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兵庫労働局が労働時間相談ダイヤルを

ココロとカラダが折れないうちに

兵庫労働局が『労働時間相談ダイヤル』開設

11月22日(土)午前時~午後

フリーダイヤル0120-897-713

 

kokoro.jpg   長時間労働の現状は改善されず、週の労働時間が60時間以上となる労働者の割合は増加傾向にあります。2007年の国による調査では、5年前に比べ1.5ポイント上昇しています。また、統計には現われない不払い残業も後を絶たたず、残業代を支払わなかったため労働基準監督署に是正指導を受けた企業は、過去最多の1728社、是正額も272億4261万円にのぼっています。

 長時間労働が原因の過労死、過労自殺による労災認定も過去最多になり、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現からは程遠い現実となっています。

  私たち連合兵庫も、2009年春季生活闘争における大きな課題として長時間労働の是正をかかげ取り組みをすすめます。

  こうした中で、厚生労働省も11月を「労働時間適正化キャンペーン」とし、11月22日には相談ダイヤルも開設されます。 081115~21労働相談.jpg

  合わせて、労働安全衛生法の改正により、脳・心臓疾患の発症を予防するため、長時間にわたる労働により疲労の蓄積した労働者に対し、事業者は医師による面接指導を実施することが義務付けられました。50人未満の労働者を雇用する事業場も2008年4月から適用されており、産業医のいない企業でもできる方法についても相談にのる予定です。