森本洋平会長ブログ.com
09/09/03(木) 横暴自転車
9月になって、朝晩過ごしやすくなってまいりました。寝冷えに要注意です。
◆今日は少し辛口のお話を申し上げます。
一部の (大方の・・・と書きたい気持ちはありますが (^o^) ) 自転車利用者の、マナーの悪さが度が過ぎると思います。マナーという言葉の意味を辞書で引くと、「行儀、作法、礼儀」とあります。私の理解は「心構え」ではないかと思っていました。
◆最近、このマナーの悪さに辟易しています。歩行喫煙や歩行携帯・車内携帯、そして電車座席での座り方、床へのへたり込みなど目に余るものがあります。
特に近ごろ目に付くのが、歩道での自転車走行です。いつから道路交通法が変わってしまったのかと思うほどひどい状況です。
歩道もバリアフリー化が進んで、お年寄りや障害者の方々にとって優しい街になっていますが、自転車に乗る方々は勘違いしているのではないでしょうか。常識ですが、自転車のためにバリアフリーにしているのではないんですよ。
◆「歩道や横断歩道は自転車を降りて手で押しましょう」 ということは常識であって、道路交通法以前の問題だろうと思います。これは「行儀、作法、礼儀」というようなことではなくして、一人ひとりの普段からの心構えと思います。
先日も、歩いている私に「邪魔やで」と言って走り去る人がいます、お年寄りや子どもたちが事故に合わなければと心配いたします。たとえ自転車の走行が許された歩道であっても、歩行者への気遣いは当然の義務ではないでしょうか。警察もスピードや飲酒運転だけでなく、歩道自転車の取り締まりもやってみてはいかがでしょう。
◆逆にヨーロッパのように、自転車専用レーンでもつくって、歩行者と分離するような方式の導入は出来ないものか考える時期にきているのかと思います。
◆迷惑駐輪も大きな問題です、こちらの取り締まりも成果が挙がってないようで、なかなか無くなりません。便利なものにはリスクがあることは承知していますが、このような小さな問題から始める街づくりをしていきたいと思います。
綺麗な街と、綺麗なマナー、綺麗な兵庫を、少しの心構えで創りたいものです。
◆今日の言葉 「一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)」
トップの功績は、多くの部下の苦労と犠牲の上に成り立っているという意味。
将軍の輝かしい功名の影で、多くの兵士の屍が戦場で枯れ果てる。どのようなときにも常に部下の貢献を忘れてはならないという戒め。「人徳」が宝ですよ。
(森本洋平)