ＮＥＷＳ
ストップ ザ 格差社会！ 均等待遇・公正配分へ反転！
連合兵庫２００７春季生活闘争要求実現総決起集会
◆連合兵庫は３月６日（火）午後６時から、神戸・東遊園地に構成組織組合員を中心に約２５００名をあつめ、２００７春季生活闘争要求実現総決起集会を開催しました。
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| 開会あいさつする小倉会長代理 |
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| 集会議長を勤めた松村神戸地協事務局長 |
◆集会は小倉会長代理の開会あいさつと司会で幕を開け、まず集会議長に神戸 地協の松村事務局長を選出しました。
◆そのあと、北条会長が主催者代表あいさつを、土肥事務局長代行が「春季生活闘争情勢報告」をおこない、「格差是正と
公正配分の実現」を強く訴え参加者の共感の拍手を浴びました。
そのあと、北条会長が主催者代表あいさつを、土肥事務局長代行が「春季生活闘争情勢報告」をおこない、「格差是正と公正配分の実現」を強く訴え参加者の共感の拍手を浴びました。
◆さらに大西神戸地協議長代理が「春季生活闘争必勝決議」を、高谷女性委員会委員長が「政治決戦必勝決議」をそれぞれ提案、参加者の拍手と歓声で採択されました。（会長あいさつ、事務局長代行報告、決議の内容は末尾に掲載）
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| 推薦候補者を代表して決意表明する辻民主党県連代表 |
◆「政治決戦必勝決議」を受けて、民主党の辻県連代表が連合兵庫推薦候補予定者を代表して、支援感謝と決意表明をおこない、参加者から熱い声援を送られました。
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| シュプレヒコールをリードする西風青年委委員長と青年委員会役員 |
◆青年委員会の西風委員長が「集会アピールシュプレヒコール」をおこなって会場を盛り上げ、最後に北条会長のリードで「ガンバロー」を三唱、それぞれの闘いの中で「格差是正と公正配分実現」に向けて総力を結集していくとの誓いを新た にしました。
◆集会終了後、全員で会場から三宮センタープラザ前までデモ行進をおこない、通行人やドライバーたちに連合の闘争方針・格差是正の主張をアピールしました。
◆また、３月８日に「国際女性デー」連合統一行動の一環として、連合兵庫女性委員会が三宮マルイデパート前で、携帯マイクで通行人などへ「国際女性デー。性差別の禁止。格差是正」を呼びかけ、趣旨をプリントしたティッシュペーパーを 配布しました。◆この女性委の行動には、民主党女性議員・候補予定者が応援に駆けつけました。
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| 国際女性デー連合統一行動として男女平等・格差是正を訴えて街頭活動する女性委メンバー |
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北条会長あいさつ
「この集会は「２０７春季生活闘争勝利・２００７政治決戦勝利！」「ストップ ザ 格差社会！ 均等待遇・公正配分へ反転させよう！」を合言葉に、重要段階を
迎えた今、あらためてしっかりと意思統一をするための集会です。
いま、とくに大企業は、従業員の人件費を減らす一方で、経営者の報酬と株主配当を２倍３倍と増やしています。政府は節操も秩序もない規制緩和にくわえ、派遣労働法の改悪を始め、労働法制の改悪をもくろんでいます。また、所得税の定率減税が全廃、国民には大増税を強いるもとで、法人税等は減税を定期するなど、政府は家計から財源をひねり出し、企業の負担軽減に回そうとしています。こうした状況を放置すれば、働き方と所得の格差、将来の希望に対する格差は広がるばかりです。労働者への配分を抑え込み、非正規社員の増加と、正社員に過長な時間外労働を強いる経営者の対応が、「労働の尊厳」を後退させ、「家計の疲弊」「格差社会の深刻化」を招いています。
わたしたちは日本の「労働」の未来のために、その基盤である雇用とワークルール、生活の改善を目指し、組織された労働者としての責任を自覚し、総力を結集して「春季生活闘争の勝利～労働分配率のひずみの是正」「政治決戦の年～政治を国民の目線への反転」この取り組みを本年度の最重要課題として掲げ、決意も新たに取り組むことを、本集会の名において誓い合いたい。
昨年を上回る賃金改善、パートタイム・契約・派遣労働者の均等待遇、労働時間短縮、時間外割増率の引き上げ、等々による「仕事と生活の調和の実現」。そして、この闘いが労働者全体へ波及していくよう最大の力を結集し、ヤマバに向けて大きなうねりを作り出していこう。
また、本年の統一地方選挙・参議院選挙は、そうした社会を軌道修正する重要な闘いであり、皆さんとともに、推薦決定した統一地方選挙候補者８５名、７月の参議院兵庫選挙区「辻やすひろ」、構成組織の民主党比例候補８名の完全勝利を期していこう。
全ての勤労者・生活者へ総力をあげてメッセージを発信し、本気で日本の真の再生へ頑張って良かったと言える闘いをつくりあげよう。
みなさん、頑張ろう！」
