森本洋平会長ブログ.com
11/01/12(水) 冬の日だまり
◆高校サッカーは滝川第二高校が全国優勝いたしました。爽やかな気持ちになりますし、特に印象 深いのは得点王になった背番号10番の選手です。試合中の怖いような顔と、インタビューを受けている時の柔和な顔が全く対照的で、高校生らしい清々しい気持ちの良い印象を受けました。
◆全国優勝するようなチームは、恐らく幾多のハードルを越えてきたのだろうと思います。遊びたい盛りに、何か一つに打ちこむ精神力や、怪我との戦い、仲間との信頼関係、極限まで追い込む体づくり、中途半端ではないと思います。
◆Jリーグが出来たことも大きな影響を与えているのでしょうが、日本のサッカーのレベルが非常に高くなっているような気がいたします。選手個々を見てもテクニックといい、シュート力といい、デフェンスといい、到底高校生のものとは思えません。こういった能力が止まらず伸びてゆくことを期待したいと思います。
◆さて、前にも書きましたが、1月7日は「人日の節句」でした。暦の中で奇数が重なる日を抜き出し、奇数「陽」が重なると「陰」となることから、その邪気を祓う行事が行われるようになったと言われています。3月3日は「上己の節句(桃の節句)」、5月5日は「端午の節句」、7月7日は「七夕の節句」、9月9日は「重陽の節句」、但し1月1日だけは元旦を別格として扱い、7日の人日を「五節句」に入れたとされています。
◆現代では、「人日」の日を、邪気を払うというより年末年始の飲食で疲れた胃腸の負担を癒すためかどうか、小正月に「七草粥」を食べる習慣が一般的に紹介されているようです。春の七草「セリ、ナズナ、ハハコグサ、ハコベ、コオニタビラコ(仏の座)、カブ、ダイコン」ですが、冬場の野菜不足と栄養不足を補う効能があるとされていました。(今は冬でも何でも揃いますが)
◆そんな折、冬場の心の栄養素みたいな話が報道されています。「伊達直人」なる人物、別名「タイガーマスク」と呼ばれているようです。
10年以上前ですが、私の組合も年末の助け合いカンパをボーナスの翌日にしていたのですが、先輩のお一人(匿名)でしたが、定年になるまで毎回「2万円」を封筒に入れて寄付していただけました。
心の栄養は身に浸みます、絆の大切さ、待っていては何も変わりません。(謝)
聞いた話では良く思えたものが、自分で確かめると非常に悪いことである喩。世間でよくある話で、とても良い会社だと思って就職してみると、予想に反して大変な目にあったりします。コマーシャルは売れないからするんですよね。
(森本洋平)