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09連合平和行動IN根室に参加

新政権のもと、北方四島の返還実現をめざして

2009連合平和行動IN根室に参加

◆連合平和行動の最終訪問地となる北海道根室市で、「連合2009平和行動in根室」が9月11日(金)~13日(日)にかけて開催され、連合兵庫より11名が参加しました。 nemuro090912014.jpg
◆11日は現地までの移動日となり、翌日の12日(土)には、根室の北海道立北方四島交流センターにおいて、『北方四島学習会』が開催され、約700名の参加がありました。
◆参加者たちは、それぞれ『ふるさと北方四島への思い(鈴木咲子さん)』 『北方四島の現状(児玉泰子さん)』 『北方四島周辺の海鳥たち(北海道大学名誉教授・小城春雄さん)』 『ラッコのクーちゃんと領土問題(毎日新聞記者・本間浩昭さん)』『ロシア風水餃子“ペリメニ”づくり(ロシア料理家・佐々木アンナさん)』の5つのセミナーに分かれ、北方四島についての理解を深めました。

◆13日(日)の最終日には、納沙布岬・望郷の岬公園において『2009平和ノサップ集会』が開かれる予定でしたが、あいにくの荒天候のため、岬公園内にある北方館に急きょ会場を移しての開催となり、集会には全国から組合員 nemuro090913023.jpg 約1,000名が参加しました。
主催者あいさつでは、古賀伸明連合事務局長が、『日本固有の領土である択捉島、国後島、色丹島  、歯舞群島が旧ソビエトによって不法に占拠されてから今年で64年になる。新政権が領土交渉に対して強力に取り組むことを期待している。連合としては、次の2つの課題に取り組んでいく。一つは17年続いているビザなし交流で、今後も積極的に参加していく。二つ目は択捉島にある「旧紗那郵便局」と「択捉水産会事務所」の建物保存の取り組みだ。連合は、平和と友好を希求する労働組合の立場から、今後もこれらの取り組みを強力に進めていく。』と述べました。
◆つづいて、元島民の訴え、平和メッセージのあと、平和リレーとして連合北海道の高柳会長から次の平和行動の地である連合沖縄の仲村会長へピースフラッグが手渡されました。
◆最後に、日本固有の領土である北方四島の一括返還が実現するまで、今後も北方領土返還運動に粘り強く取り組んでいくことを確認し、閉会しました。
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◆今年の平和運動強化期間はこの根室で締めくくりとなります。連合兵庫のみなさんにご協力いただいた約4,300羽の千羽鶴は、北方四島交流センターと北方館に献納してきました。
◆連合兵庫平和行動の一環として組合員のみなさんにご協力いただいた千羽鶴は、合計約24,000羽となり、沖縄・広島・長崎・根室の4行動すべての現地に献納できました。ありがとうございました。