けるのでお断りした。・・・で、けっきょく、ウィスキー瓶は何度かわたしたちと店主との間を行ったり来たりしたが、「どうしても持っていってください」ということで、押し切られた形でいただいてしまいました。でも、どう処分したものか・・・。(働いているところの写真を、と思ったが、現場は暗くて携帯ではうまく撮れないため、今日のところはこんな写真で)

 2011/  miyako201104121.jpg 04/12(火) 岩手県宮古市派遣チーム

  今日の宮古派遣チームは、午前中は個人宅の搬送作業をおこないました。午後には救援物資の仕分け作業でしたが、人出が足りずたいへんでした。
  兵庫チームはみな元気にがんばっています。

(写真は、救援活動時に拾得された被災者の皆さんのアルバムなど、思い出の品々・・・)


2011/04/11(月) 岩手県宮古市派遣チーム 

20110411004.jpg   昨夜も2回余震があり、そのたびに眠りが覚めました。
  8:20にベースキャンプを出発、連合兵庫チームは岩泉行 20110411003.jpg き。
  当地でのボランティア仕事は、瓦礫の撤去がメインで、それ以外には風呂の維持管理。仕事時間は、だいたい移動を含めて9:00~17:00。張り切りすぎず、早め早めに休憩をとりな  がら進めるように、と注意を受けています。消灯は23:00。

 <4月11日15:50 第2信> 20110411009.jpg
  今日は二軒の荷物だしと畑のガレキ撤去でした。畑は津波で流されてきた家具や冷蔵庫、根こそぎ引き抜かれた流木に覆われており、あらためて津波の大きさが伺えます。  
  また、荷物出し作業では、住人のおばあちゃんも手伝ってくれて、元気いっぱいの働きぶりでした。が、やっぱり、寂しさが伝わって来ました。

  明日も同様の作業になります。天候は曇りから雨。寒いですが、被災者からたいへん感謝され、コーヒーをいただきました。天災の怖さは阪神・淡路大震災でこれでもかと言うほどあじわったつもりでしたが、こんどの津波からは、それ以上の怖さを感じます。


2011/04/10(日) 岩手県宮古市派遣チーム 

  宮古市派遣チームは7日の余震の影響で、ベースキャンプ入りを延期し、東京で待機していましたが、9日夕に連合本部から 「明朝出発する」 と連絡が入りました。
  10日朝、連合本部に再集合し、宮古ベースキャンプに向けてバスで 20110410.jpg 出発しました。今回の宮古  派遣チームは総員44名で、UIゼンセン25名、紙  パ1名、NHK労連3名、地方連合は長野3名、石川・富山・福井・愛媛・高知・徳島・各1名、大阪3名、そしてわたしたち兵庫3名となっています。
  滞在期間は当初予定どおりで、15日(金)まで現地で活動します。
  東京から岩手県宮古市までの移動は、バスで約11時間。かなり腰にこたえます。明日からの作業に影響しないか、少々心配。神戸を出発する時には、すでに桜は満開でしたが、宮古インターをおりると周りは一面の雪景色でした。

20110410002.jpg 連合兵庫第2陣派遣者
   森本秀雄 : 連合兵庫 (連合兵庫現地責任者兼務)
   吉田春夫 : 連合兵庫姫路地域協議会
   小笠原公 彦 : 大阪国税労組兵庫地本

  19:00宮古ベースキャンプ(宮古市新里高齢者コミュニティーセンター)に到着。着後すぐに、車で10分のところにある 「ゆったり館」 という施設で入浴。長旅の疲れをいやしました。ただ、たいへんな混雑で、洗い場は列をつくって順番を待たねばならないほどでした。


2011/04/08(金) 岩手県宮古市派遣チーム   

  連合兵庫派遣ボランティア第2陣は、8日(金)朝、任地へ向かうべく連合本部で他の派遣者たちと合流したが、先夜の余震の影響でベースキャンプ滞在に支障が生じたため、出発を延期することになりました。あらためての出発は、現在の予定では2日後の10日(日)ということになっています。また、仙台市BCへの今次派遣は中止、福島県への派遣は予定通りすすめられることが決定されています。
 

 2011/04/07(木) 仙台市ベース 

 いよいよ第一次ボランティア派遣団の作業最終日です。現地に向かうバスの中で、事務局から最後まで注意を怠らず怪我の無いようにとの話を受けながら、昨日までと同じ谷地に入りました。戸数はそんなに多くない地区ですが、前にも報告したように1週間ほど前に水が引いたばかりのため、ま 20110407.jpg だ家の中からの泥出しは終わっておらず、今日も床板を取り除き、泥を掻き出す作業でした。ただ、田んぼの土が混じっているのか、本当に重い粘土状の泥で、これまでで一番きついと感じました。

