森本洋平会長ブログ.com
09/09/25(金) 働く人たちの森
◆10月2日(金)、連合兵庫20周年事業の一環として、神戸市中央区にある大倉山公園の兵庫県解放無名戦士の 碑の前で、私たちの「働く人たちの森」の植樹祭を実施します。
◆「兵庫県解放運動無名戦士の碑(とこしえに平和の塔)」は、1960年代前半に兵庫県における労働運動・解放運動に尽力された方々の功績を明らかにするために「無名戦士の碑」の建立が発意され、当時の兵庫労働金庫理事長であった、故佐野芳雄さんらが中心となって具体化。労働運動ゆかりの地である大倉山公園に1965年4月30日に竣工し、メーデーにて披露されました。
◆1979年4月に公園野球場の西隣で入り口横の現在の場所に移転し今日に至っています。2008年10月の第30回合祀祭の10柱を加えて、合計763柱を合祀しております。現在の場所に移転してから今年で30年を迎えますが、加えて連合兵庫は20周年、労働金庫は60周年、全労済は50周年を迎える記念すべき年に当たります。
◆碑自体も少し傷みが見受けられるようになっており、関係者の間で修復計画を進めていますが、それとは別に碑の周りに「働く人たちの森」をつくることといたしました。労金・労済・労福協など福祉事業団体と、連合兵庫と各地協の木を植樹し、諸先輩のご功績に感謝と敬意を表したいと考えています。
◆ちなみに、1965年は私が社会人となった年でもあり、44年半が経過した今日、私は会社定年を迎えるという何か因縁めいたものを感じます。
新しく生まれ変わった、無名戦士の碑の前にベンチも寄贈させていただきました。正面から碑が見えるようにベンチを配置しています、機会をみつけて是非皆様方も一度お運びいただき、ベンチに腰かけられて観ていただければ幸いに存じます。
◆今日の言葉 「肯綮に当たる(こうけいにあたる)」
急所を言い当てること。議論などで肝心な点をとらえた意見をのべること。
肯綮は骨と肉のつなぎ目で、ここに包丁を当てると上手く切り離せることから、物事の急所を意味する言葉。政治家の皆さんも相手の揚げ足をとるような論議でなく、肯綮に当たるような論議をお願いしたいと思います。
(森本洋平)