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近畿ブロック女性会議を兵庫県で開催
2009春季生活闘争に女性の視点を!
近畿ブロック女性会議が兵庫で
◆連合本部は、例年、春季生活闘争の開始時期にあわせて、各地方連合会の女性委員会役員を対象に、
闘争方針の学習とともに、役員相互で課題を共有するための意見交換を行なっています。
本年度は、2月6日(金)~7日(土)の二日間にわたって兵庫県神戸市の西神オリエンタルホテルで開催しました。
◆会議には、兵庫からの参加者7名を含む各地方連合会の女性委員会役員ほか24名が参加し、連合本部より、山口洋子 副事務局長(兼)総合男女平等局長と陳 浩展 男女平等局部長を迎え、連合の掲げている『2009春季生活闘争方針について』等の提案を受けたのち、それぞれの地方連合会の抱える女性ならではの課題について活発な議論が繰り広げられました。
◆会議の一日目は、連合兵庫女性委員会の西嶋事務局長(兵教協)の司会・進行ですすめられ、冒頭、近畿ブロックを代表し、連合兵庫の森本会長より歓迎と激励のあいさつがありました。
連合近畿ブロック代表あいさつ
連合兵庫会長 森本 洋平
連合は昨年秋に、「歴史の転換点にあたって~希望の国日本へ舵を切れ~」という声明を出しています。市場原理主義が終焉し、今こそパラダイムシフトしなけ
ればならない、世界は大きく変わろうとしている、日本は変われないのだろうかとアピールを行いました。 |
◆つづいて、連合本部を代表して、山口副事務局長(兼)総合男女平等局長があいさつに立ち、近畿ブロック女性会議の開催の目的などについて述べました。
連合本部あいさつ
連合本部 副事務局長(兼)総合男女平等局長 |
◆つづいて、参加者の自己紹介のあと、本部からの提案を受けました。
■ブロック女性会議の目的■
1.2009春季生活闘争における男女平等推進のための課題を中心に学習・討論する。2.地方連合会の春季生活闘争における男女平等課題や男女平等参画の課題等について意見交換をはかる。
3.連合 本部との交流やブロック内の役員同士のコミュニケーションをはかる。
◆本部からの提案と質疑・応答
●2009年春季生活闘争の推進にあたって
●「育児・介護休業法」の改正について
●連合第3次男女平等参画推進計画の実践について
◆会議の二日目は、連合奈良女性委員会の吉村委員長の司会・進行で、近畿ブロックの各地方連合会および女性委員会活動の取り組みについての意見交換を中心にすすめられました。
◆意見交換の内容
●各地方連合会の男女平等推進課題および09春季生活闘争の取り組み報告
●女性役員の人材育成について
●その他
◆意見交換では、組合活動へ女性の参加を増やすための様々な工夫や、イベント企画の苦労話な どが多く聞かれ、労働組合の組織率が低下する中で、現場ならではの悩みを共有しました。
また、どの地方連合会も女性役員の確保・拡大が最大の課題となっており、連合の構成組織との連携が不可欠であることを再認識しました。
◆本部の山口副事務局長は本会議の総括の中で、『男女平等参画課題に対する特効薬は今のところありません。出来ることからあきらめずに取り組みをすすめていくことが大切です。イベント等を企画する場合は、参加してくれる人のことを考えるのは当たり前だが、自分自身にとってもメリットとなるようなものにしていきましょう。地方連合会の執行委員会へのかかわり方も、女性委員会としての独自の視点を反映させることが理想です。この会議にご参加の皆さんの活躍に期待しています。』と述べ、二日間の日程を終えました。
◆最後になりましたが、この場を借りて、会議会場となった『西神オリエンタルホテル』(連合兵庫執行委員組合・サービス連合)の関係者の皆さまのご協力に感謝申し上げます。有難うございました。