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森本洋平会長ブログ.com

2011/03/30(水) 驕らず縮まず

◆年度末を迎えましたが、東北地方大震災が余りにも甚大すぎて、本来であれば新たな 20110330borasougu003.JPG 気持ちで新年度を迎えたいが、この状況では無理ではないかと思います。

◆4月1日からは、新入社員の入社式や、学校でも新入学の生徒たちの晴れがましい姿が目に付くはずだったのですが、街の中は全く盛り上がっていません。

◆加えて、忘れてはいけない、統一地方自治体選挙が始まります、こちらも震災に配慮されているのでしょうが、盛り上がりに欠けます。選挙どころではないのが本音でしょうが、投票率の低下につながらないように祈るばかりです。

◆そして、このブログも例によって有らぬ誤解を招かないように、選挙終了の4月25日まで休憩させていただきます。連合本部も今日から本格的なボランティアを実施いたします。連合兵庫からも微力ですがお手伝いに参加いたします。

◆それにしても、今回の大震災で思い知らされたことは、防災教育の重要性だと改めて認識させられました。不謹慎な意味で申し上げる訳ではありませんが、長年災害を経験しないと、ややもすると自分だけは大丈夫、ここまでは大丈夫、と云ったような意識が出ていたのではないかと思われます。 

◆私たち兵庫県に住む者として、阪神大震災を決して風化させてはならない取り組みを、行政と共に発信していかなければならないと考えさせられました。
  
あくまでも、不安感の共有ではなく、防災・減災への備えとして全員が危機感を共有して、防災教育と防災訓練に取り組むことだと思います。

◆そして、この困難を共に乗り越える思いを胸に、新年度を新たな気持ちで迎えようではありませんか。4月を一つの節目として諸行事についても、委縮ばかりしないで、参加者の常識の範囲内で実施することも必要と思われます。
  
まだまだ、不謹慎だとお叱りを受けそうですが、日本そのものがシュリンクしてしまってはどうしようもありません、気持ちの切り替えも必要と思います。

◆今日の言葉 「姑の十七見た者なし(しゅうとめのじゅうしちみたものなし)」

  若い時の自慢は当てにならないと言う意味。姑は自分の若い時を引き合いに出して嫁に小言を言うが、誰も見たことがないので事実かどうか判らない。姑だけでなく、誰しも若い時の自慢はしたがるが、話半分に聞く事ですよ。ネッ?

(森本洋平)