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生活あんしんステーションHIMEJI正式オープン

生活あんしんステーションHIMEJI開所式

5月14日(月)から相談活動を正式スタート

5月13日(日)、連合・連合兵庫がすすめている「ワンストップ相談態勢の整備」方針にもとづき、県下での

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テープカットする、右から高橋・大森・北条・斉藤の各氏
第1号ケースとして、「生活あんしんステーションHIMEJI・姫路ライフサポートセンター」の開所式がおこなわれました。
   <姫路市北条1-98 姫路労働会館1F>

同センターは連合兵庫姫路地域協議会と姫路労働者福祉協議会が主軸になって開設するものですが、当HPで既報のとおり本年2月11日に仮オープンして、こんにちまで協賛団体や専門家との連携システムの構築、相談員の研修などを中心に、正式オープンに向けて準備をすすめてきたものです。

5月13日の開所式では、関係者約80名が出席するなか、岸田連合兵庫姫路地協事務局長の司会で幕があけられ、冒頭、大森唯行姫路労福協会長(連合姫路会長)・北条勝利連合兵庫会長・高橋均連合副事務局長・斉藤富雄兵庫県副知事の4氏によってテープカットをおこないました。

070513HIMEJI1stopkaisyosiki001.jpgつづいて会場を同館レストランに移し、正式開所式をおこない、相談スタッフを紹介して14日からの相談活動開始に向け、この活動の成功を誓いあいました。相談員のみなさんは、この日までに10数時間におよぶ研修カリキュラムを消化し、正式オープンに備えてきましたが、出席者から盛んな拍手をおくられ、使命のまっとうに誓いを新たにしました。
また、今後ご協力いただく専門家の方々も紹介され、感謝と激励の拍手を浴びました。

大森唯行:所長 070513HIMEJI1stopkaisyosiki003.jpg
「多くの方々のご協力で正式開所にこぎつけました。また、相談員の方々は、開所にしなえて10数時間もの研修を消化してこられました。ご労苦に感謝申し上げるとともに、今後ますますのご活躍をお願い申し上げる次第です。世相がすさんでいるが、生活不安・将来不安がそれを助長している面がある。ここに来れば相談に乗ってもらえる、悩み事の解決の糸口が見つかる、庶民生活のオアシスとして発展していきたい。姫路はお城のほかに、もう1つ誇れるものを持っている、といわれるような活動を展開していく覚悟です」

070513HIMEJI1stopkaisyosiki004.jpg高橋均:連合副事務局長
「ワンストップ相談態勢は連合が5年前に打ち出したもので、げんざい全国で106箇所のモデル地域でやろうとしている。しかし、経営者の方々の協力も得られるというのは初ケースだ。労働組合の組織率が20%を割っている現状で、のこりの80%の労働者は相談先を持たない状況だ。連合が駆け込み寺にならないといけない。多様な相談にこたえていくためには、多方面の協力を得ないとやっていけない。各方面のみなさんのご協力を切にお願いします」

北条勝利:連合兵庫会長 070513HIMEJI1stopkaisyosiki005.jpg
「阪神・淡路大震災で全国的な助け合い活動を経験した。陰惨な事件が続発しているが、もう一度、助け合いの清新が蘇っていくような気運を醸成したい。当センターは2月の仮オープン以降、こんにちまで姫路地域のみなさんのご苦労によって正式オープンへの準備がすすめられてきた。ご労苦に感謝申し上げるとともに、このセンターが地域の人々から出来て良かったと喜ばれるような成果をあげられるよう、心からお祈りします。団塊の世代の大量定年で労働運動のOBも増えるが、そうした人々の活力を活かせる舞台としても発展していただきたい」

070513HIMEJI1stopkaisyosiki006.jpg斉藤富雄:兵庫県副知事
「自殺者の80%は相談先がない状況で亡くなっているという。人はさまざまな問題を抱えながら、働き生きているわけです。行政も衣装件名やっているが、痒いところに手が届くということになっていないかもしれない。同じ立場で生きている人々なら、きめ細かい対応を期待できる。発展をお祈りしています」



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米田洋:姫路市副市長
「姫路市は、『共生のまちづくり』を掲げているが、これは当センターと志を同じくしているということです。精一杯ご協力申し上げたい」

 

 

 

 

070513HIMEJI1stopkaisyosiki008.jpg八田雅弘:兵庫労働局長
「労働法令だけでは解決できない状況が発生してきている。倫理的対応が必要とされているが、働く人々が中心メンバーになった当センターの存在意義は大きい。協力を惜しまない」


 

 

山路鐵男:全労済兵庫県本部理事長 070513HIMEJI1stopkaisyosiki009.jpg
「福祉事業団体を代表してお祝い申し上げます。人々のニーズが大きく変化しつつある中で、われわれの運動も変わっていかなければ。当センターが地域生活のサポーターとして発展するよう期待します」






070513HIMEJI1stopkaisyosiki010.jpg池田志朗:兵庫県経営者協会会長
「壮大な企図のもとの発足し、ここの成否が全国の運動に影響する。心してサポートしていきたい。当県は政労使の信頼があつく、センターは労働界の各位が中心だが、われわれとしても姫路経協を中心に最大限のサポートをしていきたい」