津軽三味線 『愛山会』

◆結成９年目を迎え、会主の小澤紘栄さんを筆頭に、老若男女１６名で活動。
◆『高橋竹山』流津軽三味線を学び、発表会やボランティアのほか、各地のお祭りなどの各種イベントに出演し好評を博しています。

兵庫高齢・退職者連合
会長  浜   上     力

◆本年も９月１５日に東京の日比谷公会堂で開催された、 日本高退連主催の『全国高齢者集会』に兵庫高退連として２６名が代表参加し、医療・年金制度の改善に向けた決議をおこない、集会終了後全国からの参加者約２０００名とともに日比谷から東京駅近くまで約１時間のデモ行進をおこないました。

◆全国集会でも確認されましたが、これまでの自民党政権による高齢者福祉の在り様は社会的コストとしての面が強調され、福祉切り捨て、高齢者の負担増の方向へ進みがちであり、昨年の衆議院総選挙の結果は高齢者の怒りの行動の結果であると言えます。

◆民主党による新政権では、高齢者医療制度について改革会議で議論中ですが、現役世代への負担増へつながる問題もあり、たいへん課題が多いところです。厚生労働省としては当初は７０～７４歳で２割負担にする方向ですすめていたが、今日お見えの辻：参議院議員のご活躍で、これを１割負担にまで引き下げていただいた。

◆ただ、民主党政権になって子ども手当が支給ということになり、財源の問題が厳しくなっていることもあり、増税論議につながっていくということもあって、たいへん微妙な問題をはらんでいることも事実です。

◆このように、新政権では国民の生活が第一ということで、いろいろ改善の努力もいただいているが、やはり高齢者の問題は高齢者自らが主体的にたたかって勝ち取っていくという姿勢でなければ、なかなか制度の改革・改善はすすまないと思いますので、全国でも、兵庫県でも、このような集会を通じて高齢者の認識を統一し、結束して問題解決に前進していきたいと思います。

◆こんご様々な形で活動への協力をお願いすることになると思いますので、その節は積極的なご協力をお願いいたします。

 連   合   兵   庫      
会  長  森 本  洋 平

◆２年ほど前に、ウシオ電機会長の牛尾治朗さんの講演を聞く機会がありまして、それがたいへん印象深いお話でしたのでご紹介させていただきたいと思います。それ は、これからの日本は大きな３つの課題を克服しなければ国際社会から地理残されるだろう、というお話でした。環境問題という大きな課題はあるが、それを除いて３つあるということでした。

◆１つは、『レースフリー』 の考え方で、人種差別の撤廃であります。◆そして２つめは、『ジェンダーフリー』で、男女差別の撤廃ということです。◆さいごに３つめは、『エイジフリー』 の考え方で、年齢による差別の撤廃です。

◆この３つの課題を、アメリカは大統領選挙をつうじて国際社会に対して見事に演出してみせたと思います。◆『レースフリー』のオバマ大統領であり、『ジェンダーフリー』のペイリン候補・クリントン候補であり、そして『エイジフリー』のマケイン候補であったと思います。

◆この３つの大きな課題については、日本は国際的に一歩も二歩も遅れていると云われています。

◆兵庫高退連のみなさんには、「牛乳を飲む人より、牛乳を配達する人のほうが健康である」という諺もありますから、家に閉じこもることなく大いに外に出ていただきたい。そして、エイジフリーの考え方で、大いに発言し自分たちの存在をアピールしていただきたいと思います。

◆国会は「ねじれ国会」となって、私たちの政策実現が遠のいたと思われていますが、私は決してそのようなことはないと思っています。絶対多数だけで政治をまわすのであれば、政治家などいりません、そこらのニュースキャスターか、評論家にやらせておけばよいことです。

◆このように、難しい状況のときこそ、本当の与党としての民主党の政治力が問われ、閣僚や国会議員の力量が問われることとなると思います。どうか、与野党でしっかりと論議をして、勤労者・生活者のための政策が実現できますよう御期待申し上げておきたいと思います。

 民主党参議院議員
    辻      泰   弘 さん

◆はじめに

     ◎政権交代の成果

     ◎尖閣諸島についての日本の見解

◆人口変化と財政の現状

◆社会保障制度の現状と今後

     ◎年金制度

     ◎医療保険制度

     ◎介護保険制度