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兵庫高退連第19回定期総会
兵庫高退連第19回定期総会ひらく
第16回川柳祭典表彰式もあわせて
◆3月14日(月)、兵庫高齢・退職者連合(浜上力:会長・UIゼンセンシニア友の会)が第19回定期 総会をひらきました。会場の舞子ビラ神戸に、構成組織会員を中心に約150名と、来賓40名を迎えて、盛会のうちに議事をすすめました。
◆また、3月11日の東北地方太平洋沖地震の発生により、当初予定していた総会後のレセプションは取りやめ、したがって第16回川柳採点の特別賞授賞式については場所を移さず、総会に引き続いて執り行いました。
◆総会は、定刻に橋本伊三男:副会長(兵庫県電力総連退職者会)の開会あいさつで幕を開け、冒頭、全員で今次震災犠牲者と、この1年間の物故会員、くわえて元事務局次長の故佐藤幸一氏の慰霊のために、1分間の黙とうを捧げました。
開会あいさつ 橋本伊三男:副会長 ◆ただ今より兵庫高齢・退職者連合第19回定期総会を開催いたします。 ◆総会冒頭ではありますが、ご報告とお願いを申しあげます。すでにご承知の通り、3月11日、東北地方・太平洋沖大地震が発生し、死者・行方不明者は2000人を超えるとも報道されています。現在、国を挙げての救出活動が続けられています。本日お越しいただきました兵庫県や神戸市においても、既に対策本部が設置され、支援活動が進められています。兵庫高退連として、中央退職者連合や被災地の地方退職者連合さらには連合と緊密に連携し、今後も救援、支援の活動をすすめていくことになります。被災地に必要な救援物資などは統一指示のもとに準備をされ、現地に届けられていきますが、まず、私たちは、義捐金の取り組みをしっかりと行っていきたいと思います。本日この場でカンパ箱を回します。皆さんのご協力を心からお願いいたします。 ◆それでは、今回の大地震でお亡くなりになった皆様と、この1年間の物故会員、ならびに元事務局次長の故佐藤幸一さんのご冥福をお祈り申し上げて、本日ご出席の皆さんとともに、黙祷を行いたいと思います。ご起立をお願い申 し上げます。 ◆黙祷終わります。ありがとうございました。 ◆それでは、総会次第にしたがいまして総会議長の選出に移りたいと思います。 |
◆総会議長選出・議長登壇
総会議長に、生原修作:代議員(基幹労連兵庫県本部退職者連絡会)と高田辰美:代議員(兵庫県電力総連退職者会)のお二人を選出。総会前半部を生原:総会議長が担当してすすめられました。
◆資格審査報告
議事運営委員長の谷野勉:幹事(JR総連退職者組織)が、「開会時刻である午後1時現在の出席状況を報告いたします。代議員総数165名中、出席者132名。また、役員定数29名中、出席者25名となっています。これは兵庫高退連規約第7条の定められた要件を満たしていることをご報告いたします。
なお、東北地方太平洋沖地震による大震災発生をうけ、本総会後に予定しておりましたレセプションは取りやめ。総会終了後、この場におきまして第16回川柳祭典の特別賞授賞式を執り行うことといたしますので、代議員各位におかれては、よろしくご協力のほどお願い申し上げます。 (報告をうけて、議長が総会の成立を宣言しました)
◆主催者代表あいさつ
主催者あいさつ 浜上 力:兵庫高退連会長 ◆まずもって、東北地方太平洋沖地震による犠牲者のご冥福を祈り、避難 所生活を余儀なくされている被災者の生活が1日も早く復興することをお祈りします。あわせて、いまなお安否不明のまま連絡がとれない多数の行方不明者の方々が、無事にご家族のもとにもどられることを切に祈ります。 ◆なお、ただいま開会あいさつで触れられましたカンパにつきまして、一言御断りを申しあげておきますが、これは総会準備の幹事会の席上、総会では九州の新燃岳噴火・ニュージーラン地震の被災者救援にあてていただくための募金という趣旨でお願いしようということにしていたものです。