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青年委員会第21回定期総会
次代を担う青年リーダー育成をめざして!
連合兵庫青年委が第21回定期総会ひらく
◆連合兵庫青年委員会は、11月20日(土)、兵庫県学校厚生会館 で第21回定期総会をひらきました。
◆役員・代議員あわせて80名が出席し、過去1年間の活動を総括するとともに、新しい年度の活動方針と役員を決定しました。
◆昨年は、総会前段に連合平和行動への参加報告会を行いましたが、本年度は総会の活動報告の中で青年委員会の参加代表が報告しました。
第21回定期総会
■議長選出■
◆総会は、多禰副委員長(基幹労連)の開会あいさつで幕をあけ、総会議長に柳代議員(兵教協)を選出しました。
開会あいさつ 多禰:副委員長 |
議長就任あいさつ 柳:議長(兵教協) |
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■委員長あいさつ■
◆西風辰昭(情報労連):委員長が青年委員会を代表してあいさつし、つづいて辻芳治:連合兵庫事務局長があいさつを述べました。
連合兵庫青年委員会委員長:西風辰昭 ①この間の政治活動に関する取り組みについて
◆ご存知のとおり、昨年夏に施行された第45回衆議院議員選挙において、私たちの念願であった政権交代が成し遂げられ、民主党政権が誕生しました。 ②今年戦後65年の節目を迎えた連合兵庫の平和活動について
◆連合兵庫は戦争の悲惨さ、平和の尊さを正しく後世に伝えるために、連合兵庫の各構成組織および地域協議会に対し平和行動への参加を広く呼び掛けるとともに、毎年、連合本部が主催する沖縄、広島、長崎、根室の平和4行動に参画し、4年前から青年委員会の幹事を各平和行動へ派遣し、青年の立場からも積極的に活動を展開しています。 ③来年7月に実施予定の第6回連合近畿ブロックユースラリーについて ◆連合近畿ブロックは、次代を担う青年役員の育成と人材交流、またそれぞれの組織の活動紹介や今後の活動に活かすべく学習・交流の機会の場として、1996年の大阪開催をはじめとして、99年の兵庫、2002年の滋賀、2005年の和歌山、そして2008年の奈良県十津川村での開催など、近畿ブロック2府4県内で過去5回ユースラリーを開催し、延べ800名の参加があり、それぞれ非常に有意義な取り組みとなりました。来年7月の第6回は京都府内での開催が決定され、現在、近畿ブロックの青年代表者が集まって、具体的な取り組み内容を検討しているところです。この間、連合兵庫から参加した仲間の声を聞くと「非常に有意義であった」「他の組合の人たちと意見交換や交流することができ、労働組合の活動に対する視野が広がった」など、非常に賞賛していただいております。来年も概ね150名から200名規模での開催となることから、連合兵庫からもより多くの仲間に参加していただき、ユースラリーを盛り上げていただければ幸いです。 ◆最後に連合兵庫青年委員会としての基本的なスタンスについて申し上げます。ご案内の通り、連合は結成20年を迎え、同時に連合青年活動も20年を迎えました。連合兵庫青年委員会は発足当時から、「全員参加型の取り組み」という考え方を一貫し、参加者の皆さんに活動に参画してもらい、活動内容をみんなが考えて行動し、みんなで楽しんで、学んで、今後の活動につなげる取り組みを重ねてきました。今日の連合兵庫青年委員会活動では、参加者全員に楽しんでいただいた交流会や、全員参加の学習会など、非常に充実した取り組みを行うことができましたが、引き続き、更なる活動の充実・発展を祈念する観点から、これまでの「全員参加型の取り組み」の考え方を踏襲し、よりよいものを、よりよい取り組みとなるよう、今後も各種取り組みの開催にあたって、創意工夫して充実・強化を図りたいと思います。青年委員会は皆さんの参加、アイデアがあって活動が成り立ちます。幹事会の運営も然ることながら、引き続き、各種活動にご理解いただき、更なる活動の充実に向けてご協力をお願いします。 |
