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女性委員会『女性セミナー IN 岡山』(詳細版)

連合岡山女性委員会の皆さんとの交流が実現!

 『女性セミナー IN 岡山』を開催

◆連合兵庫女性委員会では、年間活動方針のひとつである「男女平等参画社会の推進のための政策・制度の取り組み」の一環として「女性セミナー」を開催し、昨年度まで9回にわたって兵庫県内の各自治体を訪問、地域における男女共同参画施策について意見交換をおこなってきました。
 10回目となる今回は、10月22日(土)に兵庫県のお隣である「岡山県」をおとずれ、連合岡山女性委員会の役員の皆さんとともに、岡山県および兵庫県の男女共同参画計画等について学び、あわせて、それぞれの女性委員会活動紹介などをつうじて、交流を深めました。

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◆岡山市のシティホテル厚生町の会場には、連合兵庫女性委員会より役員および構成組織の女性組合員ほか36名と、連合岡山女性委員会の役員ほかの皆さん10名の総勢46名が出席。
 セミナー当日は大雨の予報が出ていましたが、幸いにも雨に降られることもなく「晴れの国岡山」を証明するかのようでした。

◆今回のセミナー開催にあたり、連合岡山女性委員会の皆さまをはじめ、連合岡山事務局の玉置副事務局長に多大なご協力をいただきましたことに、心をより感謝を申し上げます。また、当日のバス移動では、私鉄総連の神姫バス労働組合の関係者の皆さまにもお世話になりました。有難うございました。 

↓ 女性セミナーの詳細について掲載しました。ぜひ、ご覧ください ↓

◆連合兵庫より参加の36名は、8時30分にJR姫路駅のバスターミナルから、セミナー会場である岡山市内の「シティホテル厚生町」に向けて出発。
 会場に到着後、連合岡山女性委員会の皆さんと合流し、10時30分にセミナーの第1部を開始しました。司会・進行は連合兵庫の北野(女性委員会事務局次長)がつとめ、開会あいさつのあと、セミナーの主催者を代表して、連合兵庫女性委員会の西嶋委員長(兵庫県教職員組合)があいさつに立ちました。

主催者代表あいさつ

連合兵庫女性委員会委員長 西嶋  20111022okayama17.jpg 保子

 今回のセミナー開催にあたって、連合岡山女性委員会の皆さまに多大なご協力をいただき、感謝致します。

 連合兵庫女性委員会では、これまで9回にわたって兵庫県内の自治体を訪問し、地域の男女共同参画施策について意見交換をおこなってきました。 ですが、まだまだ多くの市・町で男女共同参画条例が制定されておらず、制定状況は17.1%しかありません。

 一方岡山県下では条例制定率が77.8%という高い制定状況に加えて、私たち連合兵庫女性委員会が関心を寄せているDV(配偶者等からの暴力)対策が、重点政策としてかかげられており、この点についても是非お話をお聞きし、兵庫県での政策・制度に活かしていけたらと思っています。
 短い時間ですが、大いに交流を深めましょう。

◆つづいて、連合岡山女性委員会を代表して八木委員長(津山市職員労組)からあいさつをいただきました。

連合岡山代表あいさつ

連合岡山女性委員会委員長 八 20111022okayama21.jpg 木 住枝

 このセミナーをたいへん楽しみにしておりました。
今回のように他県の女性委員会の方々と交流する機会はなかなかありませんので、本日はみなさんとともに、男女共同参画について学びたいと思います。

 岡山県では、男女共同参画計画「おかやまウィズプラン」が第3次に入っておりますが、その中身についてはなかなか進んでいないのが現状です。
 連合岡山女性委員会では、連合岡山がおこなっている対県政策・制度要求の一環で、岡山県の男女共同参画政策の進捗状況とその効果の実証について、広く県民に知らせることを要求していますが、このような要求をしなくてすむようにしたいものです。

 私自身、趣味のテニスをつうじて兵庫県には縁があり身近に感じております。
 連合兵庫の皆さんとともに、楽しい時間にしたいと思います。

◆連合岡山・兵庫女性委員会 交流・意見交換会の内容◆

      1.連合岡山女性委員会の活動紹介  高見事務局長(岡山県教職員組合)

      2.連合兵庫女性委員会の活動紹介  北野事務局次長(連合兵庫事務局)

      3.兵庫県男女共同参画計画
        「新ひょうご男女共同参画プラン21」について  
説明:西嶋委員長

      4.岡山県男女共同参画計画
        「第3次おかやまウィズプラン」について         説明:八木委員長
        岡山県のDV(配偶者等からの暴力)対策について  説明:八木委員長

      5.兵庫県の(配偶者等からの暴力)DV対策について  説明:北野事務局次長

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◆つづ 20111022okayama24.jpg く意見交換では、各県の男性の育児休業取得率の数値の比較についてや、岡山県が先進的な取り組みをされているDV対策の状況についてなどで意見が交わされたほか、女性委員会の活動に関する情報発信についても質問があり、設定した時間が短く感じられるほどでした。

連合兵庫女性委員会 西嶋委員長より 

「岡山県・兵庫県の各県において様々な場面での女性参画率の目標値がかかげられているが、現状は低い数値となっている。
 県レベルでどんなに立派な男女共同参画計画をつくったとしても、実際にそれらがどんなふうに進んでいくかについては、私たちがどう動いていくかにかかっているということなのだと再認識できた。」

連合岡山女性委員会 八木委員長より

「連合岡山女性委員会では、女性委員会のさまざまな取り組みをすすめていくにあたって、役員自身が楽しみながら活動していくことが連合の行事に参加して下さる皆さんにも伝わるのではないかと感じている。
 はじめての試みに対しては不安もあるが、思い切って挑戦してみると私たち女性も案外やれるものだと思う。」

◆意見交換のあと参加者たちは会場を移動し、昼食を食べながら引き続き交流を深めていました。その後、連合岡山女性委員会の皆さんに見送られた連合兵庫の一行は再びバスに乗り込み、倉敷市・美観地区の散策、見学に向かいました。
 
倉敷市を出発する時間になって細かい雨が降り始めましたが、参加者たちは終日にわたったセミナーの日程を終えて帰途につきました。