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森本洋平会長ブログ.com

08/12(水) 防災の心がけを

◆西日本の大雨災害の報道を見ていましたが、今度は兵庫県で発生いたしました。 090811kurokumo005.jpg
   9日・10日に降った大雨で、佐用町を中心に西播磨地方に甚大な被害をもたらしました。多くの死者・不明者、家屋の床下・床上浸水、土砂被害に、改めて自然災害の恐ろしさを思い知らされました。今は一刻も早い不明者の捜索と被害地域の復旧をお祈りすると同時に、心よりお見舞い申し上げます。

◆井戸知事もいち早く現地入りして被害状況を視察し、佐用町長と共に現場で記者会見をされていました。私も11日に連合兵庫として何が出来るか、西播地協と連絡を取りながら、現地の状況確認を取ると同時に対応策について検討しています。

◆一般の方々で、即ボランテイアに出て現地の復旧に係わりたいと思われる方もおられるとは思いますが、台風23号での豊岡の災害ボランテイアを始めとして、過去の災害ボランテイアの経験からすれば、個人でのボランテイアは現地での混乱に繋がりかねません。兵庫県も「災害救援ボランテイアセンター」や現地の社会福祉協議会を中心に組織立ったボランテイアで対応する模様であり、私たちも冷静な対応に心がけ、勝手なボランテイアは避けるべきと思います。

◆それにしても、最近の自然災害の多さと異常さは何とも不気味でなりません。
  
11日早朝には静岡県で震度6弱の地震が発生しました。不安感を煽るつもりはありませんが、常に自然災害に備える心の準備と、家屋・家財の危機管理を怠らないようにしておかなくてはならないと痛感させられました。

◆以前にも書かせていただきましたが、仕事の安全管理と同様「決めたことは守り、守らせる」ことと「自分の身は、自分で守る」という、基本的な心がけが必要と思います。ちょっとした横着や、少しぐらいは大丈夫、ではなく、早め、早めの行動が自分を守る最善策であることを自覚しておくべきと思います。

◆今日の言葉   「転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)」

   失敗しないように、前もって備えを入念に十分にしておくということ。
  
転んでからでは遅い、転ばぬように杖を準備しておけという意味。災害も被災してからでは遅い、選挙も負けてからでは遅い、備えあれば憂いなしです。

(森本洋平)