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2012政策研究集会
『働くことを軸とする安心社会』 実現に向けて
連合兵庫・地協合同2012政策研究集会ひらく
◆連合兵庫は、8月5日(日)・6日(月)の2日間、宝塚ホテルに構成組織・地域協議会役員、連合兵庫政策フォーラム会員議員など約110名をあつめて、2012政策研究集会をひらきました。
<第1日目 ・ 8月5日(日)>
◆研究集会は伊藤弘孝:連合兵庫副事務局長の司会で幕をあけ、主催者を代表して森本洋平:連合兵庫会長(政策フォーラム代表幹事)・松本剛明:民主党兵庫県連代表(政策フォーラム代表幹事)があいさつに立ちました。
◆第1日目プログラム
(1) 連合の政策・制度について
『2013年度 連合の重点政策のポイント および 地方の手引きについて』
森原琴恵 : 連合総合政策局 生活福祉局 次長
<東日本大震災 復興・再生関連>
<経済政策>
<雇用・労働政策>
<中小企業政策>
<福祉・社会保障政策>
10.高齢者と障がい者に対する福祉サービスの充実と権利擁護の確立
<国土・住宅政策>
<教育政策>
<環境政策>
<食料・農林水産政策>
<消費者政策>
<人権・平等政策>
<ワーク・ライフ・バランス>
<政治改革> |
(2) 兵庫県政・県議会活動について
『 民主党・県民連合議員団活動について』 越田謙治郎 : 兵庫県会議員(民主党・県民連合 政務調査会副会長) 1.県議会の状況 2.議会改革の動き議会基本条例の制定(平成24年3月) 本会議の質問における一問一答方式の導入 委員会討議の導入 常任委員会における特定テーマの研究
3.民主党・県民連合も変わる 今年度の取り組みとして、管内調査時に相生市や福祉団体の皆さんとの意見交換会を実施
4.代表質問(一問一答方式) 〇エネルギー社会に向けた取組について 〇通学路の安全対策について(1)通学路事故ゼロ計画の策定について (2)通学路事故ゼロに向けたハード対策について (3)通学路事故ゼロに向けた交通規制・取締について
〇広域的な防災対策の推進について 〇県立こども病院移転に対する県民理解の促進について 〇更なる県内分権の推進について 〇インクルーシブ教育の推進について
5.民主党・県民連合 2012年基本方針
①県民の参画と協働で「地域主権社会」を目指します
②お互いに支え合う「健康福祉社会」を目指します
③生き抜く力を育み「子どもが輝く社会」を目指します
④命を守る「危機管理型社会」を目指します
⑤雇用を創出する「産業活力社会」を目指します
⑥持続可能な「環境循環型社会」を目指します
⑦地域特性を活かした「快適で潤いのある社会」を目指します
⑧多様性を認め合う「こころ豊かな共生社会」を目指します 6.現在、「重要政策提言」 7.今後について |
(3) 地域行政・地方議会活動について
『「いのち」 を大切にし、支えあう社会をめざして』 「わたしのワークライフバランス~向かい風でも前に~」
北野聡子 : 宝塚市会議員(宝塚市議会副議長) 1.市会議員になるまでの活動 1975年4月~2002年12月
1995年1月 阪神淡路大震災 2.市議会議員になって 2003年4月~2012年・・・
〇公契約について <2011年から新たに実施したもの>
長期継続契約の期間の見直し <2012年から実施するもの>
従前:年度開始前には予算の執行ができない/入札ができない
業務委託における受託業者に雇用される労働者の劣悪な労働条件を改善するため
1.条例制定までの流れ 不祥事→市民から議会に対して厳しい批判がなされた。
②市の第三セクター破綻→市が多額の損失
③活発な一般質問。議員提案や、議案に対する修正も積極的。
④多くの議員が平生、議会改革や基本条例の調査・研究を。 ■2009年6月「議会改革特別委員会」を設置 「素案」決定 2010年11月パブリックコメント(12月~2月) 「市民の意見を聴く会」 市内7会場 パブリックコメント2回目(3月) 「議会基本条例」 2011年3月議決 4月1日施行 なぜ議会基本条例を制定したのか⇒ 「市民に開かれた議会」の実現
