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連合ユースラリーに参加
広げよう仲間の輪を!組合活動を次世代へつないでいこう!
『連合ユースラリー』に連合兵庫から参加
◆連合は、10月7日(木)~9日(土)の3日間にわたり、ヤマハリゾートつま恋(静岡県掛川市)にて、「意外と身近な労働組合~もっと広げよう仲間の輪~」をテーマに『連合ユースラリー』を開催し、全国の構成組織・地方連合会から約300名の青年組合員が集まり、連合兵庫からは7名が参加しました。
<第1日目>7日(木)午後
◆開会にあたり主催者を代表して連合の南雲事務局長があいさつに立 ち、「若い時期につくったネットワークは立場が変わっても変わることなく続いていく。ぜひ多くの仲間とネットワークをつくっていってほしい。連合は、みなさんが活動しやすい環境づくりに取り組んでいく。ここに集まっているみなさんが20年後に連合のリーダーとなっていることを期待している」と述べました。
◆また、今回のユースラリー開催にあわせて募集した連合青年委員会の愛称は、144点の応募作品の中から「連合ユースター」に決定したことが発表されました。
※「ユースター」とは、「ユース(若者)」と「スター」を掛け合わせた造語。
◆開会式の最後には、10月7日が「ディーセントワーク世界行動デー」であることから、貧困撲滅を目指す「スタンドアップアクション」を参加者全員でおこないました。
◆つづいて、「ES・CS探求セミナー ~組合員の満足度を上げるために~」と題し、EDUCE代表の藤田素子さんの記念講演がありました。
そのあと参加者たちは、3日間をとおして活動する30の班(グループ)に分かれ、各グループごとに自己紹介やグループ名などを決める班交流(グループディスカッション)に入り、全30グループがそれぞれに発表し合いました。
はじめて顔を合わせたメンバー同士ということで、誰もが緊張気味でありましたが、このあとに行われた夕食交流会でよりいっそう打ち解け、1日目を終えました。
<第2日目>8日(金)
◆8日の午前中には、各分科会をグループ別に聴講しました。分科会は下記の通り。
●第1分科会「世界の労働」 講師 ITUC-AP 若月利之シニアオフィサー
●第2分科会「私たちの働き方」 講師 連合 山口洋子副事務局長
●第3分科会「連合の歴史」 講師 中央労福協 笹森 清会長(連合元会長)
●第4分科会「雇用の多様化と仲間づくり」 講師 連合 水谷雄二総合局長
●第5分科会「連合の平和行動」 講師 連合 滝口明彦次長
●第6分科会「政治活動」 講師 連合 森原琴恵次長
◆午後には、グループ対抗のウォークラリーがおこなわれ、つま恋の敷地内に設けられたチェックポイントを回りながら、各ポイントで「連合」に関するクイズを解いたり、大縄跳びに挑戦したりとグループごとの交流を図りました。
<3日目>9日(土)
◆ユースラリー最終日は、①分科会のまとめ、②3日間を通じての感想、③10年後の連合結成30周年ユースラリーでどんなことがしたいか! をグループごとにディスカッションしてまとめ、代表して4グループが発表しました。
◆閉会式では、連合山口副事務局長より、「若い皆さんが希望の持てる社会をつくるため、連合は役割を果たしていく。ぜひ一歩、連合の取り組みに踏み出してほしい。今回のユースラリーの経験を広めてください。」とあいさつしたのち、ユースラリーの及川実行委員長(電力総連)がまとめのあいさつに立ち、「組合活動は、人間力を高める活動だと思う。職場でそのことを広めてほしい。そして、組合活動から労働運動へ活動を広げていってほしい。そして、皆さんがこのユースラリーに参加できたことを、職場や組合の周りの人たちに感謝してほしい」と述べ、全日程を終了しました。
◆今回のユースラリーを振り返り、連合兵庫から参加した青年委員会西風委員長(情報労連)より、『ユースラリーを通じて、労働組合の重要性、組織強化・組織の求心力を高める取り組みが重要であると再確認し、「労働組合は自分たちのために行動するだけでなく、あらゆる物事に視点をおき、視野を広げ、取り組みを充実・発展させることが重要である」と認識した。今回の経験を今後の連合兵庫の活動にも活かしていきたい』との報告がありました。