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森本洋平会長ブログ.com

2011/05/20(金) 一歩づつ復興へ

◆5月に入って、高校生も学生服からシャツ姿になり、女性の履物もパンプスやサンダルが目立ち 20110520shoka00001.jpg ます。気温も本格的に夏模様となってきました。但し、デスクの傍らに置いてある湿度計は50%で、からりとした爽やかな五月晴れのようです。

◆東日本大震災も着実に復旧しているようで、マスコミは色々報道していますが、一番の問題は仮設住宅が住民の要望に添うような形で、何時頃出来るのかがこれからの注目点だと思われます。加えて福島原発の対応も大きな障害になってくると思われます。与野党問わず政局抜きに対策を打つべきと思います。

◆そして、私が注目していました、「神戸マラソン」の申し込み締め切りが20日となっています。当初は10月に大阪マラソンが開催され、一月遅れの11月20日の開催日程で参加者の心配をしていましたが杞憂に終わったようです。

◆2万人の定員に対して、7万人を越える応募があり、競争率はフルマラソンが3.4倍、クオーター(10.6キロ)が4.9倍となっているようで、抽選の結果が注目されます。但し、今年一年だけではないので抽選から漏れた方々も、第一回に走ることをあまり意識せず、来年以降の参加で楽しまれてはと思います。

◆何より嬉しいのは、チャリティーゼッケンの応募が、一般参加者の半数以上になっていることです。阪神大震災の被災地としての感謝を込めたマラソン大会で、今回の東日本大震災を支援するという取り組みに共感された結果でしょう。

◆私は走ることはできませんが、お手伝い出来ることがあればボランティアとして参加してみたいと思っています。このマラソンをきっかけに少しでも兵庫県や神戸市の活性化の一助になることを期待しておきたいと思います。2万人の方が神戸市内を走ることを想像するだけでも壮観ですが、実際の競技となればどれほどの労力が必要なのか、今から楽しみです。実効委員会の皆さん安全第一で楽しいマラソンとなるようご期待申し上げておきます。

◆今日の言葉 「百年河清を俟つ(ひゃくねんかせいをまつ)」

どのように望んでみても叶えられないこと。実現できないことを無駄に待ちつづけることの喩。黄土のために黄色に濁っている黄河が、清流になることを百年待ち続けるということから由来している。(春秋左氏伝より抜粋)

(森本洋平)