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日本高退連2011全国高齢者集会

安心・信頼の社会保障制度を確立しよう!

日本高退連2011全国高齢者集会の兵庫から参加

◆毎年恒例の日本高退連2011全国高齢者集会が、本年も9月15日(木)、東京 『日比谷公会堂』で開催され、兵庫高退連からも藤江:会長代理(JAM)をはじめ役員・事務局21名が参加しまし  た。 2011zenkokukoureisyashuukai0003.jpg

◆集会は冒頭に、3月11日に発生した東日本大震災の犠牲者に対して1分間の黙祷をささげ、ついで主催者を代表して阿部:日本高退連会長があいさつに立ち、要旨次のように述べました。

「◆大震災の犠牲者とご家族に謹んで哀悼の意を表しますとともに、家屋被害や原発事故で避難生活を余儀なくされている方々に心よりお見舞いを申し上げます。
 ◆昨年12月の高齢者医療制度改革会議の最終取りまとめは、国保の都道府県への移行を2段階に区分したため、改革のテンポに大きな問題を残しました。しかし、後期高齢者医療制度を廃止し加入者は国保に戻すこと、国民皆保険を堅持するため国保を都道府県単位へ広域化すること、財政運営は都道府県がおこなうことにしたことなど、一定の前進を図ることができたと思います。政府による医療制度改革のグループ討議や地方公聴会に全力で取り組んできた成果といえます。本年度は、2013年3月の新制度の実施に向け、全国で国会議員要請に取り組みます。
 ◆政府の社会保障と税の一体改革は、消費税を財源とする最低保障 2011zenkokukoureisyashuukai0001.jpg 年金やデフレ経済を理由とする年金減額には賛成できませんが、急増する医療と介護保険の費用は国民合意のもとで拡充する必要があります。
 ◆退職者連合は、本年結成20周年を迎えました。大震災の苦難を皆様とともに乗り越え、さらなる前進をめざすことを表明し、主催者あいさつといたします。」

◆つづいて、古賀:連合会長、来賓出席した民主党の渡辺:最高顧問、社民党の福島:党首があいさつ、それぞれ参加者から盛んな拍手や激励の言葉を受けました。

◆羽山:事務局長が基調報告、岩手県・宮城県・福島県の退職者連合代表が、それぞれの地域の被災状況と復旧活動を報告、全国の仲間の支援要請に対し、参加者たちは満場の拍手でこたえました。

2011zenkokukoureisyashuukai0002.jpg ◆集会アピールを採択し、阿部:会長のリードで全員でカンバロウを三唱して集会の第1部の幕を下ろしました。

◆集会第2部として、長らく全国で体操指導をつづけておられる青山敏彦さんの指導で、参加者全員で健康体操をおこないました。

◆体操終了後、デモ行進にうつり、日比谷公会堂から鍛冶橋まで約1時間のコースを、高退連の主張をアピールしながらデモ行進。残暑厳しい中でしたが、一人の脱落者もなく、全員元気に歩きとおしました。