森本洋平会長ブログ.com
09/09/08(火) 悲願の重み
◆衆議院選挙から一週間が経過いたしました。国民の反応やマスコミの動向を見て
いましたが、先週土曜・日曜の世論調査がテレビで報道されていました。
概ね、民主党には好意的な調査結果となっているようで、鳩山党首への支持率も75%程度となっていて、やはり国民は変革を望んでいると思いました。
◆これから、具体的な鳩山内閣の組閣作業が始まると思いますが、国民の負託に応えるように、マニフェストの公約を着実に実現していただきたいと思います。
◆先日、自動車総連と基幹労連の本部大会が神戸で開催され、私も出身組織である基幹労連の大会に出席させていただきました。来賓挨拶で連合の高木会長は今回の選挙結果に対する、連合の諸先輩の熱い想いを話されました。
◆「結成20周年の記念すべき年に政権交代が実現した。思い起こせば連合結成の数年前に労働戦線統一を模索し、大同団結を果たした諸先輩達には、大きく二つの考えがあった。」
◆「一つは、当時の国際自由労連に加盟しようというもので、このことは大きな問題もなく実現できた。もう一つは日本の政治に政権交代可能な政治状況を作り出すためであったが、そのことが20周年の年に実現することが出来た。」
◆「当時、連合結成に携わられた方々、お亡くなりになっている方もおられるが、その諸先輩たちの思いを考えると、いかばかりか。」とおっしゃいました。
このことは、連合兵庫も同様であって、連合兵庫の結成に携わられた諸先輩の方々もどのように思われているのか、感慨深いものがあるのではないかと思います。
◆こういった緒先輩の方々の思いを大切に、連合兵庫も20周年を迎えたいと思います。そして労働運動が果たす役割をしっかりと進めていきたいと思います。
◆今日の言葉 「点滴穿石(てんてきせんせき)」
一般的には、「点滴石をも穿つ」と言われる。小さな力でも、持続すれば大きな力となるということ。継続は力、労働運動も同じで特効薬などありません。日々の地道な努力が大切です。一日3分、職場での目配り、心配りが重要です。
(森本洋平)