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2012平和行動in沖縄へ参加
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2012平和行動in沖縄へ参加
◆連合は、平和に向けた連帯活動方針に「在日米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本的見直し」「核兵器廃絶と被爆者支援の実現」「北方領土返還要求運動」等をかかげ、毎年6月~9月を「全国平和運動強化月間」と位 置づけて、さまざまな取り組みをすすめています。
◆連合兵庫も本部方針にもとづき、平和行動取り組みの第1弾として『2012平和行動in沖縄』に、6月23日(土)~25日(月)の3日間の日程で構成組織・地域協議会から27名が参加しました。
◆本年は、沖縄県の本土復帰40周年の記念すべき年ということで、例年の取り組みに加え、連合兵庫としては初めての取り組みになりましたが、情報労連主催の「嘉手納基地周回行動(全行程約17㎞)」に参加させていただきました。参加者たち一人一人が自分自身の足で実際に歩くことで基地の大きさをあらためて実感し、沖縄の米軍基地問題を見つめ直す絶好の機会となりました。
◆嘉手納基地周回行動に参加するにあたっては、松田副会長(連合兵庫国民運動推進委員会委員長・情報労連NTT労組)をはじめ、周回行動の運営を続けてこられた情報労連本部および情報労連沖縄県協議会の皆さまに全面的にご協力をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
<23日(土)>
連合本部主催2012平和オキナワ集会 ◆第1部 基調講演◆
演題「変わりゆくアジア情勢と日本の対応」
◆第2部 平和式典◆
主催者あいさつ
地元歓迎あいさつ
来賓あいさつ
平和メッセージ ピースリレー 伊丹 幸男 連合広島会長 平和アピール 安次富葉子 連合沖縄女性委員会 ◆平和式典であいさつに立った古賀会長は、いまだ沖縄県に日本全国の米軍専用施設の74%が集中していることに加え、普天間基地に配備が予定されている垂直離着陸機オスプレイの問題などへの認識を深めるため「日米地位協定抜本的見直し、在日米軍基地縮小、沖縄の負担軽減」を求める組織署名(署名件数4,747)を初めて実施した ことに触れ、連合の総意として強く日米両政府にはたらきかけていくと述べました。 ◆連合沖縄の仲村会長より、次の平和行動の地である連合広島の伊丹会長へピースフラッグが手渡されました。 |
<24日(日)>
情報労連主催 2012沖縄ピースすてーじ ◆梅雨明けの晴天のもと、参加者たちは午前8時に集合場所の沖縄都ホテルを出発。約1時間弱で出発地点となる嘉手納町兼久海浜公園に到着した一行は、周回行動に必要な装備として麦わら帽子・ミネラルウォーター・ペットボトルホルダー・ゼッケン等を受け取り、全行程17㎞におよぶ行進に向けた出発式に臨みました。 ◆午前9時10分頃より行進がスタート。元気よく歩き出した連合兵庫の一行でしたが、気温の上昇とともに容赦なく照りつける太陽に汗が噴き出ます。互いに声をかけ合い一歩一歩進みました。 ◆途中、情報労連のスタッフの皆さんが用意して下さった冷水で給水をしながら1時間半ほど行進したのち少し休憩をとり再び出発。12時すぎに昼食・休憩場所の八重島公園に到着しました。用意いただいたお弁当とお茶を受け取り、腹ごしらえと午後の行進に備えて、参加者たちは各々公園の木陰でしばしの休息。 ◆午後1時より再び歩き出した連合兵庫の一行は、街宣車がリードするシュプレヒコールに呼応しながらさらに歩みを進めていきます。午前中に比べて一段と強くなった日差しに耐えながら、周回行動のゴール地点をめざしました。
◆午後3時前に周回行動の最終地点である嘉手納運動公園・スポーツドームに到着。
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<25日(月)>
連合兵庫・フィールドワークin沖縄
◆今回の平和行動の最終日には市内研修としてバスをチャーターし、嘉手納「道の駅」ビル屋上より嘉手納基地を見下ろし、前日に体全体で実感した基地の大きさや広さ、戦闘機の離発着の様子などを視察しました。
続いて、世界一危険な基地といわれる普天間基地を嘉数高台の展望台より見下ろし、沖縄県民の住宅の間近に迫る基地滑走路の様子を目の当たりにし、戦機の爆音や墜落事故等の危険にさらされている県民の恐怖を身近に感じることが出来ました。
◆連合兵庫の2012平和行動の取り組みは、このあと広島~長崎~根室へと続きます。
これら第2次世界大戦で多大な被害を被った地域を直接訪れることで、平和とは、戦争とは何かを知り、私たちの未来に向けて何ができるかを考え行動する機会となればと思います。