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情 勢 報 告
土肥事務局長代行
「０７春季生活闘争は、賃上げに関しては、平均賃金要求方式で７０８６円・２．７２％、一時金要求は年間５．３５ヶ月、夏２．７３ヶ月となっています。
時間外労働等の割増率の引き上げは、時間外３３．８%、休日労働４９．２％
の割増率を要求し、また、パート労働者の待遇改善に関しては、雇用形態などの働き方に関係なく全員に適用される労働条件、さらにはパート労働者の時間給改善要求等、労働分配率、格差是正・均等待遇等の諸課題を掲げたものとなっています。
いまこそ「反転攻勢」に向けて、積極的な情報の共有化と統一行動による力の結集を目指していかなければなりません。
現在までに、連合兵庫としては、昨年１２月１９日に兵庫労働局に対して「労働監督行政としての指導強化」を申し入れ、また本年２月１４日には兵庫県経営者協会との労使懇談会で春季生活闘争に関する申し入れをおこなってきました。さらに兵庫県へも申し入れをおこない、その結果、兵庫県から各経営者団体・関係労働行政に対して法遵守の要請がなされています。
今後は、３月中下旬、中小産別のヤマバに向けての激励オルグ、４月２日～１６日の間に各地区一斉の未解決組合激励行動をおこない、全体を押し包んでいく闘いを展開していきます。
２００７春季生活闘争における最大の課題は「格差是正・均等待遇実現・公正配分の実現」です。したがって、全従業員を対象とした最低賃金協定の締結、そして労働法制改悪阻止の意志結集は、なんとしてもやり遂げなければならないと考えています。
本年は、統一地方選挙・参議院選挙がおこなわれます。この選挙はなんとしても勝ち抜かなければなりません。そのため、春季生活闘争の勝利、未解決組合への激励行動と選挙闘争を固く結びつけ、全力で「反転攻勢」を実現していかなければなりません。」
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統一地方選挙・参議院選挙必勝決議
提案者 高谷女性委員会委員長
今、私たちを取り巻く社会現状は、真の改革には、ほど遠い構造改革が行われ、平成の自治体大合併をはじ め名ばかりの地方分権が進められている。地域社会の暮らしの安全・安心は、次の時代への
活力の源であり、社会福祉とりわけ医療・介護・次世代育成など地方自治体の果たすべき役割は益々大きくなっている。この第16回統一地方選挙は、地域社会の活力を生み出すために、これまで以上に重要な選挙と言える。
また、国政において連合の政策を実現し、働く人々のための制度改正を実現するために、民主党を中心とした政権交代が必要である。夏の第21回参議院選挙において与野党の逆転を実現し、政権交代への確実な一歩を踏みださなければならない。
私たちは、2007春季生活闘争において、地域での政策制度での取り組みをより一層強化し、第16回統一地方選挙において連合兵庫の推薦する候補者全員の当選を果たすため、連合兵庫の構成組織・加盟組合と地域協議会の総力をあげる。
その上に立ち、夏の第21回参議院選挙では兵庫県選挙区と比例代表選挙の推薦候補者の必勝を果たさなければならない。
私たち組織された労働者一人ひとりが意識をもって、社会を、政治を、変えていくことをここに宣言する。
2007年3月6日
日本労働組合総連合会兵庫県連合会
２００7春季生活闘争･要求実現総決起集会
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連合兵庫2007春季生活闘争必勝決議
提案者 大西神戸地協議長代理
われわれは、２００７春季生活闘争において、全構成組織・加盟組合･地域協議会の総力を結集し、生活の維持・向上、社会的分配の歪みを正し、公正･安心の社会へ反転させる闘いを開始した。
この闘いで経営側に偏った分配を労働側に引き戻し、8年連続の勤労者の
家計の可処分所得の減少に歯止めをかけ、中小企業･地場労働者の格差縮小、パート労働者・契約・派遣等の待遇改善を通じ社会的なワークルールを確立し、所得や働き方の二極化と格差拡大を阻止しなければならない。
春季生活闘争において月例賃金の改善を最優先し、昨年を上回る賃金改善を勝ち取り、格差是正と均等待遇の実現を目指すとともに、働き方の見直し、長時間労働の是正と仕事と生活の調和を図るために、労働関係法制の改悪を阻止し、組織をあげて、『すべての働くもののためのワークルール』の実現をめざさなければならない。
われわれは、安心して働き暮らせる社会を実現するため、不公平税制の是正と信頼できる社会保障制度の確立と行き過ぎた規制緩和による社会構造の歪みの改善に向け、組織の総力をあげて闘わなければならない。
連合兵庫は、組織された労働者としてその役割と責任をはたすため、本日２００7春季生活闘争･要求実現総決起集会を開催した。
まじめに働く者がむくわれる公正な社会を実現し、『STOP！THE格差社会！均等待遇・公正配分へ反転させよう！』をメインスローガンにすべての労働者と闘いを進め、２００7春季生活闘争に勝利することを決議する。
2007年3月6日
日本労働組合総連合会兵庫県連合会
２００7春季生活闘争･要求実現総決起集会
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