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森本洋平会長ブログ.com

2013/01/11(金) 浩然の気を養う

◆皆さん、明けましておめでとうございます。んッ、今頃何言っているのかといわれそうです、10日 20130110yuuyake00051.jpg 戎も終わってしまいました。今年も連合兵庫事務局一同、皆様と共に「働く事を軸とした安心社会」作りを目指して、力いっぱい運動を展開いたします。変わらぬ御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

◆しかし、何といっても昨年末総選挙での民主党の大敗を未だに引きずっているようで、スカッとした気分になれません。負けたことをグズグズ持っていてもしかたがないという思いで、新年旗開きを元気一杯頑張りました。自分の体のことも考えず、少し頑張りすぎたのか身体が重く感じてしかたありません。

◆新生民主党も海江田党首のもと、しっかりと取り組んでいただきたいと思っていますが、何でもかんでも全て反対する昔の野党的な対応は慎んでいただきたいと思っています。政局ではなくして、あくまでも政策本位の議論をお願い申し上げておきたいと思っています。民主党は57名の国会議員のためにあるのではなく、総選挙で多くの国民から得票していることをお忘れなく。

◆てなことで、少し重たい気分になっていたところに、「ヘェー」と思うような話題が入ってまいりました。昨年末の紅白歌合戦の話題で「三輪明宏」さんが歌った「ヨイトマケの歌」が絶賛を浴びているとのことでした。この歌は私が中学卒業して会社に入ったころの歌で、すごく印象に残っていた歌でした。残念ながら紅白歌合戦は見てなくて、早々と寝てしまっておりました。

◆何かと物議のあった歌でした、歌詞が労働者を差別しているとのことで、放送されなかったように記憶してます。当時、もう一つ発売禁止になった歌があって印象的に覚えています。たしか、フォーク・クルセダーズというフォークグループが歌っていた、「イムジン河」という歌で、政治的要素が強くて発禁になったようです。ただ私は発禁前にレコードを購入して聞いた記憶があります。

◆あまり文化芸術の造詣はありませんが、スポーツに政治的要素が入ると競技そのものの価値がなくなるのと同様に、文化芸術といった分野に政治的要素を入れ込むことは如何なものかと思います。純粋に素晴らしいものは素晴らしい、美しいものは美しいで良いと思います。今日の言葉に書きましたが、「浩然の気」を養って、小さな世界に埋没しないようにしたいものです。

◆今日の言葉 「浩然の気(こうぜんのき)」

  何事にも束縛されない、大らかで屈託のない気持ち。孟子の言った言葉とされ、「人というものは理論だけでは駄目、また、行動あるのみでも駄目、全ての事を包み込むような人間性」のこと。皆さんも、たまには大自然の中でゆったりと「浩然の気」を養ってみては如何でしょう。私は煩悩が多くて駄目です。

(森本洋平)