NEWS
政策フォーラム第9回総会
連携を強化し、希望と安心の社会を築こう!
連合兵庫政策フォーラム第9回総会ひらく
◆1月23日、神戸市教育会館で連合兵庫政策フォーラム第9回総会を開催しました。会員議員や連合兵庫構成組織・地域協議会から約130名が出席し、過去1年間の活動を総括するとともに、向後1年間の活動方針を協議・決定、あわせて新年度の役員を選出しました。
◆また、総会に先立って講演会を併催、政策研究大学院大学の松谷明彦教授から「高齢社会をむかえて~お年寄りのくらしやすい社会~」と題する講演を受けました。
司会を務めた永尾:三木市議 |
黒田:総会議長 |
◆総会は、永尾隆保:副代表幹事(三木市会議員)の司会で幕を開け、総会議長に黒田一美:副代表幹事(県会議員)を選出、つづいて代表幹事あいさつに移りました。
<代表幹事あいさつ>
辻 泰弘:代表幹事(参議院議員・民主党兵庫県連前代表) ◆昨年は念願の政権交代が実現しました。これは皆様の力強いご支援の たまものであると同時に、小泉政治の弱肉強食の論理が国民から拒否された結果だと思います。 ◆新政権は、自民党政権時代の負の遺産をかかえて苦労しており、必ずしも順風満帆のスタートとは言えませんが、国民生活第一、信頼できる政治実現にむけて頑張っていますので、いましばしお見守りいただきますようお願いいたします。 ◆本年は参議院議員選挙の年ですが、政権安定でいっそう国民的視野に立った政治を力強く推進していけるよう、必ず勝利しなければならないと考えています。兵庫県選挙区の水岡俊一:予定候補者をはじめ、連合推薦の比例代表予定候補の完勝を果たし、働く人々の政策を実現できる政治状況を確固たるものにしていきたいと考えています。ご支援をお願いいたします。 森本洋平:代表幹事(連合兵庫会長) ◆連合兵庫と連合兵庫推薦の各級議会議員の連携をいっそう深めなが ら、政策課題の実現を果たしていきたいと思っています。 ◆昨年の衆議院選挙の結果、民主党は政権党となったわけですが、与党と連合はどういう関係であるべきか、その距離感など、あまりベッタリでは批判があるでしょう、微妙な問題があると思います。
◆連合兵庫は「すべての働く者の連帯で希望と安心の社会を築こう!」というスローガンを掲げていますが、正直者が馬鹿を見ない世の中をつくっていくことが大事で、そのための重点目標として ◆本年7月の参議院議員選挙については、連合推薦の比例代表予定候補10名と、この兵庫県選挙区の水岡俊一さんの必勝によって、新しい政権の基盤を磐石のものにしていかなければなりません。全組織・全構成員、一丸となった闘いを展開し、必ず勝利していきましょう。 |
<報告事項>
◆第8期活動報告<報告者=杉尾良文:幹事長(県会議員)>
(内容省略 拍手で承認)
◆第8期会計報告<報告者=伊藤弘孝:会計(連合兵庫副事務局長)>
◆第8期会計監査報告<報告者=大井敏弘:会計監査(神戸市会議員)>
(内容省略 一括拍手で承認)
<協議事項>
◆第1号議案「運営規定の改定について」<提案者=辻芳治:副幹事長(連 合兵庫事務局長)>
◆第2条4項の幹事選出数について、連合兵庫枠に「事務局長代理・副事務局長」を追加する。
(拍手で決定)
◆第2号議案「第9期活動方針について」<提案者=辻芳治:副幹事長>
スローガン 連携を強化し、希望と安心の社会を築こう!
