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第23回兵庫県労使懇談会
春季生活闘争ヤマバをひかえ、労使懇談会ひらく
連合兵庫・県経協で第23回兵庫県労使懇談会
◆連合兵庫は2月28日(木)、神戸メリケンパークオリエンタルホテルで、兵庫県経営者協会と労使懇談 会をひらきました。◆懇談会には連合兵庫からは、森本会長をはじめ三役・顧問・事務局あわせ22名が、また県経協からは寺崎会長はじめ22名が出席。他に、兵庫県・兵庫労働局などから、11名が出席し、第2部では井戸敏三:知事があいさつを述べました。
◆春季生活闘争のヤマバを控えた時期の開催であり、労使交渉の在り方や賃上げに関する考え方などについて労使双方が意見表明し、それについて厳しいやりとりがなされましたが、労使が 『ウイン・ウイン』 状態で解決が図れるよう、お互いに知恵を出し合っていこう、ということで議論の幕を下ろしました。
◆また、連合兵庫と兵庫県経営者協会との共同研究事業の進め方について協議し、平成25年度の研究課題として 『若年者雇用問題』 について研究を進めることを確認しました。
【連合兵庫会長あいさつ(要旨)】
第23回兵庫県労使懇談会開催にあたって 連合兵庫会長 : 森 本 洋 平 ◆すでに東京中央段階では、連合と経団連の懇談会も開催され、先行組の交渉も開始しているようでございます。 ◆今日の懇談 会では、労働条件や働き方など、労使がより理解を深める場になればと考えています。
◆ここ数年、連合の取り組みは、労働条件と政策実現を車の両輪と位置付けて交渉に取り組んでおります。
◆中央の政権も第二次安倍政権に変わって、ちょっと狂い咲きしたように総理自ら賃金を上げてデフレ脱却をと経団連に申し入れてくれました。 ◆ただし、私自身は、直近の株高や円安にマーケットが反応し、その勢いに煽られて一喜一憂する対応は如何なものかと思っています。
◆とはいえ、長期的に賃金が低下傾向にあることや、企業の内部留保が増え続けていることも、確かな事ではないかと思っております。
◆特に地方連合会としては、中小共闘の取り組みが中心となります。その意味からはミニマム運動の課題を中心に底上げを図りたいと考えています。 ◆大切な事は労使が現状をしっかりと認識したうえでの協議が必要と思います。 ◆最後に、企業は従業員全員で経営するものであるとの考え方を基本に、対決するのではなく、あくまでも労使が「ウイン・ウイン」の解決が図られる交渉となるよう取り組むことを付言してご挨拶と致します。 |