森本洋平会長ブログ.com
2011/10/03(月) 責任ある姿勢で
◆苦手の夏も終わろうとしています、今年の夏も何とか無事に乗り越えることができました。とは言う ものの結構夏バテがきつくて貧血によると思われる目眩に悩まされています。血圧は高いのに何故貧血なのでしょうか。歳のせいなのでしょうか、「瞬間湯沸かし器」といわれていた若い頃が懐かしく思います。
◆野田新政権になって、少しはスピード感のある政治ができるのかと思っていましたが、相変わらず与野党の政局中心に政治が動いているようで、情けなく感じています。マスコミは相対的に民主党に厳しい記事を書いているようですが、どうやら自民党の党内人事をめぐる影響が間接的に出ているようです。
◆一方で、色んな「○○界」と言われている組織でも不祥事まがいの話題が多く出ています。芸能界では有名なお笑いタレントが突如、ケジメをつけるということで引退しました。免許期限を忘れて切符を切られたり、改造自転車に乗って切符を切られたり、スポーツ新聞が喜びそうな記事ばかりです。
◆競馬界では、こともあろうに現役調教師が関係を持ってはいけない方と親しいお付き合いをし、金銭の貸借を行ったという理由で調教師免許の取り消しとなっています。相撲界にはじまった一連の不祥事、一般国民には直接的な影響はないかも知れませんが、「貧すれば鈍する」の諺ではありませんが、心が貧しくなると正しい判断ができなくなり、さもしい気持ちになるのでしょうか。
◆ある人がテレビで言っておりましたが、社会が疲弊してくるとグループタレントが多く出てくるらしいと言われていました。今がそのような時代なのでしょうか。皆で渡れば怖くない、という気持ちになるのでしょうか、それとも現実からの逃避行動か、又は、使い捨て文化の悪影響なのでしょうか。
◆何れにしても、人は何らかの負担を背負って生きているのだと思います。肉体的負担なのか、精神的負担なのか、金銭的負担なのでしょうか。やはり一番大切で大きな負担は「責任」だと思います、自分中心に物事をみていると無責任な言動になってしまうのでしょう。今こそ「ふれあい・やさしさ・思いやり」の気持ちを持って生活することが望まれていると思います。
◆今日の言葉 「鼎の軽重を問う (かなえのけいちょうをとう)」
権力者の実力や価値に疑問をさしはさむこと。「鼎」は物を煮る三本脚の釜で、古く中国では王位や権力の象徴とされ、鼎の重さを問うことは権力者の実力を問うことで本来は非礼な言葉でしたが、現代では組織の持っている実力を問う言葉として使われるようになっている。
(森本洋平)