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森本洋平会長ブログ.com

2011/08/24(水) 世相暗澹

◆すでに立秋を過ぎているのに、まだまだ残暑厳しい毎日が続きます。しかし何となく午後にな 201108240001.JPG ると風が出てくるような感じがしますし、クマゼミの声にまじってミンミン蝉の鳴き声が聞こえるようになってきました。もう、すぐそこに秋が来ているのではないかと思います。もうひと踏ん張り頑張りましょう。

◆今回のブログは記念すべき100回目です。そう思いながら何か明るい話題がないかと探していましたが、見つかりません。相変わらず円高に歯止めが掛からず、お盆休みを利用しての海外旅行者の笑顔の帰国風景があるかと思えば、輸出産業の中小企業の社長さんの引き攣った顔が報道されていました。

◆一方で、何とも薄気味悪いバラバラ遺体の遺棄事件や凶悪殺人事件、川下りの転覆死亡事故。海外では西アフリカのソマリアで大干ばつによる飢饉が深刻になっているとの報道がされています。過去60年で最悪の干ばつが直接起因だが、その大きな原因は内戦の終結に失敗したことにあると言われています。

◆そう言えば、日本でも最近はゲリラ豪雨が頻発しているようで、世界規模での異常気象が心配されています。もう地球温暖化対策はまったなしの状況であることは間違いないようで、先進国と新興国が責任のなすりつけ合いをやっている場合ではないと思うのですが、これも一向に解決の糸口が見つかりません。

◆メディアのニュースを見ていると情けなくなりますが、少なくとも今、日本は非常事態であることに変わりはないと思うのですが、なんとも能天気に民主党の党首選挙がグダグダと騒がれています。確かに実質的に日本の総理を選ぶことになるのですから、マスコミにとっては格好のニュースソースなのでしょう。

◆立候補予定者の思惑が報道されています。大連立がどうのこうのと言われているが、民主党内も一本にまとまらない現状で何が他党との連立なのか、ちゃんちゃら可笑しい思いになります。ここは一つ、民主党がしっかりと一本になって、この人に任せるということにはならないのでしょうか。どうせ国会議員だけで決める総理なんでしょうから、せめてこそこそ動かずオープンに記名投票でもしていただけないでしょうか。私自信も次期総選挙の参考にしたいと思います。

◆今日の言葉 「我思う故にわれ在り(われおもうゆえにわれあり)

  世の中のすべての事を疑うことは出来ても、疑っている自分の存在は疑うことが出来ないという意味。フランスの哲学者、デカルトの言葉。実際のフランス語では「私は考える、ゆえに私はある」と直訳されます。有名なラテン語では「コギト・エルス・スム」と言って、原語のまま使われることも多くあります。

(森本洋平)