 午後3時前に担当したお宅の泥出しを終え、道具の泥も流して、7日間のすべての作業を無事終了しました。連合石巻地協・加藤事務局長、連合塩竈地協・小田島事務局長から労いとお礼のご挨拶をいただき、現地をあとにしました。

 ベースキャンプに戻ると連合宮城・山崎会長からのご挨拶で解団式を行い、第一次ボランティア派遣団の宮城県での行動を終えました。最後に、同じグループとして作業を行ったサービス流通連合、JEC連合の皆さんと夕食を共にして、交流を深めました。

 そして、午後11時に仙台ベースキャンプとなった宮交会館をバスで出発し、東京経由での帰路につきました。

 

 今回の震災は、地震、津波、原発事故と非常に大きな被害を受けている上に、東日本太平洋岸を中心に大変広い地域が、その被害、影響を受けています。私たちが第一次として現地に入って復旧のためのお手伝いをしましたが、この団でも作業できる量は限られています。震災発生から1カ月近くたっても、家具の整理や泥出しにかかっている家がたくさんあります。連合だけでなく、行政をはじめ学生やいろんなNPOが支援に駆けつけていますし、兵庫県からもたつの市役所や神戸サウナの自動車が災害支援に入っているのも見かけました。今回の災害は、線の災害では無く、面の災害です。連合兵庫の要請に対して、ぜひ一人でも多くの皆さんに震災支援に参加いただき、また支援の輪を広げていただくことをお願いし、報告を終えさせていただきます。

 

2011/04/06(水) 仙台市ベース 

 本日も、谷地に入り、他のグループとは少し離れて、山に近いところのお宅の手伝いです。好天続きのおかげか、昨日より田んぼの水も減っている感じでした。堤防側の田んぼから何か大きなものが流され当たったようで、壁が大きくへこむように割れていました。谷奥の少し高くなっているところまで、津波が押し寄せたとのことで、セルシオがボートの上にのっていました。
 建物の中の物を運び出しの作業でしたが、机など引出も一杯のため、かなりの重労働でしたが、終盤に大学生の応援部隊が入り、負けていられないと元気を出して作業しました。
 中学生の男の子に「大丈夫だった?」と聞 20110406.jpg くと、「妹が小学校で亡くなった」との返事でみんな何とも言えない気持ちになりました。そして、ちょうど目を上げると川側に学校らしき建物が見えていました。

<04/06 第2信>
 谷地からの帰路、道端に桜が咲いているのを見つけました。今年は4月に入っても雪の舞う日があって石巻市のボランティアセンターのある石巻専修大学構内の桜の蕾も固いままです。地元の方も、今年の桜は遅いかなと言っていましたが、それでも少しずつ春は近づいています。

 


2011/04/05(火) 仙台市ベース 

 北上川沿いにある石巻市の谷地地区に入りました。ここは、津波で堤防が決壊し、家の壁にある跡を見ると道路面から3メートルほど浸水したようでした。お手伝いに行 20110405.jpg ったお宅の話では、津波が去ったあと、つい4・5日前まで1メートルほどの水につかったままで、ボートで自宅の物を取りに戻っていたそうで、まだ水の残る田んぼにそのボートがありました。堤防の修理とポンプによる排水を行って、ようやく道路を行き来できるようになったとのことでした。
 
それぞれのお宅は中まで泥が入っており、床板も外しての泥出しや、倉庫の崩れている備品や流れ込んだものの除去など、みんな泥だらけになりながらの作業でした。これまでボランティアセンター以外で他のチームと出会うことは無かったのですが、ここには、大学生やまた東北高校野球部の60人ほどの高校生もボランティアに入っていました。
 
堤防の決壊のほか、河原には根本から倒れ流されてきた松などの大木や、また黒牛の死骸も3頭転がっていて、北上川に流れ込んだ津波の力の大きさを証明していると感じました。


2011/04/04(月) 仙台市ベース 

 ベースキャンプでの一日は、午前7時30分に始まります。当番の班が、玄関でお弁当を受け取り、各人に2種類1組が配られます。その一つを朝食として食べたあと、もう一つを昼食用に携行し、活動の準備をして、8時30分にベースキャンプを出発します。現地(多賀城市・石巻市)までバスで移動し、ボランティアセンターで当日の作業内容の指示を受け、作業するお宅まで送ってもらいます。シャベルなど必要な機材を持って行き、被災されたご家族の要望を伺いながら進めます。これまでは、力仕事が多かったため、50分作業、10分休憩と昼食休憩のパターンで作業を進め、終われば次のお宅に移動してきました。それぞれの班が同時に終わることは無く、先に終わったところは手伝いに回るなど、協力し合っています。
 
