森本洋平会長ブログ.com
09/08/31(月) 勝って驕らず
◆連合兵庫の会長室に、当選の10個のバラが名前の上に付けられました。
ご案内のように、第45回衆議院議員総選挙が施行され民主党の圧勝となり、政権交代が実現いたしました。兵庫下の小選挙区でも連合兵庫推せんの10名全員が当選するという、今まで経験したことがない大勝利の結果となりました。
◆今回の選挙は「政権選択」の選挙だといわれていましたが、私は演説会などで言っていたのは、「政権選択の余地などない」選挙だと訴えました。政権選択の前にやらなければならないことがあったはずです、それは自公政権4年間の政治がどうであったのか、その総括であり、その責任を問う選挙だったからです。
◆その予感は結果的に的中したことになりましたが、このことは日本国民の心の中に民主主義と政治に対する良識が十分に残っていることの証明でもあったと思います。
私はいつも、「政治の善し悪しは国民生活の善し悪しで決まる」と言って来ましたが、まさに多くの有権者が同じ気持ちでいたということだったのだろうと思います。
◆とは言え、推せん候補者の全勝は嬉しい限りですが、選挙は候補者個人のための選挙ではなく、国家・国民のための選挙であることを忘れることなく、圧勝による驕りや政党エゴが出ることのないよう、真摯な姿勢で国民の負託に応えるような政治をお願いしたいと思います。
◆私たち、応援団も組織エゴなど出すことのないよう慎みをもって、真に国民のための「政策制度」課題の実現を目指したいと思います。おそらく多くの国民の方々は一度民主党を試してみようという心理が大きかったのではないかと想像いたします。そのような気持ちで民主党を育てようではありませんか。
◆感謝・感動・感性のある政治を目指して、これからも皆さんと共に安心・安全な地域社会創りに取り組んでまいりますので、宜しくお願い申し上げます。
◆今日の言葉 「朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)」
自分の考え方や信念をもたないことのたとえ。朝には日蓮宗の題目を唱え、夕方には浄土宗の念仏を唱えることからきた言葉。政治家の方々の中にも、このような方をお見受けいたします、「綸言汗の如し」ですよ。
(森本洋平)