森本洋平会長ブログ.com
05/22(金) 新型と新制度と新体制
◆新型インフルエンザが兵庫県や大阪など関西圏を中心に、どうやら人から人への感染で広がりを見せはじめている。厚生労働省や地方行政も感染拡大防止に全力で取り組んでおり、一般病院でも受診できるようにしたようである。
地元医師会も一般病院での受診について、一定の条件下で対応することにしたとか。この措置には大賛成で、お医者さんには多少負担がかかるかも知れないが、街の医院でも時間帯を設定して受診すれば可能になると思うし、今こそ医師としての使命が問われる時であると思います。
諸外国の対策についてはよく分かっていませんが、恐らく日本の対策は国際的にもトップクラスの対応ではないかと思います。感染者数にしても諸外国では日本ほどきめ細かく把握できているのか、隠れている感染者はいないのか多少不安もあります。また、わが国にしても水際での感染防止については限界があるように思います。
「慌てず、懼れず、侮らず」の気持ちで冷静に対応すれば、必ず克服できると思います、不要不急の外出は避け「マスクに嗽(うがい)と手洗い」の励行がなによりの予防策であると思います。(ただし、飲酒でのアルコール消毒は効きませんよ。)
◆さて今日から裁判員制度がはじまります。マスコミを含め色んな意見が交わされていますが、私は裁判員制度にはどちらかと言えば賛成の立場です。
確かに凶悪犯罪を主に取り扱うとの事で、相当プレッシャーがかかると思いますが、裁判官とは違う視点での論議ができるかも知れません。最初から百点満点の制度にはなっていないと思いますが、一般市民が司法制度への参加ができる意味合いは非常に大きなものがあるような感じがいたします。
新生「鳩山民主党」も始動いたしました、しっかりと国民に対するメッセージを出していただけるよう期待しておきたいと思います。
パラダイムシフトは目の前まで来ています。頑張りましょう。
◆今日の言葉 「国乱れて忠臣あらわる」
「世の中が乱れ、危機に直面したときにこそ、だれが国を思っている臣下であるかがわかり、真の忠臣か出てくる」と言う意味。(世乱れて忠臣を識る)