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森本洋平会長ブログ.com

10/01/18(月) 1月17日に考えたこと

◆通常国会を控えて、何やらキナ臭いニュースが流れているようです。政治資金問題でゴタゴタしているよう 100117memoriaruuohku017.jpg ですが、具体的内容について知る由もありませんので、暫くは特捜部の捜査を静観するしかないと思っています。

◆また、ハイチでの大震災についても、あまりにも情報がなくニュースを見守るしかありませんが、私たちも大震災を経験した立場から、現地の一刻も早い被災者救出と復旧へ国際社会の緊急支援を期待しておきたいと思います。

◆そして、17日は阪神淡路大震災から15年目という節目の日でした。皇太子殿下、鳩山総理出席のもと、私も追悼式典に出席させていただきました。
 
ただ、大震災未経験者が県民の1/3になっていることから、大震災の教訓を風化させることなく次代に引継ぎ、国内外に発信していくことが必要です。

◆そんなおり、今年も芥川賞と直木賞の受賞者が発表されました。芥川賞は残念ながら該当者なしとのことでした。ご案内のように、どちらかといえば芥川賞は新人作家対象で文壇の登竜門のような意味があり、直木賞は中堅・ベテラン作家の奨励賞のような意味合いがあります。

◆直木賞は二人受賞されましたが、その一人に「白石一文」さんという名前があり、ひょっとしてそうではないかと思って新聞をみると、やはり「白石一郎」さんの息子さんと判りました。

◆お父さんの白石一郎さんは海に関係した小説が得意で、「海狼伝」で直木賞を受賞された作家です。「海王伝」や小西行長を描いた「海将」とか、中国の明から清に変わるときの国姓爺合戦を題材にした、「波濤を超えて」などがあります。
 
他にも「十時半睡事件帖(とときはんすいじけんちょう)」というシリーズ時代小説を書かれ、島田正吾さん主演でNHKで放映されていました。

◆懐かしい思いで新聞をみていましたが、是非とも受賞作品「ほかならぬ人へ」を読んでみたいと思っています。作家のことですからお父さんに似ているとは思いませんが、九州男児らしい匂いがするのではないかと、要らぬ期待をしながら書店を覗いてみようと思っています。

◆今日の言葉   「遠水近火を救わず(えんすいきんかをすくわず)」

  火事になっても、遠い場所にある水では火を消せない。(役にたたない喩。)
 
変じて、「遠い親戚よりより近くの他人」といわれている。心がけたいのは地域社会の絆作り、「隣は何をする人ぞ」とならないようにしたいものです。

(森本洋平)