森本洋平会長ブログ.com
10/01/12(火) 新しい人々へ
◆今年も「成人式」のニュースが報道されていました。少し前までのような荒れた成人式会場はなかったよ うに見受けられました。(但し、報道され るのを面白がって妨害する者への配慮から、報道を控えたのかも知れませんが?)
◆今年、兵庫県で成人式を迎えた新成人は、58,000人とのことでした。彼らが平均寿命の80歳を迎える、60年後の兵庫県の人口を予測すると何人になるのでしょう。単純に58,000人に平均寿命の80倍すると、460万人ですが、実際はもっと減少していることでしょう。
◆「数は力なり」とは組織運営だけでなく、地域社会や国の活性化に直接大きな影響を与える問題です。少子高齢化の進行を指をくわえて見ていては何の解決にもなりません。色んな問題や考え方の違いなどハードルはあると思いますが、要は安心して、子どもを生み育てることができる社会づくりをすることだと思います。
◆インターネットを見ると、現在では成人式の半分の年齢で記念行事をする学校が多くなっているようです。1/2成人式といって10歳(小学校4・5年)で行うようで、なるほど一歩一歩大人になっていくことへの自覚を植えつけるというか、意識付けをしているのかと感心いたしました。
◆ところで、ご両親やご家族にとしては、一生に一度の成人式を祝ってあげたい、大人の誓いをして欲しい、そのためには少々お金を掛けても立派な晴着で記念写真の一枚も撮って残しておきたいと思うのは、正直な気持ちと思います。
◆これも、経済活性化のひとつと思えば、そんなに目くじら立てて論議することでもないかなと思うのは私だけか。
できればどこかの大学の教授に依頼して成人式の経済効果について計算していただけないものか。呉服屋さん、美容院、化粧品、写真館、タクシー、鉄道、飲食店、その他、多くの経済効果をもたらす要因は相当大きいのではと思います。
◆そんなこんなに思いを巡らしながら、新成人の皆さんへお祝いを申し上げておきたいと思います。
家族や社会への感謝の気持ちを忘れず、人情豊かな大人に成長して下さい。
おめでとうございます。
◆今日の言葉 「自慢は知恵の行き止まり(じまんはちえのいきどまり)」
うぬぼれて自慢をしたり、人より優れていると高慢な態度をとる者の愚かさの喩。往々にして人間は高い肩書きが付けばつくほど、自分に酔ってしまう傾向がある、常に反省と感謝の気持ちが大切。
(森本洋平)