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森本洋平会長ブログ.com

2013/06/03(月) 「空気」清浄機がほしい

◆梅雨に入りました、頭の中までカビが生えそうです。事務所にはプレゼントしていただいた空気清 20130603kaityouburogu001.jpg 浄機が椅子の後ろに置いてあります。此処に来て大活躍を見せています、スイッチ入れて2~30分すると爽やかな空気になります。

◆何とも鬱陶しい季節になってきましたが、世間も橋本大阪市長の従軍慰安婦発言問題で花火大会の様相を呈しているようです。メディアも批判しているのか、火消しに回っているのか分からないような報道をしております。10とか8などは問題点を強制連行かどうかにすり替えるがごとき報道ぶりです。

◆そうかと思えば、大阪市議会で市長に対する問責決議案が出され、否決されたようです。自民・民主・共産の皆さんは何を考えて問責を出されたのか、甚だ不可解です。地方選挙で維新に大負けした仕返しのようで、感情的に先走ってしまったように見えてきます。まるで子供の喧嘩ではないでしょうか。

◆この種の失言ともとれる事態はご本人自身が一番よく分かっていると思うのです。どのように修正発言しても多くの国民はわかっているのです。大阪市行政の橋本改革もメッキがはげかかってきたようです。労働界でよく使われていた、「名ばかり管理職」をあてはめて、「名ばかり改革」なのでしょうか。

◆30年ほど前に教わった言葉を思い出しました。「戦争とは血を流す政治であり、政治とは血を流さない戦争である」と言われた方がいました。私は選挙という行為で多数決によって自分達の代表を決めることから民主主義がはじまると考えていましたから、この言葉はしっくりとは受け取れませんでした。

◆橋本市長の市政運営が弁護士独特の手法だったことが、此処に来て一般市民にも分かってきたと云う事だと思われます。選挙で勝てば全て民意は自分にあるとの考え方で、意に沿わない意見は完全無視、そればかりか馬鹿呼ばわりまでする発言は民主主義への冒涜のように思えてなりません。

◆民主主義は多数決です。当たり前のことですが、その前提として少数は多数に従い、多数は少数の意見を尊重するとの姿勢があってこその多数決なのです。
  
要は多様な意見があることを認めたうえで、多様な意見を聞き、自分の考えに包含出来るものは取り入れて行くことが民主主義にとっては重要なのです。

◆今日の言葉 「躓く石も縁(つまずくいしもえん)」

  出会いというものは全て不思議な因縁で結ばれていると云う意味。歩いていて、躓いた石でも、無数にある石の中から躓いたのも何かの縁だということです。出会いの大切さ、茶道で云う「一期一会」も、又、楽しからずやですよね。

(森本洋平)