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「働く人たちの森」記念植樹式
運動の先達に敬意を込めて記念植樹式執行
連合兵庫20周年記念事業の一環として
◆10月2日(金)、神戸市中央区の大倉山公園内にある「兵庫県無名戦士の碑」周囲に記念植樹をおこないました。
◆これは連合兵庫が本年12月に結成20周年を迎えるにあたり、記念事業の一環として取り組んだもので、「碑」の周囲を「働く人たちの森」として整備するため、連合兵庫、兵庫高退
連、兵庫労福協、 全労済、近畿労金、連合兵庫12地域協議会の、計17団体が共同で植樹しました。
◆この日、10月2日は、「兵庫県解放運動無名戦士の碑」定例合祀祭の日にあたり、連合兵庫役員、構成組織・地域協議会、労働者福祉団体、合祀者遺族、行政などの代表約100名の出席を得て、厳粛な雰囲気の中で式典はすすみました。◆(なお、本年は合祀希望登録が10件に満たなかったため、規定により合祀祭自体は繰り延べとなっています)
◆植樹式は、辻芳治:連合兵庫事務局長の「働く人たちの森」経過報告、森本洋平:連合兵庫会長の主催者 あいさつを皮切りに、来賓として労働福祉団体・兵庫県・神戸市・労働運動OBの各代表からあいさつを受けました。
◆とくに神戸市からは矢田立郎:市長が出席され、「働く人たちの森」事業に対 し、神戸市緑化運動への功績大として感謝状を贈呈していただきました。
◆各あいさつにつづいて、「記念碑除幕」をおこない、同時に兵庫高退連と全労済兵庫から碑前にベンチ2脚が寄贈され、そのお披露目もおこなわれました。
◆そののち、記念植樹にうつり、植樹団体代表により植木に土盛りされ、最後に参加者全員によって無名戦士の碑への献花式をおこないました。
兵庫県解放運動無名戦士の碑 (とこしえに平和の塔) 由 来
1961年1月8日、兵庫県総評、金属共闘など4団体で開催した兵庫県労働組合新年統一旗びらきの際、戦前の労働運動・解放運動に尽力された方をお招きして懇談会を開催したところ、参加者の中
から、兵庫県におけるこの闘いの犠牲者を顕彰し、その功績を明らかにするため「無名戦士の碑」の建設の話がだされ、当時、兵庫労働金庫理事長であった故佐野芳雄さんを中心に具体化がはかられ、労働組合・政党・自治体・民主団体の協力を得て、戦前労働運動ゆかりの地である大倉山公園に1965年4月30日に竣工、翌5月1日の第36回メーデーに披露されました。 |