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兵庫県知事へ緊急要請
生活防衛へ兵庫県の積極的なアクションを求め
井戸知事へ緊急申し入れを実施
◆連合兵庫は8月21日(木)、森本会長をはじめ専従役員が兵庫県庁を訪れ、井戸知事に面会。連合の全国一斉行動でもある緊急要請をおこないました。◆要請は、昨今の原油高騰の影響による諸物価高騰への対策、生活困窮者の家計圧迫に対し、兵庫県としての緊急対策を求めるもので、『兵庫県に求める対策』と、『兵庫県から国に対して要請していただきたい事項』からなる『原油・食料など生活品の物価高騰に対する緊急対策を求める要請書』を手渡し、国民・県民生活を守るため積極的なアクションを起こすよう要請しました。◆要請に対し井戸知事は、「状況は充分認識しており、県民の暮らしを守る立場から、それぞれの要請項目について積極的に対応していきたい」と応じ、最近の経済情勢を中心に意見交換しました。
2008年8月21日
兵庫県知事
日本労働組合総連合会兵庫県連合会 原油・食料など生活品の物価高騰に対する 緊急対策を求める要請書
原油や食料品の価格の高騰が続き、国民、勤労者の生活を直撃しています。 記 兵庫県に求める事項 1.生活保護基準以下で生活する生活保護を必要とする人が、申請に基づき給付を受けられるよう、実施機関における申請受付等の運営改善を図ること。 2.石油等の消費を抑制するため、環境に配慮したリサイクル・リユースをあらゆる面で徹底し、省エネ・省資源施策、助成措置策を強力に推進すること。 3.食料自給率を向上させるため、農水産業の振興や地産地消の推進などにより国産農水産物の生産・消費を拡大させること。 兵庫県より国に要請していただきたい事項 1.原油や食料の高騰に伴う実質所得低下を緩和するため、中低所得者層を中心とする所得税減税の実施や生活困窮世帯に対する補助金制度の創設を国に要望すること。 2.生活扶助基準の引き下げを行わず、物価高騰に対する緊急措置として、生活扶助基準に物価上昇分(3%程度)を上乗せするよう国に要望すること。 以 上 |