連合兵庫事務局長:辻 芳治 ◆連合は昨年20周年を迎え、それと同時に結成当時か らの悲願でもあった政権交代が実現しました。それから1年余りが経過し、過日の連合中央委員会では参議院選のまとめや後半年度の活動計画等を確認しましたが、これまでの間で連合が支援する政党が政権与党になったはじめての経験で、その民主党政権と連合がどのような距離間をもって向き合うか、政策課題実現の可能性は極めて高まっています。当然それぞれ政策に関してすべてが合致しているわけではなく、党と労働団体の関係を模索してきた1年でありました。そうした1年の中で、7月には参議院選挙では私どもの組織内候補者であります「水岡俊一氏」を早々と推薦決定をし、まさに連合兵庫組織をあげての選挙を展開してまいりました。大変厳しい選挙になりましたが、見事に再選を果たしていただくことになり、合わせて連合組織内比例候補者10名のみなさんも当選をしたということで、支援団体連合としてもこの参議院選に関してはよい結果をおさめることができました。 ◆いろいろな課題が残る中で、来年4月には統一地方選挙が予定されております。すでに組織内の方を中心に37名の県会・市会議員の候補者推薦を決定しました。加えてこれからは組織外の民主党公認候補者を中心に、推薦手続をあらたな基準に基づいてすすめています。 ◆最後に総会議案書の中にも記載されているように「連合兵庫青年委員会のめざす青年活動」ということで、普段は皆様が所属される労働組合・構成組織の中での活動もすすめていただきながら、さらには大きなかたまりである連合という中で、ただ委員長から言われているから参加するという消極的なことではなくて、こういった場に参画することによって自らを高め、自らの自己成長にもつなげていっていただく場として活用いただきたいと思っております。 |
■来賓あいさつ■
◆来賓出席いただいた辻泰弘参議院議員・今年の7月に見事当選を果たされた水岡俊一参議院議員・青年委員会OBで神戸市議会垂水区選挙区の川内清尚市会議員より激励のあいさつをいただきました。
辻泰弘 参議院議員 | 水岡俊一 参議院議員 | 川内清尚 市会議員 |
■総会役員選出・役員代議員出席報告■
◆議長より議事運営・資格審査委員会委員として、林幹事(フード連合)・大木幹事(基幹労連)・的場幹事(電機連合)・大西幹事(兵教協)・高橋幹事(全水道)・日名子(JEC連合)が選出されました。議事運営・資格委員長の林幹事より、本日の定期総会の役員・代議員の出席報告がなされました。満場の拍手で確認されました。
■活動経過報告■ 内容省略
■活動報告■
◆活動報告の一部として、今年も青年代表が積極的に参加をしした連合平和行動での報告会を行いました。
平和行動in 広島 |
平和行動in 長崎 |
平和行動in 根室 |
井上 事務局長(兵教協) |
林 幹事(フード連合) |
藤田 幹事(国公総連) |
■活動総括(案)■
◆平和行動報告に引き続き、井上事務局長(兵教協)が活動を一括報告し、満場の拍手で承認されました。
活動総括(案)
◆連合兵庫青年委員会は、昨年の第20回定期総会において、連合本部の「青年組合員が連合運動へ積極的に参加するための環境づくり、青年活動を通じた労働組合運動の活性化をめざした方針」に基づき、『青年組合員のニーズに対応した、新たな運動と活動を創造し、リーダーの育成、ネットワークづくり、組織強化・拡大に向けての活動を推進』を行動指針として活動にとりくんできた。
◆青年活動の前進に向けて ①青年活動の活性化、②青年層の政策・制度要求と課題、③学習活動の推進、④文化・体育・レク活動の推進、⑤社会参加活動の推進、⑥国際連帯活動の参加等の課題について、三役会議・幹事会・教育イベント委員会で協議し、各構成組織からの意見・要望を、可能な限り具体化する姿勢で活動をすすめてきた。
◆また、各活動において、青年委員会役員である幹事が、さまざまな役割を分担し、参加体験型を中心とした活動を通して、連帯と活動目的の共有化を目指した。合わせて、連合兵庫主催の行動に対しても青年委員会として積極的に活動の一躍を担ってきた。
◆2010年度の学習・教育活動は、次代を担う青年組合員としての基礎的な学習と見識を広めるという役割があり、青年委員会では幹事会、教育・イベント委員会において、その内容を協議し開催した。 |
■活動方針(案)■
◆引き続き、井上事務局長が2011年の活動方針(案)を提案しました。
第21期(2011年)活動方針(案)
はじめに
◆連合は、連合青年委員会(青年活動)のあり方について検討を重ね、これまで中心となって連合青年活動を担ってきた「連合青年活動推進プロジェクト」を発展的に解消し、若者(青年層)の意見・声を今まで以上に反映させる場として『青年活動委員会』の設置を、連合本部第10回定期大会の運動方針で確認した。
◆『青年活動委員会』は、連合運動のさらなる活性化を目的とし、連合運動の継続・発展をめざして、連合運動への青年組合員の参加促進、次代を担うユニオンリーダーの育成、青年相互のネットワークの強化をはかることとしている。