◆ 議会は市民参加の促進に努める 〇議会基本条例規定事項の運用について ①賛否の公表 賛否の分かれた議案について、6月議会から実施 ⅰ 議場で議席番号を読み上げる ⅱ ホームページで公表する ⅲ 市議会広報「かけはし」で公表する ② 反問権 市長等は、議員又は委員の質疑質問に対し、その内容の確認、又は論点をわかりやすく明確にするため、反問することができる。 ※ 議員の意見を批判する等、反論することは容認しない ③ 議会報告会 2011年度 各定例ごと(年4回)に市内2箇所で開催 各常任委員会の報告書を作成 準備や進行も議員全員で分担 駅前でのチラシ配りや、ポスター掲示 ◎2012年度 年4回、市内3箇所で開催④ 自由討議 ○自由討議のために一般質問と議案審査の日程を入れ替えた ○委員会開催日を増やす(従来は1日) 1日目 提案理由説明の日 2日目 論点整理の日(協議会) 3日目 質疑・自由討議・討論・採決 4日目 委員会報告検討(協議会) 最終本会議で委員会報告書を傍聴者に配布/議会報告会でも配布 『とてもわかりやすい。』と好評 < 課題 >
①地方自治法第96条第2項に基づく「議決権の拡大」6月制定 ●月刊「ガバナンス」 2011年11月号本市の自由討議や議会報告会について掲載 ●早稲田大学マニフェスト研究所による「議会改革度調査2011 」宝塚市議会 1356議会中 14位 宝塚市議会は、市民に信頼される議会をめざして今後も努力していきます。 〇取り組んできたこと ★奨学金制度 ★食の安全について ~ともに生きよう この街で~ ■教育のセーフティーネット・定時制を守ろう! 競争主義ではなく、どうすれば努力できるようになるか考え、誰もが努力でき、安心して生きていくことができる社会をめざす。 |
◆参加者交流会 司会:森本秀雄:連合兵庫副事務局長
<第2日目 ・ 8月6日(月)>
◆第2日目は司会・進行を土肥淳二:連合兵庫事務局長代理に交代し、連合兵庫・政策フォーラムの地域活動報告、連合表の政策制度の取り組みについて報告と討議がおこなわれました。
◆第2日目プログラム
(4) 地域協議会 政策・制度活動 地域フォーラム活動報告
◆尼崎地域協議会・尼崎地域政策フォーラム 中庭:副議長 1.地域協議会・地域の特性・特長等
・連合兵庫阪神地域協議会結成・尼崎地区連絡会、尼崎地域協議会結成の経緯
2.尼崎地協としての市労働福祉行政の動き ・公契約条例制定に向けて ・2012時点 兵庫県議会議員 ― 尼崎市議会議員 塩見 幸治 北村 章治 明見 孝一郎 小柳 久嗣 宮城 亜輻
新風グリーンクラブ 4.尼崎市・尼崎市長との関係
◆北阪神地域協議会・北阪神地域政策フォーラム 草野:事務局長 1.地域協議会・地域の特性・特長等 〇連合兵庫結成・阪神地域協議会結成・北阪神地域協議会結成の経緯
※伊丹地区連絡会 三田地区連絡会 宝塚地区連絡会 川西・猪名川地区連絡会
〇北阪神地域協議会の活動 2.北阪神地協としての対市・町行政について 〇政策・制度要請等の行政について〇各市・町の首長との関係 伊丹市 宝塚市 川西市 猪名川町 三田市 3.北阪神地域政策フォーラムについて 〇北阪神地域政策フォーラム ◎北阪神地域主催のフォーラム研修会の開催 〇各県・市・町の推薦・支持議員団・フォーラム ◎県議会 伊丹市 山本 千恵 宝塚市 池畑 浩太朗 川西・川辺郡(猪名川町) 越田 謙治郎 三田市
◎伊丹市議会
〇2012年6月現在
〇幹事会 (年2~3回)
※西阪神地協として |
(5) 連合兵庫の政策・制度の取り組み
『連合兵庫2013年度政策・制度活動について』 辻 芳治 : 連合兵庫事務局長(政策フォーラム副幹事長) 1.兵庫県に対する政策・制度要請
兵庫県知事への2013年度政策・制度要請(2012年9月26日) 2.兵庫労働局との意見交換
地域産業労働懇談会懇談会(春闘時期2月~3月) 3.推薦議員団・民主党県連との意見交換
民主党・県連合議員団との意見交換会(2012年7月26日/6~8月) 4.市・町に対する要請
各地域協議会における対行政要請・予算要望等(書面要請/首長懇談会等) 5.今後の取り組み
各地協にける対行政要請・予算要望等の定例化(書面・懇談等) 6.その他 各地域協議会における行政(市・町)単位の窓口・実務レベルの連携政労使関係:兵庫県労使懇談会/県民局雇用対策三者会議等 2013年度以降の政策集会の開催について
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◆土肥:事務局長代理がしめくくりのあいさつを述べ、2日間の全日程をおえました。