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森本洋平会長ブログ.com

10/11/05(金) 仲間がいる

◆プロ野球日本シリーズも、両雄相譲らず熱戦が続いています。気になるのは、落合監督の異常に 101105aozora006.JPG 痩せた姿です、心労で潰れそうになっているのでしょうか。

◆神宮球場で久しぶりに(記憶に無いぐらい昔)早稲田大学と慶応大学による、優勝決定戦が実現しました。終盤まで早稲田の斎藤祐樹投手の好投で、一方的に早稲田が有利に戦いを進めました。しかし、そこは伝統の一戦、8回には集中打で慶応大学も斎藤投手を攻め、粘りを見せて盛り上げてくれました。

◆格好良かったのは、斎藤祐樹投手の優勝インタビューでの言葉、「自分は何かを持っていると言われてきたが、今日それが何であるのかハッキリ判りました、自分が持っているもの、それは仲間だったのです」と言ったときの顔は、まさに「ハンカチ王子」を思い出させる、人としての純粋な想いの顔に観えました。

◆これから、ドラフト一位のプロ野球選手として、アマチュアとは一味も、ふた味も違った世界で生きてゆくことになります。恐らく大学時代とは全く違う練習量と質の違いに戸惑うことでしょう、色んな誘惑もあるでしょう、汗と泥に汚れながら練習に耐えていかなければならないと思います。

◆どんなに汚れようとも、汗まみれになろうとも、外見などどうでもよいことです。問題は心まで汚れてはならないということです、折れそうなときは何時も仲間を思い出す事です。昔からよく言われる言葉「義理欠き、恥かき、人情欠き」という三欠き人間にならないよう、常に自分を見つめていて下さい。 

◆「仲間」・・・・。久しぶりに私も体育会系の血が騒ぐ言葉を聞きました。私はラクビーをやっていました、この競技は自己犠牲の精神で、最も仲間を生かして勝利を目指すスポーツです。別名「楽苦備」とも言われているようです。

◆スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、稔の秋、食欲の秋、色々と表現される秋ですが、是非もう一つ加えていただきたいと思います「仲間と語る秋」にしていただければ日本の世の中も、ドライなニュースばかりでなく、もう少し暖かい話題が聞けるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。(祈) 

◆今日の言葉 「烏兎怱怱(うとそうそう)」

  月日の経つのが速いことをいう喩。古来中国では、太陽に3本足の烏が住み、月には兎が住むとされていた。それで、烏兎が月日、怱は急ぐこと、合わせて歳月の経つ速さをいう喩となった。私も実感しているが、年齢を重ねると年月の速さに驚くことが、儘あります。時間は平等、大切に生きたいものです。