それが、幹事会から今日までに、こんな大きな災害が発生してしまい、これはもうこの大震災1本に絞ってやらないと仕方がないな、という判断をのしたものです。よろしくご理解のほどお願い申し上げます。 ◆また、総会開会直前に開いた幹事会において協議した結果、この震災は長期支援を要するし、いろんな手だてを講じていかなければならないということで、支援策の一環として、予算案の中に結成20周年事業の積立金を計上していますが、これの一部を義援金のあてたい。さらには、それぞれの構成組織の代表者会議等でも、支援の呼びかけをお願いしたい。 ◆それから、当幹事会でも、幹事会出席のたびに旅費実費を支給していますが、その中からも今後はカンパに応じて行こう、という確認をしたところです。また、本日ご協力いただくカンパ金を含め、集まったお金の処理については幹事会にご一任をいただきますようお願いいたします。 ◆第2点目は、レセプションの中止につきまして。この状況下では中止が適当と判断したもので、川柳祭典の表彰式は総会後、この会場で引き続いておこないます。少し期待はずれな気持ちになられた方もおられるかも知れませんが、ご理解お願いいたします。 ◆用意していたごあいさつを申し上げる時間がなくなってしまいましたので、あとは申し上げる世手をしていました項目のみを申し上げて、ご賢察をお願いしたいと思います。 ◆その1つは、全自交加入のご報告です。これは承認事項として議案書に記載がありますので、のちほどご提案させていただきます。 ◆2つめは、昨年の参議院議員選挙のご報告です。定員2名の兵庫県選挙区に民主党候補を2名擁立するという、暴挙ともいえる選挙でしたが、わたしたちが推薦した 『みずおか俊一』さんは見事に当選を果たされました。 ◆3つめは、昨年秋に兵庫高退連として初めて『高齢者のつどい』を開催し、高齢者がかかえる共通の課題について認識を共有するため、辻泰弘参議院議員を講師に招いて学習をもちました。評判も良く、また課題に対する共通認識を広めていくためにも有効な場であるので、今年もつづけて開催していきたいと思っています。 ◆4つめは、後期高齢者医療制度の問題です。昨年末に、早期に廃止して国保・社保と統合するとの審議会案を得たが、かんじんの国会で決定されないと進展しない。今後の動向を油断なく見据えていきたい。 ◆5つめは、年金減額の問題に対して、連合の産別組織にも要請して抗議電報を集中してもらったが、残念ながら阻止できなかった。これの経過について若干申し上げると、中央の日本高退連が政府と話し合ったとき、減額撤回の希望があるかのような返事があり、そのため抗議の行動や姿勢を緩めた隙に、減額を決められてしまった。言葉は悪いかもしれないが、これについても早晩、仇討したいとおもっています。 ◆6つめは、統一地方選挙。この総会を例年より1カ月早めたのも、地方選のためだった。しかし、先の名古屋市議選の結果は、民主党は27名から11名に減員してしまった。減税日本の今後の動向が気にかかるが、このあとの大阪への影響が危惧されるところです。 ◆地方選では推薦の各候補者は民主党を名乗ると有権者の抵抗が強く、厳しい状況におかれている。中央の状況はどうであれ、国民生活の現場である地方を預かっているのは地方議員だ、という意気込みで頑張っていただきたい。 ◆最後に、高齢社会を迎えて課題が山積しており、この兵庫高退連の存在意義はたいへん重いものがあります。 難問ばかりだが、高齢者のパワーを結集し、現役の力も借りながら、状況を切り開いていきたいと思います。力を合わせて頑張ろう! |
◆来賓祝辞
