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兵庫県労使懇談会
第18回兵庫県労使懇談会ひらく
春季生活闘争をめぐって厳しいやりとりも
◆連合兵庫は、2月22日(金)、神戸メリケンパークオリエンタルホテルで、毎年恒例の兵庫県経営者協会との労使懇談会をひらきました。
◆連合兵庫からは森本会長をはじめ、三役・顧問・担当部長ら24名が出席。県経協からは池田会長をはじめ23名。オブザーバーとして兵庫県から表具産業労働部長をはじめ11名が出席しました。また、会議終了後の懇親会には、井戸兵庫県知事、兵庫労働局から八田局長はじめ6名が参加。
◆懇談会は連合兵庫:森本会長と県経協:池田会長のあいさつで幕を開け、次いで連合兵庫:辻事務局長と県経協:中沢労務委員長から『2008年春季労使交渉について』それぞれの立場で基本方針を説明。辻事務局長は、連合中央の方針にもとづき、主に格差是正、非正規雇用者の処遇改善、残業割増率アップ、ワークライフバランスの問題について連合方針を説明、経営者側に対応を要請しました。
連合兵庫代表あいさつ 会長:森本洋平
<要旨> |
◆その後、08春季労使交渉問題について自由討議に入り、連合・日本経団連の方針について意見交換しました。なかでも、労働分配率・残業割増率・中小企業対策の諸問題に関して、時節柄厳しい応酬がありました。
◆つづいて、兵庫県労使相談センターの好城代表委員から相談活動の報告があり、あわせて現在今後のあり方について検討中である旨が報告されました。
◆協議事項に入り、『兵庫県海外労働事情調査の今後の取り組みについて』県経協の熊谷専務理事から次の提案がありました。「労使による海外労働事情調査は、『ひょうご仕事カレッジ』の創設など多数の成果があったが、ともすれば実施前提で推移してきた面もある。そこで、この辺で一度立ち止まって、今後の調査活動のあり方について検討してはどうかと考える。したがって平成20年度は実施せず、活動のあり方について研究・協議し、来年の懇談会で結論を出したい」。この提案について懇談会で諮り、労使双方代表から「異論なし」との確認を得ました。