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連合兵庫ユニオン第1回労使安全衛生研修会
労使で労災撲滅をめざして!!
連合兵庫ユニオン第1回労使安全衛生研修会を開催
◆連合兵庫ユニオンが、10 月23日(土)に各地域協議会 ユニオン代表者とその加盟単組代表者・会社側代表者ら32名をあつめ、「姫路じばさんビル」会議室で「第1回労使安全衛生研修会」をひらき、連合兵庫ユニオンとしましては、初めての取り組みで労使の安全意識をたかめようということで講習をメインに開催しました。
◆安全衛生研修会は、森本:ユニオン事務局長(連合兵庫)の司会進行で進められ、まず最初に主催者を代表して松島:ユニオン委員長(日工労組)があいさつにたちました。
松島:ユニオン委員長
◆今回、連合兵庫ユニオンとしては初めての取り組みとなりますが、労使安全衛生研修会を開催させていただきました。安全衛生対策は、労使で取り組む最重要課題であります。 ◆労働災害については、近年、労使の安全意識の高まりによりリスクアセスメントの取り組み効果などにより減少しつつありますが、まだまだ十分とは言えない状況だと思います。安全の取り組みについては永遠にやり続けるということが非常に大切であると考えます。 ◆また労災については減少傾向にありますが、一方で自殺者の数が12年連続で3万人を超える状況にあるということで、非常に残念に思うところであります。その中でも、うつ病など精神疾患による原因が多くを占めている状況もあります。最近の難しい社会環境や雇用環境、それから派生する人間関係など精神を痛める原因がたくさん存在します。 ◆そのようなことに対しても、今後は労使で対応策などを考えていかなければならない状況にきているのではないかと感じているところでもあります。 ◆本日の研修内容をお持ち帰りいただいて、企業の安全衛生活動にお役立て頂きたいと思います。 |
つづいて「兵庫県下における労働災害状況と取り組み」ということで、姫路労働基準監督署の家本:署長より、労働災害状況に関わるグラフや表をメインにご講演がなされました。
講演 『労使で取り組む安全衛生の必要性』 講師 吉村由紀夫 氏 1 労働安全衛生法第1条(労働基準法と相まって、労働者 の安全と健康を確保する)について 2 変革する社会・企業への対応(36協定と過労死、社員の脳・心臓疾患) 3 労働災害発生状況(リスクアセスメント最近の職場巡視死亡重大災害) 4 安全配慮義務(危害防止基準送検技術上の指針労災補償制度労働災害防止計画と労働政策審議会) 5 労働安全衛生法第4条と就業の多様化 6 安全衛生管理体制(総括安全衛生管理者安全衛生委員会企業安全文化) 7 企業経営と安全(グローバルスタンダード化の機械包括的な安全基準) 8 メンタルヘルス対策と生産性(元気な企業は健康から) 9 労働災害の一層の低減に向けて |