Ⅰ.取り巻く情勢
1.はじめに
2008年、アメリカのサブプライムローン問題が引き金となって、世界は同時金融危機に陥った。そして、金融システムのみならず、実体経済と雇用への打撃は世界中に広がり、GDPの低下や失業率の上昇という問題を生じさせ、世界中がその緊急対応に追われている。それは、「市場は万能」との発想の市場原理主義によるもので、企業は利益最優先、株主利益優先の経営を行った結果、モラル無き過当競争を繰り返し、公正さや安心・安全といった社会基盤を揺るがしてしまった。
日本においても、小泉政権が「官から民へ」「小さな政府」「自己責任」といったスローガンのもと、規制すべき分野まで自由化するなど新自由主義政策を進めた。そのため「いざなぎ超え」と言われた景気回復の実態は、大企業を中心に史上最高益をあげる一方、労働者への配分は不十分で、リストラの横行、正規から非正規へと労働者の急激な置き換えが進むなど、まさに労働者の犠牲の上に成り立った「ジョブ・レス・リカバリー」であった。
2.深刻な雇用・労働状況と政策・制度要求の実現にむけて
兵庫県における完全失業率は5.3%(昨年7-9月期:モデル推計値)、有効求人倍率は0.44倍(昨年9月)となっている。そして、全国の完全失業率は5.4%(昨年7-9月期)、有効求人倍率も0.43倍(昨年9月)と過去最悪の状況が続いている中、かつて経験したことのない雇用危機、高失業率時代への懸念が高まっている。この10年間で正規雇用は約370万人減少、非正規雇用が680万人増加、そして全体の4割にも達して、日本の雇用構造は大きく歪んでしまった。加えてワーキング・プアと呼ばれる年収200万円以下の労働者は1,000万人を超え、全雇用労働者の2割にまで達し、そのため生活保護世帯も120万世帯にまで増加している。
新卒者や家計の担い手にも、非正規労働者として働かざるを得ない人が増加しており、かつて社会システムを支えてきた1億総中流と呼ばれた層の厚い中間層は崩壊してしまった。そして、貧困問題は子どもたちの教育にも影響を与え、「貧困問題の世代間連鎖」が進みつつある。いったん社会の底辺に落ち込んでしまうと、浮き上がることは極めて困難で、自己利益優先主義が、企業も個人もモラルの低下を起こしており、雇用の安定が、社会の安定につながるということを誰もが痛感する社会情勢になっている。
さらに、都市と地方の二極化と言われるように、地方における経済・雇用環境等は厳しさを増している。前回の統一地方選挙では、連合兵庫の推薦する候補者が躍進を果たした。全体として議員数を伸ばしたことで、地方における政策・制度要求の実現に前進したと言えるが、更にその基盤を強化するためにも、来年実施される統一地方選挙勝利に向けて、取り組みを強化する必要がある。
そして、2009年春以降の大型地方選挙や東京都議会議員選挙での敗北を重ねた麻生政権は解散に追い込まれるかたちで、2009年8月30日に第45回衆議院議員選挙が行われた。民主党を中心とする野党は、官僚や族議員中心の政治から、国民生活優先の政治・国民主権の政治への転換を訴え闘った結果、民主党単独で308議席、連立を組む社民党・国民新党を合わせると318議席を獲得し、連合結成時からの悲願であった「政権交代」を実現した。
9月16日の民主党・社民党・国民新党の連立による「鳩山政権」スタート後は、「事業仕分け」などにも見られるように、政治家が政策を策定・推進するとの方針で進められている。そして、これまで与党であった自民党などの族議員と呼ばれていた議員などを通して政策要請していたものが、民主党の地方組織から党本部幹事長室を通して陳情するなど、そのやり方も大きく変化してきている。