森本洋平:連合兵庫会長 ◆今次大震災については、朝から連合本部とも連絡をとりあい、対策を協 議しています。連合本部はすでに対策本部を設置、地方連合会は当面はカンパ活動を中心に取り組んでほしいとのことです。災害の規模からして長期的支援が必要なのは明らかで、わたしとしては日本の国難だととらえています。知恵を絞って支援していきたい。 ◆2011春季生活闘争の大手の集中回答指定日が、あさってに迫っています。連合として、『すべての労働者の処遇改善』をかかげて取り組み始めて2年目になります。実質賃下げがつづいてきたが、ここでは何らかの形で1%以上の賃上げを勝ち取り、賃下げからの回復を実現したい。 ◆統一地方選挙が目前に迫っているが、今次震災によって政府は東北地域の選挙の実施を延期する法的手続きをすすめつつあるが、わたしとしては、このさい全国的に選挙は延期したらどうかと考えています。このたいへんな状況下では、選挙どころではないのではないという気持ちです。 ◆選挙情勢については、厳しいということばかりが強調され、また実際に厳しいのですが、しかし考えてみたら過去においても厳しくない選挙、ラクな選挙というのがあったでしょうか。不利な状況を跳ね返し、地方のことは地方で決めるシステムをつくり、人づくり・者づくり・街づくり、そして、つながりづくりを進めて、安心・安全な社会にしていこうではありませんか。 ◆暮らしよい街づくりに連合兵庫も一役買っていきます。みんなで元気出して、頑張りましょう。 |
宮野敏明:明石市長選挙予定候補者 ◆みなさまとの長年のご交誼があり、そのゆえごあいさつの機会を与えら れというご高配に預かりました。まことにありがとうございます。 ◆高齢者の問題は課題山積していますが、わたくしの住まいしている地域も高齢者が多く、1人住まいの方も少なくありません。ご高齢の肩が、希望をもって明るく暮らしていける街づくり、制度づくりを進めていかねばならない、と考えています。 ◆しかし、そうは申しましても、社会は高齢者のパワーを必要としている面もあり、高齢者の社会参加、能力の活用を考えていく必要もあります。 ◆わたしも老親を亡くした経験があり、その経験から申し上げますと、お年寄りがなんとか穏やかな気持ちで日々を送っていける社会をつくっていかねばならない、と痛切に感じているところです。 ◆このたび、明石市長選挙を戦うことになりましたが、生まれ育った明石のために何かお役に立てないかと、熟慮の末に決断したものです。みなさまには早々とご推薦を決定いただき、あつく感謝申し上げます。必ず勝利して、安心・安全な社会づくりをすすめてまいりますので、ご支援をお願い申し上げます。 |
岩根正:兵庫県産業労働部政策労働局長 ◆この震災の被災者の1日も早い復興をお祈りし、亡くなられた方々に哀悼の意を表します。 ◆兵庫県では地震発生後すみやかに支援活動を開始し、医療班をはじめすでに現地で救援活動を開始しています。関西広域連合の一員としても、連合内の府県と一体となって活動を展開しています。阪神淡路大震災をくぐってきた者として、同じ震災経験者としてできる限りの支援をしていきたいと思っています。 ◆経済情勢は、浮沈を繰り返しながら今日に至っているが、困難な状況であることは確かです。足元の兵庫県下の景気・雇用対策など、しっかりと対策を講じ、安心して暮らしを営んでいただけるよう頑張っているところです。 ◆また、兵庫高退連のほうからいただいておりました要請について、先般、回答を提示させていただきましたが、県としても国との関係でなかなか思うようにいかない面もありますが、課題は十分に認識していますので、着実に対応していきたいと思っています。 ◆最後に、兵庫高退連こんごますますのご発展を記念し、また皆様方のますますのご健勝・ご活躍をお祈り申し上げ、ごあいさつに代えさせていただきます。 |
矢田立郎:神戸市長 代読(安廣哲幸:市民生活部長) メッセージ
兵庫高齢・退職者連合第19回定期総会の開催にあたり、心からお喜び
申し上げます。
さて、皆様も御承知のとおり、近年国内外で大災害が連続して発生しています。今回の東日本を襲った国内最大規模の大地震は、甚大な被害をもたらしています。
あの阪神・淡路大震災から16年になりますが、神戸氏は、全国から数多くの温かいご支援をいただき、今日の姿まで立ち直ってきました。 一方、長引く景気の低迷等により、私たちのくらしは厳しい状況に置かれていますが、景気対策や雇用の確保など、市民の命とくらしを守り、「安心と明日の元気な神戸」の実現に向けて、全力を上げて取り組んでまいります。本日のご参加の皆様方の引き続いてのご支援・ご協力をお願い申し上げます。 最後となりましたが、兵庫高齢・退職者連合のますますのご発展と本日ご出席の皆様方のご健勝をお祈り申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。 平成23年3月14日 神戸市長 矢 田 立 郎 |
