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森本洋平会長ブログ.com

2011/06/03(金) なにかおかしい

◆内閣不信任案の取り扱いを巡って、与野党の茶番劇がありました。皆さんどのように思われま 20110603syoka000003.jpg したか。コメントする気にもなりませんよね、目糞と鼻糞の因縁対決に耳糞が文句を付け、そこへ歯糞が割り込んで有り難い調整で終わり。

◆昔は、「雨降って地固まる」と云う諺をよく使っていましたが、今回の騒動を見ていると、「雨が降ってぬかるんで、国会議員泥だらけ」みたいな感じを受けたのは、私だけでしょうか。アホらしいので全員で笑ってあげましょう。

◆今は、東日本大震災復興会議がどのような復興案を出すのか注目されるところです。それとは別に、色んな角度から今回の大震災の事象についての検証作業が、夫々の分野で進められているようです。先日もNHKのクローズアップ現代で災害時の交通機関麻痺による帰宅難民の問題が取り上げられていました。

◆阪神・淡路大震災のときにも、いろんな問題について検証が行われていたようですし、次の災害に備えるという意味からも大変重要なことであると思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。

◆ただ、その番組の中で少し違和感を覚えた場面がありました。それは小学校での地震の避難訓練でした、地震発生と同時に机の下に入り、揺れが収まってからグランドに集合する場面でしたが、ここで何かおかしいぞと思ったのです。

◆教室からグランドに出る際に、生徒が戦時中の防空頭巾のような被り物を頭につけていました。そしてグランドで整列した場面で、生徒が頭巾なのに先生方は安全帽(ヘルメット)姿だったのに気が付きました、何故違うんでしょうか。

◆ヘルメットより防災頭巾の方が安全なのでしょうか、ならば先生方も頭巾にすべきと思うのですが、はたまたヘルメットであれば成長する子供の頭に合わせるのが難しいからなのか、いやいや親御さんに頭巾を作ってもらうことによって防災意識を高揚させるための一助にしようとしているのかとも考えました。

◆でも、生徒と先生方の違いに少々違和感を覚えました、安全第一で考えるなら衝撃に強いであろうヘルメットを生徒にも着用させるべきではないのかな?

◆最近では防災器具も結構安価で販売されています、家庭の負担を考慮するのであれば、それこそ行政の配慮で手配することも考えるべきと思うのですが。

◆今日の言葉 「桃李もの言わざれども 下自ずから蹊を成す
                                
(とうりものいわざれどもしたおのずからけいをなす)」
  非常に立派な人格の周囲には、その徳を慕って多くの人が自然に集まることの喩。蹊は小道の意味で、桃や李が綺麗に花を咲かせ実を付けると、多くの人が集まってきて、自然に木の下に小道ができると言う意味。「史記より抜粋」
 
四文字熟語で「桃李成蹊」といい、成蹊大学の名前の由来ともいわれている。

(森本洋平)