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第4回セイフティーネットワーク研修会
労災ゼロをめざして、「ご安全に!」
第4回セイフティーネットワーク研修会をひらく
◆連合兵庫安全衛生委員会は(財)兵庫勤労 福祉センターと共同して、10月8日(水)~9日(木)
の2日間、第4回セイフティーネットワーク研修会を『加古川プラザホテル』で開催しました。連合兵庫所属の労災指導員をはじめ、構成組織や地域協議会の労働安全衛生担当者など34名の参加を得て、講演・分科会・工場見学で労働安全衛生についての知識を深めました。
◆土肥:連合兵庫事務局長代理が司会進行をつとめ、冒頭にセイフティーネットワーク研修会の趣旨を説明しました。次に、主催者を代表して森本洋平
:連合兵庫会長があいさつにたち『ご安全に!』と生産現場での始業時に掛け合う威勢のいい呼びかけではじめ、「安全とは労使共通の課題である。企業価値をあげるためには、お客様第一で、社員・株主・地域社会のために責任を負うことでいい会社になる。この研修会の成果が職場・地域でいかされ、皆様にとって参考になることを期待しています。」と述べて研修会の幕をあけました。
<1日目>
●講演
『職場における安全教育の勘所』
講師
斉藤 脩二 氏(社会保険労務士・元三菱電機神戸製作所)
●分科会
Aグループ
『労災(公務災害)補償制度と事業場内補償』
講師
西野 方庸 氏(連合大阪労働安 全衛生センター)
Bグループ
『労災防止指導員の心得とポイント』
講師
中桐 孝郎 氏(連合本部雇用法制対策局次長)
高岡 拓史 氏(兵庫労働局安全課安全専門官)
<2日目>
●工場見学
◆朝食を済ますと直ちにバスで移動し、加古郡播磨町にある『日本山村硝子(株)播磨工場』の視察に向かい、明神:工場長から歓迎のあいさつをいただきました。
『会社概要の説明』番匠 修一:播磨工場総務課長
『労働安全衛生の取り組み』角 広智:播磨工場設備課長
それぞれ、パワーポイントとパンフレットによる説明を受けました。
◆説明会のあとグループごとに工場内を廻り、ガラスびんができるまでの工程(溶解→成形→徐冷
→検査→包装)を見学させていただきました。
◆一通りの見学を終え、昼食後に意見交換会を行いました。各グループにわかれて、工場見学をした中で『参考になる点』『改善したほうがいい点』をそれぞれ3点ずつあげて、発表しあいました。その後意見交換会に移り参加者から『作業場の騒音がすごいので緊急時の通報や退避はどうしているのか』という質問が出され、それに対して会社側から『誘導灯を設置しています。非
常時の訓練も定期的に行っています。』との返答がなされるなど、有意義な意見交換会となりました。
◆閉会にあたって、小倉:連合兵庫会長代理が「この2日間では、皆さんが普段お目にかかれないことが多々あったと思います。職場に戻り、学んだ内容を皆さんに伝えていってほしいと思います」と締めくくりにあいさつを述べ、2日間にわたるプログラムを終了しました。