そうしたことからも、現政権を支援する連合と、連合兵庫の推薦議員等で構成する本フォーラムでの意思疎通と研鑽は重要なものになってきており、中央と地方の連携を含めてこの政策フォーラムの取り組みを更に強化していく必要がある。
Ⅱ.具体的な政策・制度要求の項目
1. 国民生活に直結する分野への予算配分と雇用創出による経済の持続的成長の実現をめざし、格差是正に資する公正で公平な税制改革の実現ならびに地方分権を支える税財務の再構築をはかる。特に、地方行政における歳出については、住民ニーズに沿ったものとするよう地域ごとに政策・行政評価、情報公開を進める。
2. 年金・医療改革など積極的社会保障政策への転換をはかり、パート・不安定雇用労働者等への社会保険の完全適用など、社会保障制度の抜本改革に取り組む。地域医療連携体制の構築に当たっては、救急医療や夜間・休日診療、小児科医療、産科医療の充実にむけた取り組みをすすめる。
また、後期高齢者医療制度については即時廃止を求め、真に国民の合意に立った医療制度の抜本的改革をすすめる。
3. 地域の実情にあった介護施設整備の拡充 、訪問介護サービスの改善、介護サービス供給労働者の労働条件改善など利用者本位の介護保険制度の再構築を求める。また、障がい者の自立支援と社会参加の立場から、障がい福祉サービス基盤を整備し、地域偏在の解消、移動介護等の地域生活支援事業も含めた必要なサービス量の確保をめざす。
4. 食と暮らしの安心・安全の確立をめざす。食の安全確保に向けて、保健所における食品衛生業務を拡充し、食品に関する苦情相談や食品の製造・流通等への監視指導の強化を図る。また、地方自治体において、食料自給率の向上に向けて、農水産業の振興、地産池消の推進、フードマイレージの普及、農産物輸出の振興、食糧自給率の向上に係る食育・啓発活動などの施策を推進する。
また、地方自治体において、市民生活に必要な公共交通機関の維持・確保に必要な事業者に対する支援を拡大する。
5. 2006年3月に合意された「仕事と生活の調和と子育て支援に関する三者合意(ひょうご子ども未来三者合意)」に基づくアクションプログラムによる取り組みの推進を図る。そのため、連合兵庫がすすめる、地域におけるライフサポート活動や(財)兵庫勤労福祉協会が運営する「ひょうご仕事と生活センター」の取り組みを積極的に支援する。
6. 質の高い公共サービスを実現する行政改革とそれを支える公務員制度改革の実現をめざす。安心・安全のためのセーフティ・ネットと公共サービスの質の確保、改革における地域社会と経済への影響に十分な配慮が必要である。そのため、民主的で透明な公務員制度改革を進める。その中で、公務員の労働基本権確立、ILO勧告早期実現、「労使協議なき賃金決定」に反対するとともに、公共サービスのあるべき姿についての世論喚起の取り組みをすすめる。
7. 司法制度改革の着実な具体化をすすめる。労使が参加し個別労働紛争を扱う「労働審判制度」、刑事裁判への国民参加である「裁判員制度」、司法支援センター「法テラス」など21世紀の日本を支える司法の姿となるように監視するとともに、司法改革の理念と具体的な改革について啓発を行う。
8. 次世代育成支援策の強化と教育における機会均等をめざす。教育における機会の均等を保障し、格差を是正する施策を拡充する。また、教育の地方分権をすすめ、地域住民の手の届くところで教育、文化が議論される地域に根ざした教育要求・教育改革を推進するとともに、子どもの成長段階に応じて、系統的に労働の尊厳にかかわる教育、特に、労働が国民の権利であり義務であること、働く者の権利、労働組合の必要性などの教育を通じて勤労観、職業観を育む教育やキャリア教育をすすめる。
Ⅲ.具体的な活動1.フォーラム会員の拡大運動
私たちの政策の実現に志を同じくする仲間の拡大を図る。そのため、無所属議員やこれから政治の場で活動を目指す方々の入会活動をすすめる