◆また、青年をとりまく問題把握と解決能力向上、社会活動、国際労働運動の参加を柱にとりくみをおこない、青年組合員が連合運動へ積極的に参加できるための環境づくり、青年活動を通じた労働組合運動の活性化をめざす活動が展開される。 連合兵庫青年委員会は、青年組合員のニーズに対応した新たな運動と活動を創造し、リーダーの育成、ネットワークづくり、組織強化、にむけて活動を推進することとし、【 ①青年活動の活性化、②青年の総合生活向上にむけた政策・制度要求と課題、③学習活動の推進、④文化・体育・レク活動の推進、⑤社会参加活動の推進、⑥国際連帯活動の検討】等の活動目標・課題について、三役会議・幹事会・専門委員会で協議し活動をすすめていくこととする。また、男女共同参画社会の実現と、地域活動や社会活動への参画をめざし、関係組織・委員会等とも連携しつつ、交流活動を中心に取り組むこととする。
1.青年活動の活性化 (1)構成産別、単位組合、地方本部、支部、分会、などにいたるまで青年組合員の活動機関である青年組織の整備・拡充をはかる。 (2)地域における青年活動を強化するため、今後も連合兵庫各地域協議会に青年組織を設置していただくよう要請していく。 (3)連合兵庫の関係する各種専門委員会と連携し、相互交流をはかり男女共同参画社会の実現にむけてとりくんでいく。 (4)地域における青年層のネットワークを築くとともに、連合近畿ブロックとの交流をはかり、青年会議にも積極的に参加する。 2011年は、連合近畿ブロックのネットワークづくり、交流、学習を目的として3年に1度開催している「第6回近ブロユースラリー」が7月17日~19日にかけて予定されている。兵庫も企画段階から積極的に参画する。また、全国的な青年の連帯を深めるため、連合『青年活動委員会』にも積極的に参加していく。
2.青年の要求と課題 (1)格差拡大の社会の是正、雇用の質の安定確保、賃金の維持・向上、雇用増に結びつく労働時間の短縮等の労働諸条件改善のため「2011年春季生活闘争」に積極的に参加する。 (2)次代の組合活動の担い手として、組合活動の認識、意識の向上等を図るとともに、青年層をとりまく課題についても連合本部とともに取り組んでいく。 (3)今後想定される首長選挙、地方議会議員選挙、さらには統一地方選挙においては、「連合の政治方針」を基本に、民主党を基軸とした連合兵庫の政策を実現する候補者の必勝をめざし、意思統一をはかる。
3.学習活動の推進 (1)青年組合員リーダーの育成と強化を目的に、交流会、セミナー、学習会など企画し開催していく。 (2)連合運動、労働組合運動に必要な知識、教養、行動力を身につける青年向けの学習会を実施する。 (3)青年層をとりまく職場実態や職業意識を把握し、交流を深める活動を検討していく。 (4)「核兵器のない21世紀」の実現をめざし、連合平和行動に積極的に参加していく。 (5)青年委員会機関紙(情報:連合兵庫ホームページ)等を発行する。
4.文化・体育・レク活動の推進 (1)構成産別の青年の連帯強化にむけて、文化・体育・レク活動など参加しやすいイベント活動を企画し実施していくこととする。 (2)連合兵庫のもちつきフェア、メーデー、イベント等に積極的に参加していく。
5.社会参加・ボランティア活動の推進 (1)連合「愛のカンパ」「平和運動」に構成組織(産別)を通じ積極的に参加していく。 (2)社会貢献活動の一環として、ボランティア団体とも連携して、活動に参加、協力していくこととする。 (3)環境を守り、地球にやさしいくらしをする運動を検討しとりくんでいく。(4)連合地域協議会のクリーンキャンペーンに参加、協力していく。
6.国際連帯活動の検討 (1)連合の方針を踏まえ、国際的な連帯、交流ができる環境づくりを推進する。 (2)国際連帯・交流の活動の視点を広げ、兵庫県内、地域での活動を検討していく。 (3)連合兵庫青年委員会独自の国際交流については、国際的視野を広げるため、連合近畿ブロック、連合兵庫執行委員会の指導と構成産別の協力を得ながら検討していく。 上記活動の具体化については、年間活動の中で、三役会議・幹事会・教育・イベント委員会等で協議検討していく。 |
■新役員の選出■
◆新役員の選出について、役員選考委員会委員長の川村幹事(自動車総連)が提案し、満場の拍手で選出されました。
■退任役員あいさつ■
◆今期で退任される役員からごあいさつがありました。
<当日出席者> ◆西風 辰昭:前委員長(情報労連)※写真中央 ◆多禰 貴之:前副委員長(基幹労連)※写真右 ◆日名子亮介:前幹事(JEC連合)※写真左 |
◆三原 久典:前幹事(JP労組) ◆吉田良太郎:前幹事(私鉄総連) ◆荒木 賢一:前幹事(全電線) ◆大休寺一隆:前幹事(国税労組) ◆岩田 大輔:前幹事(都市交)
※今期で退任された役員のみなさんには大変 |
■閉会あいさつ・ガンバロー■
◆園田副委員長(電機連合)が閉会のあいさつを述べ、新委員長最初の仕事となる「団結ガンバロー」を高橋:新委員長(全水道)が力強く発声し、第21回青年委員会定期総会の幕を閉じました。