森本洋平会長ブログ.com
10/06/08(火) 新生民主党に期待する
◆しばらくご無沙汰しておりました。季節はずれの花粉症(自分で思っている)に悩まされ、鼻と咽の奥 が壊れてしまい息苦しくて寝ていても1時間間隔ぐらいで目が覚めては鼻水との戦いでした。やっと6月に入って回復してまいりました。
◆この間、政局が大きく動きました。鳩山総理が小沢幹事長と共に辞任され、新たに「菅総理、枝野幹事長」のもと、新政権が発足し新生民主党として政権運営にあたることとなりました。今のところ国民の評価も上々のようです。
◆私は以前、鳩山政権が発足したときに小沢幹事長とのコンビを「梅に鶯」に例えて、取り合わせの良い一対の体制になってほしいと書きました。残念ながら結果的には「政治と金」「普天間問題」で辞任したように報道されています。
◆しかし、私はどう考えても「政治と金」「普天間問題」以前の話として、庶民の政治感覚とのズレが最大の原因ではないかと思います。二つの問題にしても、その判断や考え方が政治家独特の感覚であったように思われます。
◆何を考え、どのように対処しようとしたのか、どんな努力をしたのか、国民である私たちに説明がありません。そして決定的に判断時期が遅い、というより国民の思いと判断時期がずれていたのではないでしょうか。
◆「あんこ椿は恋の花」ではありませんが、辞任時期にしても正直3日遅れでしょう。連立内閣が崩れたときにスパッと判断していたら、もっと評価も違っていたと思います。とは言いうものの社民党さんも少々せっかち過ぎたと思います、もう少し違った対応もあったのではないでしょうか、残念でなりません。
◆新政権は国民感覚、庶民感覚を大切にして、丁寧な政権運営をお願いいたします。菅総理は草の根運動のリーダー出身です。その良い部分を出していただきたいし、そのことが逆目に出ないようにお願いしておきたいと思います。
◆今日の言葉 「栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)」
大成するような人物は幼い頃から、人より優れたところを現す喩。栴檀は香りの高い木で「白檀」ともいい、芽が出たときにはすでに良い香りがする。
但し、何をもって人より優れているかは、誰が判断するのでしょうか疑問。
(森本洋平)