2.研修会・学習会の開催
今後、各種選挙においても、政策を中心とした活動がすすめられる。そのため、これまで以上に状況に適したテーマに基づき研修会、学習会を開催するとともに、年1回、各地域持ち回りによる全会員、連合各地協によびかけた『政策研究集会』を実施する。また、各種政策資料の会員への提供、連合及び各種団体の研修会等の開催に対する援助と情報提供を行う。
3.政策立案と政策・制度要求実現の強化
政策立案能力を高めるため連合兵庫との共同研究や、各地域政策フォーラムに共通する課題設定などの取り組みをすすめる。
また、会員相互の情報交換を進めるとともに、各地域における活動の経験に基づいて知恵を出し合い、県レベルの取り組みを更に充実させ、要求の実現をめざす。
4.地域政策フォーラムの充実強化
(1) 地域の特色に応じた政策・制度要求を策定する。
(2) 地域における固有の問題と重要な共通課題に基づいて取り組みをすすめる。
(3) 年間スケジュールを作成し、活動の計画的な実施をめざす。
(4) 地域の実情に即したテーマを選んで研修会・学習会を開催する。
5.財政について
政策実現のための研修会、学習会、各種資料及び情報提供を強化する。また、地域政策フォーラムの活動支援をすすめる。
以上
◆第3号議案「第9期予算について」<提案者=伊藤弘孝:会計>
(内容省略 拍手で決定)
◆第4号議案「第9期役員選出について」 <提案者=田中健造:副幹事長(神戸市会議員)>
役 職 | 氏 名 | 所 属 | 備 考 | |
代表幹事 | 松本 剛明 | 民主党 | 民主党県連代表・衆議院議員 | 民主党県連 |
森本 洋平 | 連合兵庫 | 連合兵庫会長 | 連合兵庫 | |
副代表幹事 | 杉尾 良文 | 民主党 | 兵庫県議会議員(神戸市西区) | 兵庫県会 |
前島 浩一 | 民主党 | 神戸市議会議員(神戸市西区) | 神戸市会 | |
永尾 隆保 | 無所属 | 三木市議会議員 | 県内市会 | |
幹事長 | 芝野 照久 | 民主党 | 兵庫県議会議員(三田市) | 兵庫県会 |
副幹事長 | 池田 林太郎 | 民主党 | 神戸市議会議員(神戸市北区) | 神戸市会 |
辻 芳治 | 連合兵庫 | 連合兵庫事務局長 | 連合兵庫 | |
幹 事 | 崎元 祐治 | 民主党 | 神戸市議会議員(須磨区) | 神戸地域 |
川原田 弘子 | 民主党 | 神戸市議会議員(垂水区) | ||
吉本 誠 | 民主党 | 兵庫県議会議員(尼崎市) | 尼崎地域 | |
北村 章治 | 民主党 | 尼崎市議会議員 | ||
中田 香子 | 民主党 | 兵庫県議会議員(伊丹市) | 北阪神地域 | |
美藤 和広 | 民主党 | 三田市議会議員 | ||
嶋田 克興 | 民主党 | 西宮市議会議員 | 西阪神地域 | |
岩下 彰 | 無所属 | 西宮市議会議員 | ||
尾仲 利治 | 民主党 | 明石市議会議員 | 明石地域 | |
冨田 賢治 | 民主党 | 明石市議会議員 | ||
宮本 博美 | 民主党 | 兵庫県議会議員(加古川市) | 東播地域 | |
横山 義夫 | 無所属 | 高砂市議会議員 | ||
山上 武司 | 民主党 | 西脇市議会議員 | 北播地域 | |
山中 修己 | 無所属 | 小野市議会議員 | ||
蔭山 敏明 | 無所属 | 姫路市議会議員 | 姫路地域 | |
松葉 正晴 | 無所属 | 姫路市議会議員 | ||
桑野 元澄 | 無所属 | たつの市議会議員 | 西播地域 | |
家入 時治 | 無所属 | 赤穂市議会議員 | ||
伊賀 央 | 民主党 | 豊岡市議会議員 | 但馬地域 | |
中島 利信 | 無所属 | 朝来市議会議員 | ||
