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男女共同参画研修会

ワーク・ライフ・バランスをめざして

女性委が男女共同参画研修会ひらく 080621danjokennsyuukai003.jpg

◆連合兵庫女性委員会(高谷かづ子委員長・情報労連)が、6月21日(土)、連合兵庫会館で『男女

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開会あいさつする永井副委員長 
共同参画研修会』をひらきました。

◆研修会には約60名が参加しましたが、うち20名が男性組合員で、このテーマが男女共通の課題 として認識されつつあることを示していました。

◆永井幸子副委員長(UIゼンセン同盟)の司会で幕を開け、主催者を代表して高谷委員長があいさつに立ちました。

高谷かづ子:委員長あいさつ(要旨)

 「恒例の研修会ですが、回を追うごとに男性の参加者が増えていることを嬉しく感じています。先日テレビで、柔道の谷亮子さんが『アスリートの世界でも日本では環境が整わず、結婚・出産後も第一線のアスリートとして活躍することは難しい面がある。しかし、わたしが頑張ってみせることで環境づくりがすすめば良いという思いでいます』というお話をされていて、たいへん感動し共感しました。わたしたちも力を合わせてワーク・ライフ・バランスの環境づくりに成果をあげていきたいと思います」

と述べ、参加者から共感の拍手を浴びました。 080621danjokennsyuukai001.jpg

◆そのあと講演にうつり、尼崎市女性・勤労婦人センター『トレピエ』所長・須田和さんによる『一人ひとりが個性と能力を活かす職場へ~ワーク・ライフ・バランスをめざして』と題する講演を受けました。

◆講演は、政府が打ち出している「ワーク・ライフ・バランス」推進キャンペーンを取り上げ、政策の理想と働く場における厳しい現実を対比させながらすすめられました。◆講演の内容をうけて、①育児休業から復帰した女性労働者がおかれている状況、②男性の子育てへのかかわり方、③親の介護をしている労働者の悩み の3つのケースについて参加者がグループ討議をおこないました。◆それぞれのグループからは、当事者と相手(職場の仲間や妻など)との間のコミュニケーションの大切さや、問題解決には行政や地域のサービスを利用すること などが発表され、須田さんに総括していただきました。

080621danjokennsyuukai002.jpg ◆最後に、伊藤:連合兵庫副事務局長が、閉会あいさつで、「『ワーク・ライフ・バランス』について労働組合としても積極的に取り組み、それぞれの職場で連合が提案している『働き方改革宣言』を発信し、労働協約にも組み込んでもらいたいこと、そして、連合兵庫も男女共同参画推進委員会を通じて、男女の組合員比率に基づいた役員の配置や活動をすすめていく」と述べ、研修会の幕を閉じました。