福祉事業団体(労働金庫・全労済)代表 大槻信夫:近畿労働金庫兵庫地区統括本部長 ◆東北地方太平洋沖地震の津波で、多くの人命とともに、財産が失われ ました。テレビ画面を見ながら、あらためて、わたくすどもの使命というものを考えさせられました。 ◆労金の状況については、1つご報告を申し上げますと、わたしの前任者は2012年に労金の全国統合が実現、というふうに申し上げていたと思いますが、諸般の事情で統合を1年延期し、協議をつづけていくということになりました。解決しなければならない問題が残っている状況です。 ◆しかしながら、60年前にこの兵庫県の地で運動がはじまってより、全国統合は悲願であり、全国を網羅したサービス実現の、今後も努力していくことは申すまでもありません。ハードルが高いので、あるいは1~2年では解決困難かも知れませんが、頑張ってまいりますので、ご理解ご支援をよろしくお願い申し上げます。 ◆また、全労済につきましては、たいへん厳しい状況におけれておりまして、団塊の世代が大量にリタイアし、それにともなって全労済を解約するという事態が起こっています。新たなサービスの提供など工夫をこらして、なんとか状況を好転させていくべき、努力中です。 ◆この時期に言葉が適切ではないかもしれませんが、災害が起こってからでは遅いので、平時にいろいろと備えをしておく必要があるのではと思います。 ◆皆様方の不断のご支援に深く感謝申し上げ、ご挨拶に替えさせていただきます。 |
統一地方選挙をたたかう人々を代表して 決意表明 黒田一美:兵庫県議会銀(神戸市垂水区選出) ◆この会場の地元ということで、わたくしにごあいさつの機会を与えていただいたものと思います。ご配慮に感謝し、今次地方選をたたかう人々を代表して、一言ご挨拶申し上げます。
◆東日本の大震災に関しては、この兵庫県では当日のうちに186名の警察官が現地に出発、全国にさきがけて被災地での救援活動を開始しています。 ◆4月の統一地方選挙が目前に迫っております。第1陣は4月1日告示、10日投票となっています。中央における民主党の状況はたいへんですが、逆風を跳ね返す心意気でがんばっていきたいと思っています。
◆政権交代の悲願を果たすために、われわれ地方議員も地べたをはいつくばる思いで頑張り、衆議院選挙で大勝して政権を手にしました。 ◆だが、こういう時期だからこそ地方・地域に根差した地方議員の底力を見せなければと思っています。ドロはしっかり被って、それでも勝ち抜いていく覚悟でおります。
◆あのリクルート事件の時は、自民党の議員たちも激し逆風にさらされたわけですが、それでもしっかりと勝ち抜いていった。こんどはわれわれが力を見せる番です。 |
◆来賓紹介
出席ご来賓のご紹介
水岡俊一:参院議員 秘書
黒田一美:兵庫県会議員
前島浩一:神戸市会議員 予定候補 兵庫県議会
開原一晃 予定候補 神戸市会
伊藤めぐみ 敬称略 |
◆祝電・メッセージ
日本高齢・退職者団体連合 会長 眞柄栄吉 向山好一:衆院議員/土肥隆一:衆院議員/市村浩一郎:衆院議員/石井登志郎:衆院議員/松本剛明:衆院議員 竹内英明:兵庫県会議員/芝野照久:兵庫県会議員/東野敏弘:兵庫県会議員/石井秀武:兵庫県会議員/大塚崇弘:兵庫県会議員/池畑浩太郎:兵庫県会議員/藤井訓博:兵庫県会議員/上野英一:兵庫県会議員/井上智章:県議立候補予定者/藤本勝利:県議立候補予定者 黒田士郎:神戸市会議員/平木ひろみ:神戸市会議員/井出康雄:神戸市会議員 |
◆議長交代 これ以降は高田:総会議長が担当。
【 議事 】
◆承認事項 『新加盟組織の承認に関する件』 提案者=高原澄夫:事務局長(電機連合兵庫地協役員OB会)
新加盟組織 全自交兵庫地連シニアの会
