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ゴム連合兵庫県協議会との懇談会

ゴム連合兵庫県協議会との懇談会ひらく

中小労組運動と連合兵庫活動の実践について

 

071202gomuhyogokondankai002.jpg ◆中小労組懇談会活動の一環として、12月2日(日)、神戸市西区の「やすらぎの湯」で、ゴム連合兵庫県協議会との懇談会をひらきました。

◆連合兵庫からは、森本会長、土肥事務局長代理、森本組織担当部長、神田情報企画担当部長が出席し、ゴム連合兵庫県協議会からは久田議長(ニチリン)、長野事務局長(三ツ星ベルト)をはじめ、9組合が出席、くわえてゴム連合本部から川野副委員長(バンドー化学)が出席して、来年の春季生活闘争の方針案や格差是正のとりくみについて意見交換しました。

◆懇談会はゴム連合兵庫県協議会の長野事務局長の司会で進行され、冒頭、それぞれの代表からあいさつを交換、ゴム連合兵庫県協議会の久田議長が「われわれ中小零細労組の運動や課題を連合兵庫に理解していただく、と同時に、連合兵庫の運動や課題を理解する機会にしよう」と述べ、連合兵庫の森本会長から「組織拡大、格差是正の取り組みを最重要課題と位置づけて活動をすすめていく。また、08春季生活闘争では早急に中小共闘センターを立ち上げて態勢をととのえたい」と述べました。

◆その後、土肥連合兵庫事務局長代理、川野ゴム連合副委員長から、それぞれの来春季生活闘争に対する基本姿勢を中心に説明し、ともに格差是正の見地から中小労組の闘いに力点を置いたとりくみをすすめることを強調ました。

◆次に自由意見の交換にうつり、ゴム連合側の出席者から「中小零細組織の声を、連合兵庫など上部にとどける方法がない。その結果、選挙や動員のときだけ、とつぜん地協などから要請が下りてくることになり、経過がわからず戸惑うことが少なくない」「自分の組合は産別としては当該地協で1組合だけなので、産別代表として扱ってもらい、会議にも出席が多いのでコミュニケーションはとれている。だが、同一産別の組合が地協内にいくつもある場合は、中小組合は蚊帳の外に置かれ勝ちになる。そういう意味からも、本日のような懇談・情報交換の場が設けられたのは有難い」「近隣の同規模企業の労働条件などを知りたいときがあるが、情報をとれない。連合兵庫に仲介してもらいたいが・・・・・・」などの意見・要望が出されました。

◆それに対し、連合兵庫側から「このような場を、なるべく数多くもつようにしたい。また、必要を感じたら申し出てもらえれば、積極的に対応していく。情報収集の仲介については、産別の枠を超えて交換しあうのは今のところ難しい面があるが、連合本部などへも申し入れて、現場で活用が容易かつ有用な情報発信の方法を開発するようにしていきたい」と応じました。

◆また、話題が選挙活動に及んだとき、ゴム連合側から「衆議員候補でも選挙活動の経験が少ない人は、選挙区の境界の外にある組合にあいさつに来られたことがない。組合員は選挙区を1つも2つも超えたところから通勤しているのに」と苦言が呈せられ、連合兵庫として「組合員である有権者に浸透していかないのはもったいないことだ。指導していく」と約束しました。