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森本洋平会長ブログ.com

2011/05/30(月) そば飯出動!

◆「五月の蠅」という言葉を御存じでしょうか、「五月蠅い」と書いて「うるさい」と読む当て字らしい 20110530003.jpg のですが、上手いこと云うものだと感心いたします。

◆五月の蠅は、しつっこくてうるさいことから来ているらしいのですが、実際は気温が25度~30度で活発になるらしく、どうやら旧暦の五月に言った言葉らしく、現在の六月にあたり、そろそろ梅雨から本格的な夏が到来する頃です。

◆そんなところに、季節外れの大型台風2号が列島を駆け抜けましたが、皆さん大丈夫だったでしょうか。東北地方では震災で地盤も相当ダメージがきていると思います、大きな被害が出ないことを祈っておきたいと思います。

◆新聞報道を見ていますと、この台風の真っただ中に須磨沖でウインドサーフィンをしていた男性3名が強風で戻れなくなり、海上保安部の巡視船が出て救出されたという記事が載っていました。我が耳を疑うようなお話で、3名を含めて10名程度がサーフィンをしていたとのことです。確かに風がなくては楽しめないスポーツかも知れませんが、いささか常識がずれていると思います。

◆一方で、新長田街づくり株式会社などが、宮城県名取市「ゆりあげ港朝市」で、長田名物「そば飯」を振る舞ったとの記事が出ていました。記事では胸が痛むような状況が紹介されています、震災前にあった50店舗のうち、残念ながら3分の1が店をたたむことを決めたらしいということです。

◆「そば飯」を提供された、神戸ながたTMOの「友久社長」は、「阪神・淡路大震災で被災した僕たちもそうだったように、続ける意志がある店は一日も早く商売を再開することで活路を見いだせる。」と励まされています。

◆私は、個人的にも友久社長を知っていますし、新長田地区の街づくりには非常に注目をしています。六間道商店街や大正筋商店街の活性化や、鉄人プロジェクトの取り組み、三国志ガーデンのオープンなど活発な運動を展開しています。

◆阪神・淡路大震災を経験した神戸市民だからこそ、被災地の気持ちを実感として共有でき、被災者の立場で考え、励ますことも出来るのではないでしょうか。今後の取り組みに大いにご期待申し上げておきたいと思います。

◆今日の言葉 「油を売る(あぶらをうる)」 

  仕事中に無駄話をしたり、時間をつぶして怠けること。江戸時代には髪油をうる商売人は、女性を相手に世間話をしながら商売していたところから出た言葉。油を売るのは中近東の人だけではありません、貴方も身に覚えはないですか。

 (森本洋平)