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2013/6/6街頭アピール行動
STOP THE 格差社会! 暮らしの底上げキャンペーン
街頭アピール行動を実施
◆連合兵庫は6月6日(木)夕刻、神戸市中央区の三 ノ宮周辺で、『STOP THE 格差社会! 暮らしの底上げキャンペーン街頭アピール行動』 を実施しました。
◆連合兵庫役員・各地域協議会代表、連合兵庫政策フォーラム参加議員など約100名が行動に参加、仕事帰りのサラリーマンらにアピールビラを配布しながら、連合の主張を訴えました。
辻 泰弘:参議院議員(兵庫県選挙区予定候補)も参加
◆アピール行動は、森本洋平:会長のマイクでスタート、つづいて黒田一美:兵庫県会議員(神戸市垂水区)・崎元祐治:神戸市会議員(神戸市須磨区)が地方政治の立場から暮らしの底上げ施策を訴え、辻泰弘:参議院議員(兵庫選挙区予定候補)がアベノミクスの欠陥を指摘するとともに民主党の国民生活重視の経済政策を熱く訴えました。
ストップザ格差社会・暮らしの底上げキャンペーン ア ピ ー ル (以下は、森本洋平会長の街頭アピールの概要です) ◆今、私たちは全国一斉にストップザ格差社会キャンペーンを実施中です。 ◆アベノミクスで皆さんの生活は良くなりましたか、生活実感はどうですか。 ◆デフレ経済の原因はハッキリしているのです。賃金が増えないことと、将来不 安です。 ◆何故、賃金が低下したのか、小泉・竹中の行き過ぎた規制緩和です。 ◆労働者派遣法 を作り、制度の趣旨を捻じ曲げてコストダウンに利用した。
◆かくして非正規社員と呼ばれる労働者が1700万人のまで拡大した。 ◆それまで、パート・アルバイトでの仕事は主婦中心に1200万人だった。 ◆要は使い勝手の良い、低賃金の労働者を作ってしまった。 ◆今、日本のデフ レ対策と景気回復に必要なことは、賃金の底上げなのです。◆今年の春闘で安倍総理が直接経団連に賃金を上げて欲しいと要請しました。 ◆経団連の中でも数社は賃上げを実施した企業もあったようですが実感はなし。 ◆本来春闘での賃上げ交渉は労使協議に委ねられた事項です。 ◆総理が行うべきは、最低賃金を大幅に上げることを指導すべきなんです。 ◆今、兵 庫県の地域最低賃金は時間749円です、どうですか低いと思いませんか。 ◆月165時間、年間2000時間働いても、年間150万円にならないのです。 ◆ワーキング ・プアと言われている、年収200万円さえ下回っているのです。 ◆欧米各国では、低い国でも800円を超えており、多くは1000円です。 ◆総理が実施すべきは、経団連への申しいれでは無く、最賃を上げる事です。 ◆加えて、安倍政権は労働者保護ルールを改悪しようとしています。 ◆解雇の金銭 解決制度の導入を規制改革会議で論議しています。 ◆裁判で不当解雇の判決を 勝ち取っても、会社が一定の金銭を支払えば解雇 出来る。◆労働時間ルールの見直しでは、ホワイトカラーエグゼンプションが持ちだされている。 ◆長時間労働しても時間外賃金を支払わなくてもよい制度 です。 ◆「残業代不払い制度」であり、長時間労働を助長させる制度と云えます。 ◆私たち連合は、雇用社会を支える「安心・安全」の基盤を根底から覆すような「労働者保護ルールの改悪」を決して認めることは出来ません。 ◆労 働者保護を後退させ、格差社会を拡大させる動きに断固反対いたします。 ◆このような格差は、家庭生活だけでなく 教育にも大きな影響が出ています。 ◆家庭の経済格差が子供達の教育格差に繋がっているデータも出ています。 ◆高校を中退する子供 たちの21%が母子家庭という悲しい現実もあります。 ◆日本の将来を担う子供達を格差によって影響させてはなりません。 ◆日本が目指すべき社会は、競争社会では無く、共に 生きる共生社会です。 ◆新自由主義経済と言葉では綺麗かもしれないが、行き過ぎると奪い合いです。 ◆何事も奪い合えば、いくらあっても足りない、 分かち合えば余るのです。 ◆その上で、政策制度実現の根本的 な考え方は、大きく3点あります。 ◆一つは、レースフリーです、人種や人権による差別を無くすことです。 ◆大阪市長のような女性差別とも取れる発言からは暖かい政策は生まれません。 ◆二つ目は、ジェンダーフリーです、古い固定観念の性差別の撤廃です。 ◆女性の家事労 働からの解放とか、男性の長時間労働からの解放というだけでなく、男女が共同して仕事と家庭を両立できるような社会制度を作るべきです。 ◆三つ目は、エイジフリーです、年齢による差別をなくすことです。 ◆超少子 高齢化に突入する日本にとって、蓄積された技術・技能の継承です。 ◆高齢者と言われる方々のノウハウが生かせるような、政策が必要です。 ◆要は、誰もが安心して働けるような社会を作ろうと連合は考えています。 ◆全ての働く仲間と力を合わせ「働く事を軸とした安心社会」を作ります。 ◆共に頑張りましょう。 |