代 表 者 成田次雄
所 在 地 神戸市中央区港島3-7-2 国際興業神戸労組内
会 員 数 200名
(満場の拍手で承認)
◆第1号議案 『2010年度活動報告』 提案者=高原:事務局長
内容省略
(満場の拍手で承認)
◆第2号議案 『2011年度活動方針(案)』 提案者=高原:事務局長
2011年度活動方針(案) 民主党政権は、菅総理が就任早々、消費税の引き上げに言及したことに国民の反発を招き、政権発足後の第22回参議院議員選挙において大敗しました。高齢者の政策要求実現のためには、参議院での過半数確保が不可欠であると運動をしてきた私たちにとっては、大変残念な結果となりました。 私たち兵庫高齢・退職者連合は、これまでに積み上げてきた政策・制度要請活動を継続させ、民主党には早急に政権体制の立て直しを求め、衆参の「ねじれ国会」という困難な条件のもとにあっても、「国民の生活が第一」を原点に、重要政策を着実に実現するため「現・退一致」の運動を積極的にすすめます。 1.活動の基本 (1)日本高齢・退職者団体連合が掲げる次の 運動方針にそって活動します。 ①後期高齢者医療制度廃止後の新制度を確立 ②税制については、公的年金控除の最低補償額を改定前の140万円に戻すこと、老年者控除の50万円を復活させること ③介護保険制度については、人間の尊厳を守るため社会化された介護を提供するという制度創設の理念を基盤に、必要なサービスが必要な時に利用できる制度を整備すること ④連合本体と連携し「現・退一致」で高齢・退職者運動の強化をはかる (2)連合近畿地方ブロック高齢・退職者連絡会の連帯強化のための運動に参加します。 (3)高齢者の共通課題について研修・学習会を実施します。 (4)兵庫高齢・退職者連合の組織強化にむけた地域組織の結成を、連合兵庫の協力を得ながら引き続き検討します。 (5)社会保障制度の充実にむけた活動を推進します。 2.具体的な活動 (1)2010年7月に開催された日本高齢・退職者団体連合の第14回定期総会で決定された方針にもとづいて活動を推進します。 (2)連合近畿地方ブロック高齢・退職者連絡会の総会と幹事会の決定事項にもとづいて活動をすすめます。 (3)新高齢者医療制度改革会議の論議過程に注目し、あらゆる機会をとらえ実現に取り組みます。 (4)医療・介護・年金・税制等については、日本高齢・退職者団体連合の対政府要求を基本に取り組みます。 (5)対県要請の取り組みについては、ひょうご県民連合、連合兵庫地域フォーラムと連携して取り組みます。 (6)連合兵庫の支援、協力を得て組織拡大に取り組みます。 (7)政策・制度の研修会を開催します。 (8)会員相互の親睦を深めるため、諸活動をすすめます。 ◆囲碁・将棋大会 ◆川柳祭典 ◆高齢者のつどい ◆役員・構成組織代表による研修会 3.兵庫高齢・退職者連合の財政のあり方について協議するために、検討委員会を設置します。 4.兵庫高齢・退職者連合結成20周年の記念事業の準備をすすめます。 5.統一地方選挙の取り組み 連合兵庫の推薦する各候補者の必勝を期して全力で取り組みます。 |
<質問> 「全労済の給付水準について、労働者の見方を標榜している割には低い感があるが」
<応答> 「機会を見て改善を要望するようにする」
<質問> 「民主党政権のマニフェスト破りには裏切られた気持ちだ。高齢者控除の復活も公約しながら、一向に取り組みの気配が見えない。残念でならないが」
<応答> 「同じ気持ちだ。中央の高退連とも連携し、なんとか政府を動かしていきたい。いっしょにがんばっていこう」
(満場の拍手で決定)
◆第3号議案 『2011年度予算(案)』 提案者=高原:事務局長
内容省略
(満場の拍手で決定)
◆第4号議案 『第16期(2011~2012)役員体制(案)』
提案者=本岡晃次:役員推薦委員長(兵庫郵政退職者会)
【2011~2012年度 役員体制】(案)
役職名 |
氏 名 |
組 織 名 |
会 長 |
浜 上 力 | UIゼンセンシニア友の会 |
副会長 |