そして、午後の作業終了後順次バスに乗り、ボランティアセン 20110404.jpg ターに戻って報告を行った後、仙台市内のベースキャンプに戻ります。戻ると班長会議で、当日出た課題や翌日の予定などが報告されたり、また共同生活をおくる上での注意点の確認などを行い、班員に報告されて、それぞれ自由に夕食、就寝で、一日が終わります。
 ベースキャンプ脇にあるJR仙山線は震災後運行を見合わせていましたが、本日(4月4日)より運行再開になりました。そのことを知らなかったので、早朝寝ている時に何の音かと驚きましたが、少しずつではありますが、日常生活に戻ってきている光景に出合えるようになったと思います。

2011/04/03(日) 仙台市ベース  

  4月3日からは石巻市での作業になりました。8時半に仙台市内のベースキャンプを出たので 20110403.jpg すが、高速道路も石巻市内の道路も渋滞で、現地には昼前の到着となってしまいました。
  石巻市内の様子は、作業に行ったお宅でも2メートル近い浸水だったようで、加えてヘドロ状の泥がたくさん積み上がっていました。これまで同様4つのグループに分かれ、それぞれ担当するお宅で、ヘドロを土嚢袋に入れ、使えなくなった家具などと共に道路に出す作業です。最後に伺ったお宅では、今回の津波でご家族を亡くされており、全員で黙祷しました。
  また、連合本部から古賀会長もお見舞いと激励のため、この現場に来られました。
  帰路も渋滞で、3時間ほどかかってベースキャンプに戻りました。
 

 2011/04/02(土) 仙台市ベース

<04/02.15:28着信> 20110402.jpg
 宮城に入っている連合ボランティア第1次派遣隊は、自動車総連、生保労連、JAM、全電線、JP労組、情報労連、サービス流通連合、JEC連合、そして連合兵庫からの参加者で、ほぼ組織毎に3~6人をひとつの班に9班で構成されています。そして2~3班をひとまとめにして作業グループとし、手分けして被災者のご自宅の後片付けを手伝っています。
 本日午前は、津波による床上浸水で水分を含んだ畳約20枚の運び出しと、午後も津波浸水の泥出しと清掃でした。小さな川のほとりのご自宅で、向こう岸にある工場駐車場から押し流された自動車が川にまだ残っている状態です。お手伝いに伺うのは、高齢者宅が多く、これも核家族化の課題かと考えさせられました。
 やはり泥出しなどは重労働であり、作業後の戻りのバスでは、みなさん口数も減ってきています。

 2011/04/01(金) 仙台市ベース

<04/01.17:02着信>
20110401-002.jpg   ベースキャンプになっている私鉄総連・宮交会館を8時半にバスで出発し、多賀城市に向かいました。途中までまわりの風景に特別なことを感じることも無かったのですが、国道45号線が三陸自動車道と交差するあたりから泥を被り放置された自動車がたくさん見られるなど、津波による被害の大きさを目の当たりにしました。
  ボランティアセンターのある多賀城市役所で菊地市長のご挨拶をいた  だいた後、場所の指示を受け、4つのグループに分かれて作業に向 20110401-001.jpg かいました。私たちの作業は、年配のご夫婦のお宅の後片付けです。1階では割れた食器やガラスを取り除きながら、棚などを庭に出し、部屋を片付け元に戻す、2階も倒れかかり、引き出しの飛び出したタンスなどを元の形に戻すことです。被災後、仙台市内に住む娘さんの所に避難されていたようで、全く手付かずの状態でしたが、10人余りが一斉に作業したことで、無事予定時間内に終えることができました。
  ご夫婦には、大変感謝いただき、帰る私たちの姿が見えなくなるまで、手を振って見送っていただきました。
 

<04/01.14:5  第2信>
  多賀城市新田で活動。いま、連合兵庫チームで被災家屋1軒、片づけ完了(仙台市ベースキャンプ組で計5軒完了)。たいへん喜んでいただけました。津波の被害は予想通り凄いものです。

2011/03/31(木) 仙台市  20110331sendai.jpg

<04/01.09:24着信>
【連合兵庫ボランティア派遣スタート】  
 
連合本部から派遣されるボランティアに連合兵庫から3名(土肥・伊藤・森脇)が参加、全国から集まった仲間と共にバスで仙台市に入りました。
  到着後、現地連合宮城・山崎会長からご挨拶をいただき、またミーティングで翌日多賀城市における作業予定や、宿泊所での注意事項の説明を受けました。
  仙台は、被災地とはいえベースキャンプを設置しようというほどなので、市内の通りでは、大きな損壊の建物は見かけられません。とはいえ閉まっている店や営業時間を短縮している店舗が多くあり、またガス供給が停止されているビルがあるなど、市民生活への影響が見られます。