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近ブロ高退会第17回定期総会を開催
安心・安全・信頼の社会保障制度の確立に向けて力をあわせよう!
連合近畿ブロック高退会が第17回定期総会を開催
◆連合 近畿地方ブロック高齢・退職者連絡会は、10月6日(水)に、近畿労働金庫本店メインホールにおいて第17回定期総会を開催し、兵庫高退連から浜上会長をはじめ21名を含む約120名が出席しました。
◆定期総会は2部形式で開催され、第1部の記念講演につづく第2部では、兵庫高退連の是枝敏季:副会長(基幹労連出身)が、総会議長をつとめました。
◆総会の第1部では、桃山学院大学教育研究所・名誉所員の伊藤正純先生より、「高齢者の生活を考える」と題した講演がありました。講演では、高齢者に関するさまざまなデータを示しながら、先生の研究テーマでもあるスウェーデンの社会保障制度のあり方も紹介し、現在の日本に暮らす高齢者がおかれた厳しい生活環境や社会福祉制度についてのお話に、参加者たちは熱心に耳を傾けました。
総会議長を務めた是枝:副会長(左側) |
◆つづいて総会の第2部にうつり、議長選出のあと、連合近畿地方ブロック高齢・退職者連絡会の三ツ木代表幹事の主催者あいさつと来賓あいさつののち、総会の議事に入りました。
●総会に出席された来賓●
日本高齢・退職者団体連合事務局次長
志田 英雄
近畿労働金庫理事長 石橋 嘉人
◆2010年度の経過報告につづき、次年度の活動方針(案)では、民主党が与党になった今こそ、われわれ高退連が要求する「年金・医療・介護」などの社会保障制度の実現を強く求めることに加えて、来年4月に施行される統一地方選挙への現・退一致の活動の強化などが提案され、大きな拍手で確認されました。
◆また、10月29日(金)に開催予定の2010年度の近ブロハイキングについては、開催県である滋賀県の高退連代表より詳細について説明がありました。次に新年度の役員選出にうつり、近ブロ代表幹事に三ツ木宣武:大阪高退会会長を再任し、各府県から副代表幹事・幹事がそれぞれ選出されました。兵庫高退連からは、浜上会長(UIゼンセン出身)、高原事務局長(電機連合出身)、土肥事務
局次長(連合兵庫)が選出されています。
◆最後に、「安心・安全・信頼の社会保障制度の確立」と、退職者連合の主張する「後期高齢者医療制度」の廃止にともなう新制度の早期確立などを求めた総会宣言を提案したのち、全員で団結ガンバローを力強く三唱し総会を終了しました。