藤 江 勝 久 | JAM兵庫シニアクラブ |
黒 田 征 宣 | 全日本自治体退職者会兵庫県本部 | |
細 井 一 良 | NTT労組退職者の会兵庫県支部協議会 | |
是 枝 敏 季 | 基幹労連兵庫県本部退職者連絡会 | |
吉 田 順 子 | 兵庫県退職教職員連絡協議会 | |
橋 本 伊三男 | 兵庫県電力総連退職者会 | |
事務局長 |
高 原 澄 夫 | 電機連合兵庫地方協議会役員OB会 |
事務局次長 |
藤原 安左衛門 | 兵庫郵政退職者会 |
土 肥 淳 二 | 連合兵庫 | |
幹 事
|
小 酒 博 和 | 山陽電鉄高齢者退職者の会 |
佐 伯 義 夫 | 全郵政ユニオンクラブ退職者の会 | |
木 原 昭 和 | 日油労組尼崎支部OB友の会 | |
乗 井 幹 雄 | 全日通労組OB会 | |
乾 丈 一 | 農林水産省退職者の会兵庫県協議会 | |
竹 内 與志美 | 神戸市水道局退職者協議会 | |
高 見 福 二 | 神戸市交通局退職者協議会 | |
谷 野 勉 | JR総連退職者組織 | |
京 英 雄 | サービス連合退職者組織 | |
山 本 芳 男 | 近畿・中国地方林野関連退職者の会兵庫県支部 | |
西 本 義廣 | 基幹労連兵庫県本部退職者連絡会 | |
岸 田 健一郎 | 兵庫県交通一般産業労組OB会 | |
森 下 種 己 | JR西労組退職者協議会 | |
山 方 徹 | 自動車総連兵庫退職者会 | |
成 田 次 雄 | 全自交兵庫地連シニアの会 | |
神 田 順 | 連合兵庫OB友の会 | |
会計監査 |
東 野 修 明 | 兵庫県退職教職員連絡協議会 |
牛 房 操 | UIゼンセンシニア友の会 | |
原 三 郎 | 全日本自治体退職者会兵庫県本部 | |
顧 問 |
松 尾 唯 雄 | 兵庫高退連前会長代行 |
大 山 喜 久 | 兵庫高退連前事務局長 | |
相談役 |
森 本 洋 平 | 連合兵庫会長 |
石 井 亮 一 | 連合兵庫元会長 | |
北 条 勝 利 | 連合兵庫前会長 |
(満場の拍手で決定)
◆第5号議案 『退任役員表彰』提案者=浜上:会長
退任役員表彰
役職 |
退任役員 |
組 織 名 |
在任期間 |
副会長 |
塩 嵜 順 啓 | 全日本自治体退職者会兵庫県本部 | 2005年4月~ 2011年3月 |
幹 事 |
前 元 成 文 | 神戸市交通局退職者協議会 | 2003年4月~ 2010年6月 |
幹 事 |
近 行 嘉 男 | 日油労働組合尼崎支部OB友の会 | 2009年4月~ 2010年5月 |
浜上会長から感謝状と記念品を手渡し、長年の功績を讃えました。
◆退任役員あいさつ 塩嵜順啓:前副会長
「高齢者がかかえる問題は多岐にわたっており、解決のためには組織の中でのきづなが香子でなけ
ればならない。政策制度改革の取り組みは困難がつきまとうが、あきらめずに長期的取り組みをすすめていけば必ず道は開けるのもと確信している。これからも一緒に頑張っていきたい。
このような大災害の中で退任していくが、退職者会の一員として、精一杯の支援をしていきたい。
高齢・退職者というのは職場がないので繋がりを保つのが難しいが、これからも高齢者の問題を解決していくために運動にはかかわっていきたい。在任中のご厚誼に感謝申し上げます」
◆第17回統一地方選挙必勝特別決議(案) 提案者=細井一良:副会長(NTT労組退職者の会兵庫県支部協議会)
第17回統一地方選挙必勝特別決議(案)
昨年夏の第22回参議院議員選挙は、政権交代後はじめて国民の審判
