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青年10秋季交流会
六甲の自然の中で親睦を深めました!
青年委員会2010秋 季交流会ひらく
◆連合兵庫青年委員会は、 9月23日(木・祝)~24日(金)にかけて毎年の恒例行事となっている「秋季交流会」を、神戸市灘区にある『六甲スカイヴィラ』で開催しました。
◆今回の秋季交流会は、①ゆったりとしたプログラムと活動を計画する。②参加者が主体的に参加し、活動できる内容にする。③参加者同士の協力、仲間づくりにつながる こ とができる活動とする。という視点を原則にして、青年委員会幹事会で議論を重ね、原案の企画・準 備に取り組んできました。
◆あいにくの天候にも関わらず、構成組織などを中心にスタッフ含め55名の参加を得て、自然満ち溢れた環境の中で汗を流し、交流を深めあいました。
第1日目<9月23日>
◎開会式
◆園田:青年委副委員長(電機連合)の司会進行で開会し、「こういう場を活用して、皆様で情報交換や出会いのきっかけとして交流していただきたい。」と開会あいさつを述べました。
◆つづいて、西風:青年委委員長(情報労連)が主催者を代表してあいさつを述べました。
主催者あいさつ 西風:青年委員会委員長
◆大雨の中、ここ六甲スカイビラまでお越しいただきありがとうございます。
◆青年委員会の活動を簡単に説明させていただきます。 11月末から12月はじめにかけて総会を開いて、向こう1年間の活動方針等を決定し各種取り組みを行っております。 春の時期には春闘を意識して「春の学習会」、夏には連合兵庫に構成する組織をまわってみようということで「工場見学会」、この秋には各構成組織の若い方たちに集まっていただき、親睦・交流をメインとして「秋季交流会」を開催しています。 例年1泊2日で開催し、「スポーツ交流」「ナイトイベント」「夕食バーベキュー」「学習」を企画し、できるだけ参加者のみなさまが交流を深めてもらうということで取り組みをすすめています。
◆今回の秋季交流会、この六甲山をフルに活用しようということで「ウォークラリー」を計画し、入念な準備から下見までおこなってきましたが、悪天候のため室内交流に切り替えさせていただきました。 できるだけ初めて会った方と話をしていただいて、自分たちの労働組合や職場での活動を情報交換してもらい、何か一つでもこれからの活動につなげていただけるようなものさがして持って帰ってもらいたいと願っております。
◆この2日間、できるだけみなさま方が楽しんでいただけるように幹事一同頑張ってまいりますので宜しくお願いします。 |
◆つぎに、森脇:連合兵庫副事務局が連合兵庫を代表してあいさつを述べました。
連合兵庫あいさつ 森脇: 連合兵庫副事務局長
◆この悪 天候の中、六甲山までご参集いただきましてお疲れ様です。
◆今回の参加者を見せていただきましたが、学校の先生であったり工場の方であったりと、色々な方面から出席いただいております。 以前、組合の委員長をしていたときに、ある公務員系の組合の方から「新人で入社した社員をぜひ民間で教育してくれ。」という話がありました。 自分の会社のことはわかっていても、他の職場がどうなっているのかというのは想像だけでしか分かりませんし、自分の職場ではプロになっても、それ以上の発想ができない場面が多々あると思います。
◆そういったことで、みなさんが知り合った仲間と後々まで情報交換ができるような人間関係をつくっていただいて、何か困ったときに助けてもらえる関係を築いてもらいたいと思っています。 |
◆最後に2日間のプログラム全体について説明し、秋季交流会がスタートしました。
◎野外活動(カリキュラムⅠ)
◆当初「六甲山」でのすばらしい景色を楽しんでもらおうとウォークラリーを計画していました。
しかし当日はあいにくの天気でしたのでプログラムを変更し、室内でできるミニ運動会を行いました。