前川 豊市 | 無所属 | 丹波市議会議員 | 丹波地域 | |
国里 修久 | 無所属 | 篠山市議会議員 | ||
淡路地域 | ||||
幹 事 | 村上 昇 | UIゼンセン | 連合兵庫会長代理 | 連合兵庫選出 |
小倉 義彦 | 電機連合 | 連合兵庫会長代理 | ||
山名 幸一 | 日教組 | 連合兵庫会長代理 | ||
大森 唯行 | 基幹労連 | 連合兵庫副会長 | ||
大槻 信夫 | 自治労 | 連合兵庫副会長 | ||
山地 正勝 | JP労組 | 連合兵庫副会長 | ||
垣内 一雄 | JAM | 連合兵庫副会長 | ||
松田 勝巳 | 自動車総連 | 連合兵庫副会長 | ||
高西 太郎 | 電力総連 | 連合兵庫副会長 | ||
松田 計俊 | 情報労連 | 連合兵庫副会長 | ||
篠原 智久 | フード連合 | 連合兵庫副会長 | ||
熊野 隆夫 | 私鉄総連 | 連合兵庫副会長 | ||
土肥 淳二 | 連合兵庫 | 連合兵庫事務局長代理 | ||
伊藤 弘孝 | 連合兵庫 | 連合兵庫副事務局長 | ||
松村 英洋 | 神戸 | 連合神戸地域協議会議長 | 連合兵庫地域協議会選出 | |
今村 英輝 | 尼崎 | 連合尼崎地域協議会議長 | ||
清宮 豊 | 北阪神 | 連合北阪神地域協議会議長 | ||
畠中 光広 | 西阪神 | 連合西阪神地域協議会議長 | ||
切山 義行 | 明石 | 連合明石地域協議会議長 | ||
住山 弘司 | 東播 | 連合東播地域協議会議長 | ||
山本 賢一 | 北播 | 連合北播地域協議会議長 | ||
澤西 勝 | 淡路 | 連合淡路地域協議会議長 | ||
大森 唯行 | 姫路 | 連合姫路地域協議会議長 | ||
日谷 聖一 | 西播 | 連合西版地域協議会議長 | ||
荻野 文夫 | 丹波 | 連合丹波地域協議会議長 | ||
岩崎 清吾 | 但馬 | 連合但馬地域協議会議長 | ||
会 計 | 森脇 久夫 | 連合兵庫 | 連合兵庫副事務局長 | 連合兵庫 |
会計監査 | 平木 博美 | 民主党 | 神戸市議会議員(須磨区) |
役 職 | 氏 名 | 所 属 | 備考 |
顧 問 | 井戸 正枝 | 民主党 | 衆議院議員・兵庫県第1選挙区 |
向山 好一 | 民主党 | 衆議院議員・兵庫県第2選挙区 | |
土肥 隆一 | 民主党 | 衆議院議員・兵庫県第3選挙区 | |
高橋 昭一 | 民主党 | 衆議院議員・兵庫県第4選挙区 | |
梶原 康弘 | 民主党 | 衆議院議員・兵庫県第5選挙区 | |
市村 浩一郎 | 民主党 | 衆議院議員・兵庫県第6選挙区 | |
石井 登志郎 | 民主党 | 衆議院議員・兵庫県第7選挙区 | |
岡田 康裕 | 民主党 | 衆議院議員・兵庫県第10選挙区 | |
山口 壮 | 民主党 | 衆議院議員・兵庫県第12選挙区 | |
辻 泰弘 | 民主党 | 参議院議員・兵庫県選挙区 | |
水岡 俊一 | 民主党 | 参議院議員・兵庫県選挙区 | |
本岡 昭次 | 民主党 | (前)参議院議員・参議院副議長 | |
北条 勝利 | 連合兵庫 | 連合兵庫顧問・(前)会長 |
(満場の拍手で選出)
<総会アピール採択>
◆前島浩一:副代表幹事(神戸市会議員)がアピール文を朗読提案し、満場の拍手で採択されました。
