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兵庫高退連役員・構成組織代表研修会

兵庫高退連が役員・構成組織代表研修会を開催
 
~ 公立豊岡病院を視察し、地域医療現場の現状と課題を再認識 ~

◆兵庫高退連は、めっきり秋らしくなってきた10月14日(火)に、役員と構成組織代表総勢36名で、日帰りの研修会を開催した。
  今回の研修会では、兵庫高退連が対県要求の中で重点項目に掲げている『地域医療の充実と医師不足の解消』 に関連して、但馬地域の中核病院として注目されている『公立豊岡病院』を視察した。

◆当日は、朝9時すぎに姫路駅ロータリーを出発し、途中休憩をはさみながら11時30分に訪問先
である『公立豊岡病院』へ到着。病院関係者の出迎えの中、現地合流の7名の参加者とともに、病院内の講堂へ移動。今回の視察にあたってご尽力いただいた豊岡病院組合労組の方々の進
行役で研修会が始まった。
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◆冒頭、竹内病院長が歓迎のあいさつに立ち、『本日は、当病院を皆さんの研修の場として訪問されたことに感謝申し上げる。短い時間ではあるが、地域医療現場の実情を理解していただきたい』と述べた。

◆つづいて、兵庫高退 081014koutairenyakuinkensyu003.jpg 連の浜上会長があいさつに立ち、今回の研修会への協力に対するお礼を述べたあと、『高退連では、医療・介護問題など社会保障制度の充実を求める活動をすすめており、毎年おこなう兵庫県に対する政策・制度要求の中でも医療問題を取り上げている。今回の訪問をふまえて、次期の対県要求に活かしていきたい』と述べた。

◆そ 081014koutairenyakuinkensyu002.jpg のあと、病院側の谷管理部長より、パワーポイントを使って病院の医療業務内容や施設についての説明  と、豊岡病院を含めた但馬地域がかかえる課題についてレクチャーを受けた。時間の関係で約30分程度の説明であったが、医師不足に加えて、救急医療と慢性期医療を充実させることの難しさなど医療現場の深刻な状況について理解を深めることができた。

最後に、参加者は4つの班に分れ、1班:救命救急センター 2班:救急・ICU病棟 3班:NICU(新生児)病棟 4班:一般病棟 を病院職員の引率のもとに見学し、視察を終えた。

◆追記◆
 
今回の公立豊岡病院の視察については、自治労兵庫県本部の澤田副委員長をはじめ公立豊岡病院組合労働組合の谷田委員長ほかの皆さまの全面的なご協力のもとに、実現しました。あらためて御礼申し上げます。