森本洋平会長ブログ.com
2011/07/05(火) 意気軒昂に
◆家庭に、遊びに、仕事に、皆さん元気に動いていますか。それにしても暑いですね。 私の家も扇風機で節電対策と思い、先週家電量販店を覗いてみました。何と、ほとんど売り切れでした。残っていたのは限定1機種10台だけでした。それも開店と同時に入店してこの有様。オイルショックの時のトイレットペーパー騒動を思い出し、相変わらず日本人の防衛本能の強さに感心しました。
◆話は変わりますが、ネットで最新ニュースを見ていますと、東京都が立候補する2020年のオリンピックで野球とソフトボールを復活させる動きが出ておりました。他にも空手、ローラースケート、スポーツクライミング、スカッシュ、ウエ―クボード、武術、等が候補に挙がっておりました。
◆2013年のIOC総会で決まるそうですので、楽しみにしたいと思いますが、何といっても競技人口の多さが大きなポイントになることは事実だろうと思います。個人的には東京開催が決まれば、日本の国技に近い存在として親しまれている、野球とソフトボールを是非復活させていただきたいと思います。
◆ただ、残念ながら国際的な話題や、日本チームの活躍などのニュースを見ていますと、着実に野球からサッカーに移っているようで、野球関係者の奮起を望んでおきたいと思います。そのためには、やはり大きな国際大会の開催を実施することで、アピールすることが大切ではないかと思われます。
◆ご案内のように、サッカー女子ワールドカップがドイツで開催され、なでしこジャパンは決勝トーナメント進出を決め、U17世界大会ではベスト8で惜しくもブラジルに1点差の惜敗と、その活躍が大きく報じられています。
◆時あたかも、今国会で「スポーツ基本法」が成立したと、プレス民主に大きく取り上げられていました。スポーツジャーナリストの二宮清純さんは友近参議院議員との対談で、スポーツの有効利用について次のように語っています。
◆自殺防止や心身を病んでいる方を苦しみから救う効果があると言われ、南アフリカのネルソン・マンデラ大統領は「獄中での唯一の楽しみがラジオのサッカー中継だった」と語っていて、「足錠を引きずりながらラジオを聞いたと言う感動的な演説でした」と、紹介しています。
◆震災対策も同じで、4月11日に出された「ひょうご震災記念21世紀機構」の提言の冒頭で、貝原前兵庫県知事は戦後西ドイツの復興を指導した、L・エアハルト首相の言葉を引用して、「金がなくなっても何もなくならない、やる気がなくなったら多くがなくなる、誇りが無くなったら全てがなくなる」と語られました。スポーツを始め何にでも通用する言葉であると思えてなりません。
◆今日の言葉 「意気消沈(いきしょうちん)
やる気が失せて、沈み込んでしまうようすを言った言葉。最初の意気込みはどこへやら、当然勝てていた試合を9回ツーアウトから逆転されてしまい、スタンドのファンは意気消沈してしまいました。消沈は「衰え沈む」という意味。
(森本洋平)