連合兵庫政策フォーラム定期総会アピール(案) 本年夏の総選挙において、わたしたちの支援する候補者が躍進を果たし、その結果自公政権に代わって、民主党・社民党・国民新党連立での「鳩山政権」がスタートした。連合が結成されて20年、目的のひとつであった「政権交代」が、節目の年に現実のものとなった。しかし、一昨年秋、アメリカに端を発した世界的な経済不況は日本にも襲いかかり、働く人々にとって、出口の見えない経済・雇用不安は続いている。 わたしたちは、すべての働く人々の期待に応え得る地域ネットワークの構築と、公正な労働・社会ルールの樹立によって正直者が馬鹿を見ない社会を創り上げるため全力をあげてきた。今、この流れを強め、本当に「人」に目を向けた政治に変え、政策・制度の実現を果たさなければならない。 連合兵庫は、2010~2011年度の運動方針の中で、 1.「すべての労働者」に視点をあてた取り組みの推進 1.「地域に根ざした顔の見える運動」の前進 1.ローカルセンターとして「政策実現力の向上」 以上の3つの重点項目を確認している。 連合兵庫政策フォーラムにおいても、政策・制度要求について第9期の活動方針として確認した。 政権交代を果たした今、これを安定政権とするため、今年夏の参議院総選挙での勝利、そして地域での課題克服と政権支援のため来年春の統一地方選挙での勝利が必須である。 これらの選挙勝利と連合の政策・制度要求の実現、勤労者・市民が安心して暮らせる社会の実現のために全力を挙げることを第9回定期総会においてアピールする。 2010年1月23日
連合兵庫政策フォーラム |
<決意表明>
◆総会議長の指名により、水岡俊一:参議院議員が登壇。来るべき参議院議員選挙にかける決意を述べ、満場の拍手を浴びました。
水岡俊一:参議院議員
◆民主党は現在いろいろ取り沙汰されていますが、政策課題をしっかり推進・実現して、国民に信頼できる政党だと認めていただけるよう頑張っているところです。 ◆7月の参議院議員選挙に関しては、民主党にとって厳しい見方もあり、気を引き締めて闘っていかなければならないと肝に銘じています。選挙まで残すところ半年となってしまいましたが、皆様方のご支援を支えに、必ず勝利して、「労働を中心とした福祉型社会の建設」への道を共に歩んで生きたいと思っています。よろしくお願いいたします。 |
<新役員代表あいさつ>
◆新しく代表幹事に選出された松本剛明:民主党兵庫県連代表(衆議院議員)が登壇し、新役員を代表してあいさつを述べました。
松本剛明:連合兵庫政策フォーラム代表幹事
◆昨年は圧倒的なご支援をいただき衆議院選挙に勝利させていただき、 政権交代を果たしました。新政権としての苦しみもありますが、必ずや国民の皆様に「変わって良かった」と思っていただけるよう、成果をあげていきたいと思っています。 ◆今夏の参議院議員選挙では、兵庫選挙区は6年前にお世話になった水岡俊一:予定候補を立てて闘いますが、水岡さんは参議院では議院運営委員会や予算委員会の理事という議会きっての要職を歴任され、これは党としての期待の大きさ、評価の高さを現してはいるのですが、いかんせん多忙なために地元へ帰ることがままならないという問題があります。そのあたりの事情をご賢察たまわり、温かいご支援をふたたび水岡さんにお与えくださることをお願い申し上げる次第です。また、連合推薦の比例代表予定候補者10名につきましても、力強いお支えをいただいて必ず勝利させていただけますようお願い申し上げます。 ◆働く人々の代表の勝利で、働く人々が希望と安心のもとで生活できる社会を建設していきましょう。 |
<閉会あいさつ>
◆すべての議事を執行部提案どおり承認・決定し、池田林太郎:新副幹事長(神戸市会議員)が「新政権になって地方主権の方向が出てきた。連合兵庫政策フォーラムの存在意義が高まっている。ますます研鑽し、連帯を強め、暮らしよい社会づくりへ邁進していきましょう」
<ガンバロー三唱>
◆総会の締めに、芝野照久:新幹事長(県会議員)が登壇し、ガンバロー三唱のリードを取りました。参議院選挙勝利をはじめ新しい年度における課題実現へ力を尽くすことを誓いあい、出席者全員でガンバロー三唱し、散会しました。
以上