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兵庫高退連が介護保険料天引き問題で自治体要請

「介護保険料等の年金からの天引き」問題にもの申す!

兵庫高退連が兵庫県市長会・町村会に申し入れ

◆兵庫高退連は、介護保険の保険料の支払いについて、現行の年金からの天引き方法だけでなく kaigohokenyousei3125.jpg 、口座振替も選択できるよう、連合兵庫の各地域協議会の協力を得て、関係自治体への要請行動をしています。
◆そんな中、2月20日(金)、兵庫高退連の浜上会長、塩嵜政策委員会委員長、高原事務局長、土肥事務局次長の4名が、兵庫県県民会館にある兵庫県市長会および町村会の事務局へ出向き、申し入れをおこない、高齢者の安心・安全な生活を維持していくためにも、保険料の支払い方法の選択性の確立を強く求めました。◆申し入れ当日は、兵庫県市長会事務局の垣尾参事、田中事務局次長、町村会事務局の碁盤事務局長、岩見総務課長が応対されました。
(要請内容は、『続きを読む』をクリック)

 介護保険料の徴収方法についての要請

 日夜、住民生活の向上と地方自治発展のために尽力されている貴職に敬意を表します。
 
現在、政府は介護保険の保険料の徴収方法をめぐり、年金からの特別徴収(天引き)と口座振替の選択制について、4月以降、準備が整った自治体からの実施を目指して検討中とのことです。
 これに対して、全国市長会が異を唱え、地方の意見を聞くよう政府に申し入れたとのことです。
 
「保険財政に影響が出る」「移行に費用がかかる」などが主な内容です。これは介護保険を行う当事者としての意見として出されたものといえます。
 
地方自治体の首長には、住民である被保険者の意見を聞き、住民生活の状況を充分に参酌してその地方の政治を行う義務があります。
 高齢者にとって年金から所得税、健康保険料、介護保険料、住民税が天引きされるならば、年金収入は限りなく減少していきます。年金制度の本来の目的に照らし、年金は先ず本人に全額支払われるべきものです。    貴職におかれましては、私たち高齢者の声を充分に受け止め、下記事項について政府に対して対応されるよう要請します。

 

 

1.現在政府が検討中の介護保険料の口座振替との選択制を必ず実施されたい。

2.所得税、国保料、住民税も同様に選択制を実施されたい。

3.後期高齢者医療制度は即時廃止するよう国に上申されたい。

以  上