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第1回労働法セミナー開催
働く価値と働く者の権利を理解し、ディーセントワークを実現しよう
人材育成活動の一環として [第1回労働法セミナー]ひらく
◆連合兵庫は5月19日(日)、一般財団法人兵庫勤労福祉センターとの共催で、「第1回労働法セ
ミナー」を開催しました。
このセミナーは昨年10月の第27回地方委員会で 「連合兵庫人材育成に向けての当面する方向性」 を特別報告として確認したもので、その具体的活動の第1弾として開催しました。
◆今回のセミナーは5月19日(日)・26日(日)の2日間にわたって4講座を組んでいますが、19日に第1日目として第1講座・第2講座をおこなったものです。
◆今回のセミナーは数多くある労働関係法の概要を理解するということに主眼をおき、2日間・4講座として企画、1日のスケジュールが午前9時30分~午後4時30分という長時間にわたるハードなものですが、これは余り長期間にわたっては全講座受講が困難ではないかと考えたためです。また、開催日を日曜日としたのは、受講希望者の便宜を配慮したためです。
◆セミナーは、土肥:財団理事の司会で幕をあけ、冒頭、主催者を代表して、澤田:連合兵庫人材育成検討委員長と辻:一般財団法人兵庫勤労福祉センター常務理事があいさつに『立ちました。
主催者あいさつ 澤 田 昌 生 : 連合兵庫人材育成検討委員会委員長 昨年10月の地方委員会で 『連合兵庫人材育成に向けての方向性』 を確認しましたが、その具体的テーマは、「働く価値と働く者の権利について定例的かつ継続的な研修体制の確立」、そしてもう1つは、「連合兵庫シンクタンク機能強化に向けた兵庫県総合生活研究センターの再構築」 というものです。
今回は、継続的研修の第一弾として 『労働法セミナー』 を開催することとしました。 本日の資料の中にもありますが、一口に労働法といっても主なもので20以上あります。その一つ一つを詳細にわたしたち自身が熟知することは困難ですが、今回のセミナーでは、どんな目的で法律が制定され、重視すべきところはどこなのかという、概略的なことは理解しておく必要があるだろうという意味で計画しました。
あらためて、研修にご協力くださった4名の社労士の先生に感謝申し上げます。それぞれ講座ごとに質問の時間も設けていただいておりますので、遠慮なくご発言いただきたいと思います。 主催者あいさつ
辻 芳 治 : 一般財団法人兵庫勤労福祉センター 連合兵庫の新たな取り組みの柱ということで、人材育成に関する活動を据え、具体的な取り組みを検討委員会の中で検討いただいて、このセミナー開催に至りました。 とうぜんそれぞれの産別においても、いろいろな教育体系なり指針をお持ちだと思います。そういう中で、われわれローカルセンターとして果たすべき役割として何を為すべきか、調査活動などおこないながら、今回はじめての試みとして、このような系統だった労働法セミナーということでプログラムを組ませていただいております。 セミナー開催にあたりましては、連合兵庫の機関会議の中で、参議院選挙を目前に控えた時期に、大事な日曜日を使うというのはどうか、というような声も一部にありましたが、新たな運動の柱ということで、澤田委員長とご相談を重ねながら、本日の開催になったという経過もあります。 われわれ労働組合の役員として、多様化する雇用形態、労働形態の中で、従来の法的知識や経験だけでは対応しきれない状況が生まれてきており、さまざまな問題に適切に対応していくためには、数多い労働関係法に対する正しい理解が欠かせないところです。 たいへん長時間でハードな講座になりますが、充分に学習いただいて、今後の活動に活かしていただきますようお願いいたします。 |
<労働法セミナー プログラム>
第1講座 下川正義 : 社会保険労務士
[労働組合法/労働関係調整法/労働者派遣法/高年齢者雇用安定法/個人情報保護法/公益通報者保
護法]
第2講座 長谷川まゆみ : 社会保険労務士
[職業安定法/雇用対策法/障害者雇用促進法/雇用保険法/厚生年金法/健康保険法]
第2日目(5月26日(日))
第3講座 浅原 : 社会保険労務士
第4講座 榎原 : 社会保険労務士