◆参加者を6班に分け、初めて顔を合わせる参加者の緊張をほぐすため青年委 員会の幹事を1名ずつ各班に配置して自己紹介・準備体操を行い、スポーツ交流をスタートしました。
参加者のみなさんは日ごろの運動不足をものともせず、初対面の仲間と童心にかえって男女・年齢・体力差に関係なくそれぞれがチームワークと交流を深めあいました。
◆途中雨がやみましたのでミニ運動会を終了し、急遽ミニウォークラリーを行いました。時間の関係上、コースを大幅に変更しグループごとに「六甲ガーデンテラス」まで歩きました。歩く途中、六甲山にちなんだものから労働組合に関するものまで計28問のクイズに答え、山頂からの景色を満喫しました。
◎夕食バーベキュー
◆ミニウォークラリーでリフレッシュしたところで、場所をホテルのテラスへ移し夕食交流会を開催しました。
◆辻:連合兵庫事務局長の挨拶で幕をあけ、各班に分かれて六甲スカイビラ名物の「ジンギスカン」を食べながらスポーツ交流の話や、組合活動の話など話題が絶えることなく参加者一同大満足しました。
◎ナイトイベント(カリキュラムⅡ)
◆夕食交流終了後、川村:青年委幹事(自動車総連)・藤田:青年委幹事(国公総連)の進行でナイトイベント(写真コンテスト)をおこないました。
◆ウォークラリー時に、各グループ5枚ずつ写真を撮ってきていただいたものを、発表しあいました。チームの絆をテーマにした作品や、芸術的な作品、物語風の作品もあり、幹事全員が審査員となり採点をおこないました。景品は、おやつや各組織の広報用グッズなど、参加者労組の業種を反映したグッズが目立ち、大いに盛り上がりました。
第2日目<9月24日>
◎学習会(カリキュラムⅢ)
◆2日目は、多禰:青年委副委員長(基幹労連)の司会進行で、参加型学習会として「青年のこれからの活動について」をテーマに学習会をおこないました。
◆はじめに辻:連合兵庫事務局長の講演をおこないました。
結成20周年を迎えた連合運動 ~次代を担う皆さんの参画を期待して~ 1.はじめに 2.連合がめざす社会像 (1)結成時のスローガン (2)「労働を中心とした福祉型社会」(21世紀連合ビジョン) (3)結成20年を節目に深化と再定義の論議 3.連合はなぜ政治活動に取り組むか(連合と民主党の関係) (1)政治活動はあくまでも手段 (2)連合が掲げる政策・制度要求課題の実現 (3)民主党を基軸に支援 (4)政権交代後の政策協議 4.「WE連合」を合言葉に皆さんの参画を (1)ナショナルセンター・産業別組織・企業内組合(単組)の役割 (2)「顔合わせ」「腹合わせ」「力合わせ」 (3)次代を担う皆さんの参画を! |
◆つぎに各グループに 分かれて「辻事務局長の講演で感じたこと。」「青年委員会の課題は?」「青年委員会でこんな活動をしてみては?」の3点を話合いでまとめていた だきました。
◆発表にうつり「今後、組合や政治に対して興味を持つにはどうしたらいいか?」「非正規社員の組 合化はどうすれば実現するのか?」など、たくさんの意見がでました。 これらの意見を受けて辻事務局長から参加者に分かりやすく説明がなされました。
◆最後に、大篠:青年委副委員長(JR総連)のあいさつで、交流会のまとめ・学習会で共有できたことを述べ、2日間にわたる全工程を終了しました。
~あとがき~ 今回の秋季交流会での「交流」は、参加者が主体的に「参加」することでつくられ、広がっていきました。2日間という短い間ではありましたが、話し合い、協力しながらものごとをすすめていくことで「ネットワーク・コミュニティ・交流」を深めることができたのではないでしょうか。 同じ兵庫ではたらく同世代の仲間が、地域・産別・単組の枠をこえて、交流をはかることができるのは、連合兵庫青年委員会しかありません。連合兵庫青年委員会では、これからも参加体験型を中心にした行事を通して、労働組合運動の大切さを実感できる機会をつくっていきたいと考えています。
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