を仰ぐこととなった。政権基盤の安定を目指しておこなわれたこの選挙で、私たち高齢者も全力で取り組んだものの、民主党全体としては大きく後退して過半数割れとなり、衆・参ねじれ状態の国会運営を余儀なくされている。 私たちの念願である「安心・信頼の社会保障制度」を確立するためには、現政権を安定・継続させることによって、その一つが実現するものと確信する。 今春の第17回統一地方選挙において、私たちと政策を共有するより多くの候補者を当選させることによって、高齢者や社会的に弱い立場の人々が安心して暮らせる地域社会を実現することが可能になり、ひいては、国政の改革に通じることになる。 私たちは、あくまでも住民自治、地域主権を確立し、安心して暮らせる地域社会を目指さなければならない。 そのため、私たち兵庫高齢・退職者連合は、第17回統一地方選挙において、連合兵庫が推薦する全候補者の完全勝利を目指して、組織の総力を結集し、「現・退一致」の闘いを展開することをここに決議する。 2011年3月14日 兵庫高齢・退職者連合第19回定期総会 |
(満場の拍手で採択)
◆総会宣言(案) 提案者=藤江勝久:副会長(JAM兵庫シニアクラブ)
総 会 宣 言(案) 本日、兵庫高齢・退職者連合は第19回定期総会を開催し、2011年度 の活動方針を決定した。 私たちを取り巻く環境は、先行き楽観は許されないが、政府・民主党には私たちの念願である「安心・信頼の社会保障制度を確立する」ための年金・医療・介護などの諸政策要求を実現させ、高齢者の積極的な社会参加を促進し、社会の構成員としての存在意義を高め、「心豊かに、安心して」暮らせる社会の実現を目指さなければならない。 本年4月に施行される第17回統一地方選挙は、民主党政権発足後はじめての戦いであり、政権基盤を支える体制づくりのため極めて重要な選挙となる。 私たち高齢・退職者連合は、これまで積み上げてきた政策・制度要求を継続し、政府・民主党にはより強固な政権体制の確立をもとめ、また、高齢者が暮しやすい生活環境づくりに居住地域の行政効果をあげるためにも「現・退一致」の運動を力強くすすめることを宣言する。 2011年3月14日 兵庫高齢・退職者連合第19回定期総会 |
第16回川柳祭典表彰式
◆総会にひきつづき、同会場にて川柳祭典の表彰式を執り行いました。北野直実:連合兵庫事務局員が司会進行を務め、「ただいまより、あの阪神・淡路大震災の年よりはじめ、今回、第16回目を迎えることになりました本年度の川柳祭典表彰式を開催いたします。さっそくではありますが、川柳祭典の主催者を代表して藤江:副会長よりご挨拶を申し上げます」と表彰式の幕を開けました。
◆主催者代表あいさつ
主催者代表あいさつ 藤江勝久:副会長 ◆この川柳祭典は兵庫高退連のビッグイベントとして定着し、今年で16回目を迎えました。 ◆例年なら総会後にレセプション・懇親会を兼ね、にぎやかに表彰式を執り行ってきたわけですが、今年は東北地方太平洋沖地震があり、このような形で表彰式をおこなうこととなりました。 ◆ご期待はずれな感じがあるかも知れませんが、ご了承のうえ、最後までご協力のほどお願い申し上げます。 ◆なお、今回の川柳祭典には907通の応募があったということですが、いずれもなかなか秀句ぞろいで、撰者の村上先生も御苦労なさったのではないかと拝察いたします。 ◆それでは、ただいまより第16回川柳祭典表彰式に入らせていただきます。 |
◆選者講評 村上氷筆 先生
内容省略 (特別賞受賞句に対し、1句づつ懇切な解説と評をいただきました)
◆兵庫高齢・退職者連合会長賞 「わが一期乗せるくらしの座標軸 前川 淳」 浜上:会長より表彰盾と賞状を授与。 ◆連合兵庫会長賞 「知恵を生む泉を涸らす電子機器 栗林 和子」 森本:連合兵庫会長より表彰盾と賞状を授与。 ◆兵庫県知事賞 「家計簿に仕分けネタすら無い暮らし 是枝 多美子」 丸山:兵庫県労政福祉課長より表彰盾と賞状を授与。 ◆神戸市長賞 「スクラムを組んだ知恵なら揺るがない 佐藤 寿美子」 中村:神戸市副市長より表彰盾と賞状を授与。 ◆兵庫県労働者福祉協議会会長賞 「粗衣粗食してもくらしに錆がない 藤原 千代子」 森本:兵庫県労働者福祉協議会会長より表彰盾と賞状を授与。 ◆近畿労働金庫兵庫地区統括本部長賞「修羅と忍詰まる老母の知恵袋 村木 信子」 大槻:近畿労金兵庫地区統括本部長より表彰盾と賞状を授与。 ◆全労済兵庫県本部長賞 「年金の暮らしに仮面脱ぎ捨てる 辰巳 和子」 藤江:副会長より表彰盾と賞状を授与。 |